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2006年01月04日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、新年早々あれですが、
時計の針を昨年10月まで戻します。(苦笑)

「かみぽこの研究生活」というのは、
このブログ・メルマガの中で
本来コアであるはずのシリーズなのだが
あんまり進んでいない。(苦笑)

いや、私も自覚はあって

「これからは研究生活を中心に書いていく」

と何度となく書いていて、
その度に掲示板などに

「期待してます!」
「楽しみにしてます!」

と、メッセージをいただいたりしたのだが、
そのまま何も書かないで
ほってけぼりになる、
の繰り返しだった。(苦笑)

昨年書いたのは、
博士論文の締め切り延長したことと、
実は日本に一時帰国して
インタビューをやったと
いうことだった。

今日はその続きなのだけれども、

「新しい指導教官」

ということでいきます。

指導教官については
1人はこのブログ・メルマガに
いつも登場しておなじみの
ドン・キーン博士がいるが、
もう1人は「留学回想録」の方では
お馴染みのソフィア・デラ=ロッサ博士
である。

「留学回想録」で書いている通り、
ソフィアには修士課程の時代に
研究者としての基礎を
徹底的に鍛えられていて、
まだ書いてないけど、

この後私を博士課程まで
導いてくださったわけだが、
博士課程になるやいなや、
彼女は「イタリア政党政治研究プロジェクト」の
チーフになって長期出張に出てしまった。

それでほとんどこれまで
私はほってけぼりにされてたわけだが、
ついにこの9月、
他の大学に移ってしまった。

はは、はははは。
とほほほ。。。(涙)

ということで、
これまで指導教官問題については
私から散々状況説明を受けていながら
腰が重かった学部側も、
さすがにソフィアが転勤したという
事態を受けて動き出した。

実際にはドン・キーンが
学部の指示を受けて
私の指導教官を引き受けることが
可能な先生に交渉するという形で
指導教官選びが行われた。

10月になってドン・キーンから
メールが来た。

「かみぽこ。

新しい2人目の指導教官が、
『経済学部』と『グローバル政治経済研究所』所属の

じゃんるか・ぐりまるだ博士

に決まった。
きっと我々のプロジェクトの
理論面を強力にサポートしてくれるだろう。

彼は君のペーパーをすでに読んでいて、
指導できることを喜んでいる。

『グローバル政治経済研究所』のシュワルツ所長にも
じゃんるかが君の指導教官を務めることに
快諾を得た。

早速、じゃんるかを交えて我々3人で
ファースト・ミーティングをしなければならない。
私のほうで時間を段取りする。

そのミーティングの前に
君から直接じゃんるかに連絡を取って、
会ってきてもいいよ。」

なるほど。。。

じゃんるか、ねえ。
またイタリア人か。(苦笑)
今度は男だけど。。。

ヒラの研究員だから
まだ若いみたいだね。

ということで、
ドンの勧めもあったので、
早速じゃんるかにメールを入れて
面会を求めた。

じゃんるかとアポイントが取れて、
彼の研究室に行くと、
まだ彼は研究室に来ていなかった。

と、そこへ“黄昏ぶらざ~ずV3”
O田ちゃんがやってきた。
じゃんるかの研究室は経済学部にあるので
O田ちゃんの研究室の近くだったんだね。

O田「こんなことで何やってんですか」

かみぽこ「いや、じゃんるかが俺の新しい
指導教官になったんで挨拶に来た。」

O田「へえ」

かみぽこ「じゃんるかって知ってる?」

O田「ええ。僕が修士課程だった時に、
彼はセミナーチューターだったから。」

かみぽこ「へえ、O田ちゃんを教えてたんだ。」

そんな会話をしていると、
じゃんるかがやってきた。

イタリアの田舎もんって感じの
ひげづらの兄ちゃんだった。

部屋に入るや否や
じゃんるかは機関銃のように
話し始めた。(笑)

彼の専門は欧州労組の合理的行動と
政治制度の関係みたいなことで
日本の官僚行動と制度の関係みたいな
私の研究はとても興味あるとのことを
機関銃のように熱心にまくし立てたのだった。

ありがたいことだね。。。(涙)

いや、あれですよ。
これまで私は明るく元気に
やってきましたよ。

でもね、やっぱり
指導教官が長期出張に出てしまって
その後任がなかなか決まらない。

つまり、私の研究に興味を持つ
先生がなかなかいない、
私の研究はうちの学部の
主流ではないという
疎外感はあったからね。

私はじゃんるかに自己紹介をして、
3年間のソフィア不在の状況を説明して
自分の研究の問題点を3つ挙げた。
(その3つというのは、
一応企業秘密ね=苦笑)

あと、11月15日までに、
博士論文の最初の章の
草稿を書き上げて提出することを言った。
(これはその後、予定通り
11月15日に提出しましたよ=笑)

じゃんるかは言った。

「英語のプルーフリーディングはしないで
提出してくれていいよ。

僕はイタリア人だ。
君と同じ困難を抱えている。
英語が母国語でないという困難だ。

だから、多少英語が粗くても
僕は理解できるし気にならない。

書き上がったものは
早め早めにチェックしていったほうがいいから
英語のことは気にしないで
早めに提出してくれ。」

私は「ありがとう」と言って
部屋を出た。

ええ兄ちゃんじゃん、
と思った。

さて、我らがチームも
新たにじゃんるかを迎え
最後の1年間をスタートすることと
なったわけですが
この続きはいつ書くかわかりませんが
できるだけ間を空けないで
書きたいと思ってます。(苦笑)

それでは、またね。





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最終更新日  2006年01月05日 00時17分39秒



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