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2006年05月31日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
いや、「(笑)マーク」
つけちゃったけどさ、
これはまじめに言ってんのよ。(苦笑)

うひょひょ。。。
(やっとこれ使えて
ちびっとだけ
うれしかったりする。。。=苦笑)

親分が総裁候補となるとね、
さすがに若手・中堅は
勝手には動けなくなる。
安易に親分をほってけぼりにして
親分が惨敗して
地獄に落ちてしまったら、
役職をもらえるどころの
話ではなくなるからだ。

親分の政治生命が終わったような
派閥の若手なんて、
いくら総裁選で投票してくれたからって
相手なんてしないよ。
役職なんて与えないって。

ということで、
親分が総裁選出馬という
お家の一大事になったら
若手・中堅は個人で
勝ち馬に乗っている場合では
なくなってしまうわけだ。

こういう若手・中堅を抑えて
派閥を引き締めるという
意味での総裁選出馬というのは
これまでも割に多い。

98年に小渕総裁が誕生した総裁選で
小泉さんが出馬したケースが
実はこれに当てはまる。

この総裁選で清和会(当時は三塚派)は
前回のエントリーで触れた
亀ちゃん一派の不穏な動きなどもあり
総裁選に誰か立候補しなければ、
小渕、梶山両候補からの票集めの攻勢で
草刈り場にされてしまう危機にあった。

小泉さんの出馬というのは
それを防ぎ清和会を守るという
意味があった。

だから、この時清和会内部では
森さんの出馬も同時に検討されたが、
森さんは派のプリンスだったから(苦笑)
出馬は見送られたわけだ。

ただ、この「総裁選出馬」というのは、
幹部議員にとっては
派閥を守るという以上の意味がある。
それ以上に、

「総裁候補」

という金看板を
手に入れることができるという
重要な意味があるのだ。

私は総裁選をめぐる議論で
本当に大事なことが
思い切り抜け落ちているなあと
つくづく思うのが
これなんだよね。

「あの人は勝てないから総裁選に出ない。」
「この人はポスト小泉ではないから
総裁選には出ない。」

こういう議論が多いけれど、
そんなにはシンプルではないと思うよ。(苦笑)

総裁選ってのはね、
たとえ勝てなくても
出馬する意味があるんだよね。

繰り返すけど、
なによりもまず

「総裁候補」

と呼ばれることになることの
重要性である。

自民党には400人くらい議員がいて、
誰でもが総裁候補になれるわけではない。

総裁選に立候補するには
まずもって20人の推薦人を
確保する必要がある。

1人の政治家が
ここまで行くのは
実は大変よ。(苦笑)

中小派閥の政治家の場合、
20人を集めるには
他派閥とも交渉しなければならない。

大派閥の政治家の場合には、
その派閥内でライバルが多いわけだから
人望や実力ともに派閥のリーダーに値すると
認められるまでが大変だ。

総裁選に出馬するというのは、
実は大変なことである。
実際、自民党にあれだけ多くの議員がいて

「総裁候補」

になった政治家はほんとに少ない。
自民党の総裁候補というのは、
イコール総理候補でもあるから、
政治家として一流だという
お墨付きを得るようなものである。

たとえ総裁選に敗れても、
その後永田町で影響力を増していく
ケースも多々ある。
(これは、まあもちろん
負け方によるんだけど、
それは後ほど書くので。。。=苦笑)

これはかつてで言えば
1991年の総裁選を
先に取り上げた渡辺ミッチーさんと
宮沢喜一さん、三塚博さんが戦った際に、
竹下派の支持を得た宮沢さんの勝利は
選挙をやる前から決まっていたようなもんだったが、
常に率直にほんとのことを言うミッチーさんは

「この選挙で2位になっておかなければ」

と訴えて、三塚さんとの
激しい2位争いを制した。
普通、こういう時は勝ち目がなくても
「私が総裁になったら」と
演説するもんなのにね。。。(苦笑)

しかし、この総裁選後
宮沢内閣でミッチーさんは
副総理兼外相として入閣。

次の総理・総裁として
事実上認知された。
残念ながらその後病気がちになり
また、自民党自体が
政権から転落してしまって
総理になることはできなかったが。。。

また、近年では
麻生太郎さんが好例だろうね。

5年前の総裁選、
麻生さんは勝利の可能性自体は
ゼロの状況で出馬したが、
その後、自民党政調会長、
総務相、外相と歴任して、
世論調査はともかくとして(苦笑)
自民党の次期リーダーとして
完全に認知された。

この総裁選出馬がなかったら、
これほどトントン拍子にいったかどうか。。。

さらに言えば、
先ほどの小泉さんについても、
あの98年の総裁選では
小泉さんは3位に敗れるわけだが、
田中真紀子さんが小泉さんのことを

「変人」

と、最初に名づけたのは
実はこの総裁選の時であり、

「自民党が絶体絶命の時は小泉」

という強烈なイメージを
残すことに成功した。
それが2001年の総裁選での
地滑り的大勝利の伏線になった。

要するに、たとえ勝ち目がなくても
ポスト小泉自体でもなくても
総裁選に立候補する意味はあるのであり、
私はいわゆる「麻垣康三」以外にも
水面下で立候補を検討している人は
意外に多いんじゃないかと思っているわけだ。

ポスト小泉自体ではなくても
総裁選立候補を検討していると
パッと思いつくところでは、
中川昭一さんと額賀福志郎さんだよね。

ともに自民党の有力幹部だけど
ポスト小泉ではない。
しかし今回の総裁選、
彼らは出馬を検討している
可能性は高い。

中川昭さんの場合、
伊吹派(33人)所属。
元々この派閥のリーダーはご存知、
亀ちゃんと平沼さんだったわけで
この2人が郵政総選挙後に抜けて、
伊吹文明さんが暫定的に(多分=苦笑)
派閥の領袖となっている。

中川昭さんは元々、
亀ちゃんや平沼さんを
総裁候補として担いだ後を
考えていたと思うのだけれども、
「ポスト小泉の次」を狙うためにも
派閥の次期後継者としての
地位を固めるためにも、
今回立候補して

「総裁候補」

という箔を付けたいと考えるのは
極めて自然なことのように思える。

伊吹派としても今回は
総裁候補を出したいかもしれない。

繰り返すが、
昨年の郵政総選挙でこの派閥は
亀ちゃんと平沼さんという
リーダーを2人同時に失った。
「抵抗勢力」のレッテルもべったりで
選挙後の新人の勧誘もままならなかった。

こういう時は総裁選で
草刈り場にされやすい。

なんとしてもそれを防ぎ、
派閥として若い次期総裁候補を持つことで
反転攻勢としたいと考えるのは
極めて自然だろう。

次に、額賀さん。

額賀さんについてはね、
このエントリーを準備している時に
総裁選出馬検討の報道が出てしまった。(苦笑)

あははは。。。

だから、多少ね
後だしジャンケンっぽいけど、(苦笑)
なんで額賀さんが総裁選に出るの?
ってことを説明するんだってことで
許してね。(笑)

まあ、額賀さんについては、
昨年11月のエントリーで
触れていたのだけれども、
要は、額賀さんは元々
スキャンダルに巻き込まれた後
基地問題などで裏方として
汗をかいてきて、
昨年11月の小泉内閣改造で
防衛庁長官として入閣したわけだ。
(2005年11月1日
小泉内閣改造を読む(3):政敵は閣内に、忠臣は党に。

私はこの人事について、
郵政総選挙ですっかり弱体化した
旧橋本派(のちに津島派)の
次期リーダーは額賀さんだと
小泉さんが決めたようなものだと
指摘したんだね。

その額賀さんはこの1年、
難しい米軍基地問題に
取り組んできたわけだけれども、
まあ、その実績も踏まえて
津島派の次期リーダー
そして「ポスト小泉の次」を
狙っていくためにも
総裁選出馬は当然考えるだろう。

額賀さんのいる津島派ってのは、
なんだかジミ~な存在になっているけど
実はなんと72人もいる
堂々たる自民党内第2勢力である。

清和会が90人ということだから、
これはやりようによっては
総裁選に勝っても
全然おかしくない人数なのである。





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最終更新日  2006年06月01日 03時12分46秒



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