かみぽこぽこ。

さて、「稲本潤一はご近所様♪」ですよ～。（苦笑）

先日書いた、

「バーミンガム・シティVS
ウェスト・ブロミッチ・アルビオン（WBA）」

だけれども、
ちょっと書き残したことが
あったと思うので
書いておきたい。

それはね、
試合が終わった時の
ことなんだけどね。

私の左右に座っていた
老夫婦と「でいびっどさん」の
落胆振りたるや
すごかった。。。

そりゃそうだ。

前回も書いたように、
現在プレミアシップの順位は
WBA17位、バーミンガム18位。
18位から下部リーグ降格である。

そんなギリギリの状況で
ホームゲームを引き分けてしまった
わけだからね。。。

もう、がっかりなわけだ。

老夫婦やでいびっどさんだけでなく
私が座ったメインスタンドは
ほとんどがバーミンガムサポーターである。

試合が終わって出口に向かって
肩を落としてゾロゾロと歩く姿は

どよどよどよどよおおおおお。。。。

としていて、まさに

「葬送行進曲」

がピッタリだった。

ダーン♪　ダーダダーン♪
ダーダ♪　ダーダダーダダーン♪

って奴だね。（苦笑）

でもさあ、彼らを見てるとね
やっぱり悪いことしたなあ、と
思ったんだよね。

心の中で
ＷＢＡと稲本君を
応援していたことをね。

ハーフタイムの時にね、
こんなことがあったんだよね。

私の隣に座っていたおじいさんがね、
なにやら古ぼけた雑誌のようなものを
取り出して周りの人たちに
うれしそうに見せてたんだよね。

それは多分1950年代くらいの
サッカー雑誌みたいで、

「バーミンガム・シティVS
マンチェスター・ユナイテッド」

かなんかの特集記事が
載ってたんだよね。

周りの人たちも
そこへ集まってきていて、
なにやら楽しそうに話していた。

でも、正直何を言っているのかは
さっぱりわからなかったけど。。。（苦笑）
バーミンガムって
なまりがキツイんでね、

バーミンガムの人に言わせると、
私が住んでる「おらが街」こそ
さっぱりわからないらしいけど。。。（苦笑）

その楽しそうな輪の中に
でいびっどさんも入って
いっしょに笑っていた。

ハーフタイムまでは
もう目なんか完全に
いっちゃってたのにね。。。（笑）

なんか自分ひとりだけが
蚊帳の外だったね。
仕方のないことだけど。

まあ、彼らのとっては、
バーミンガム・シティというチームが
彼らの人生そのものなんだろうな。

だから、チームが勝った時は
心の底から喜び、
負けた時は心の底から悲しめる。

それに対して私は、
そもそも心の中で
バーミンガムを応援しないで
ＷＢＡを応援していたと
いうのは別にしても、
そのＷＢＡにしたって、
たまたま稲本君がいるから
応援してるだけの話で、
ほんとのところ、
稲本君が出場して活躍さえすれば
ＷＢＡが勝とうと負けようと
どうでもいいというところだ。

ＷＢＡというチーム
そのものについてもね、
私は、こんないつもいつも
降格争いではどうしようもない、
稲本君ももっといいチームに
早く移籍しなきゃと思っている。

けど、サポーターの人にしてみればね、
ＷＢＡやバーミンガムは
イングランドじゅうの街々の
何百もあるサッカーチームの中で
わずか20チームしかない
プレミアのチームであって
それをサポートできることは
すごい誇りなんだよね。

そんなこんなの
私とサポーターの意識の違いを
強く感じさせられた
戦い終わっての
出口までの道だった。

まあ、かと言って

「ＷＢＡの真のサポーターたるべく
チームを心から愛し。。。」

と、ならなきゃいかんとは、
私は全く思わないけどね。
そんなの無理なことだし、
こういうのはファッションで
やるものじゃないと思ったしね。

自分は、稲本君がＷＢＡに
たまたま所属したという縁で、
稲本君が活躍したらいいなあと願いつつ
ＷＢＡのサポーターの末席に
混ぜてもらっている。

そんな程度の淡々とした意識で
楽しめばいいんじゃないかなあ、
と思いましたけどね。

戦い終わって、
こんなことを考えました。

それじゃ、今日はマンＵ戦ですね。
がんばって行ってきます！

それでは、またね。


バーミンガム・シティのマスコット。


ウェスト・ブロミッチ・アルビオンのマスコット。

Ｐ．Ｓ．ちなみにこのＷＢＡのマスコット、
ハーフタイム中に余興でＦＫをポンポンと
ゴールに向けて蹴ってたけど、
ほとんどゴールの枠を捉えて
ものすごく上手でした。（笑）

昔、阪急ブレーブスの
ブレービー君ってマスコットに
巨人のドラフト1位だった
島野さんが入っていましたが、
このＷＢＡのマスコットの人も
昔は名のある選手だったかも
しれないですね。