かみぽこぽこ。

さて、「でぃびっど・かみぽこの
イングランド代表戦記」ですよお♪

W杯もいよいよベスト１６！

「イングランドVSエクアドル」

さあっ！今日も気合は入っとるでえっ！！


（「大英帝国万歳」）

どやっ！今日も
たくましい二の腕のタトゥー
決まっとるやろ？
（これも実はマジックで書いただけ。＝苦笑）



かみぽこカーも恒例の（？）
セント・ジェームス旗掲揚で
気合は入っとるでえっ！！



街のパブも旗だらけで
気合入っとるでえっ！！！

ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ
どりゃあああああああああああああああああっ

。。。失礼しました。（苦笑）

ということで今日は、
近所の時計台村のパブに行って、
たくさんの「でぃびっどさん」たちと
イングランドを応援してきました。



試合開始1時間前から
こんな状態です。

イングランド代表戦と音楽って
ほんとに切っても切り離せない。

試合開始1時間前なのに、
様々なサポーター・ソングが
パブの中に流れていて、
「でいびっどさん」たちは
老若男女問わずみんなで
歌っていた。

スヴェ～ン♪　スヴェ～ン♪　スヴェ～ン♪　　
ゴラ～ン♪　エリクソ～ン♪
（スヴェン＝ゴラン・エリクソン監督の唄？＝苦笑）

とか、このコーナーのテーマソングでもある
お馴染み「スリー・ライオンズ」

ふっとぼ～る♪　いず♪　かみん♪　ほ～む♪
いっつ♪　か～みん♪　ほ～む♪
いっつ♪　か～みん♪　ほ～む♪
いっつ♪　か～みん♪　

とか、試合がまだ始まってないのに
「大脱走」とかね。（苦笑）

ちゃら♪　ちゃらららら♪　
ちゃらら♪　らららららら♪
ちゃらららら♪　ちゃらららら♪
ちゃらら♪　らら♪　らら♪

いんぐら～んどっ！

ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ
どりゃあああああああああああああああああっ

。。。失礼しました。
まだ試合前です。（苦笑）

ということで大騒ぎの中
試合開始の時間へ。

まずは国歌斉唱！

ジャララララララララララララララララ♪

ご～っど♪　せ～ぶ♪　あ～♪
ぐれ～いしゃす♪　くい～ん♪

ろ～んぐ♪　り～ぶ♪　あ～♪
の～ぶ♪　くい～ん♪

ご～っど♪　せ～ぶ♪　ざ～♪　くい～ん♪

ちゃららら♪

せ～んど♪　は～♪　びっくと～りあ～す♪
はっぴ～♪　あ～ん♪　ぐろ～りあ～す♪

ろ～んぐ♪　とう～♪　れ～ん♪　お～ばら～す♪

ご～っど♪　せ～ぶ♪　ざ～♪　くい～ん♪

ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ！
どりゃあああああああああああああああああああああっ！

失礼しました。。。（苦笑）

それでは、我がイングランド代表の
スターティングラインナップ！

GK　　１　ポール・ロビンソン
DF　　３　アシュリー・コール
　　　５　リオ・ファーディナンド
　　　６　ジョン・テリー
　　１６　オーウェン・ハーグリーヴス
MF　　４　スティーブン・ジェラード
　　　７　ディビッド・ベッカム（主将）
　　　８　フランク・ランパード
　　１１　ジョー・コール
　　１８　マイケル・キャリック
FW　　９　ウェイン・ルーニー

エリクソン監督は予選リーグとは
スタメンを変えてきた。

ルーニーの1トップにして
ジェラードを前に出して
守備的MFにW杯初登場の
キャリックを起用する布陣は、
いよいよ強豪との対戦となる
決勝トーナメント用の布陣と言える。

しかし、前半は相変わらず
イングランドは中盤を支配するも
ゴール前での詰めが甘い。。。

私は思うんだけど、
イングランドは勝負に出る
縦パスを出すのが早すぎる気がする。

遠い位置からフィニッシュしようとするから
シュートの精度が悪くなるように思う。

縦パスを前線に通したくなるのを
少しだけ我慢してボールキープを続けて
気持ち2、3歩でも前に進んでから
縦パスを出したら、
シュートの精度は相当に上がると
思われるんだけど、
これは素人考えだろうか。（苦笑）

戦術に詳しい人、教えてください。（笑）

それで、これも相変わらず
危ない場面があった。

エクアドルのFWが抜け出し
ペナルティエリア内で
GKのロビンソンと1対1に。

シュート！

ひええええええええええええええええええっ

っと思った瞬間に、
アシュリー・コールが
猛ダッシュでやってきて
チャージ！！

バコッ！！

シュートがアシュリーの脚に当たって、
微妙にコースが変わって
ゴールポストにガーンと当たった。

ほっ。。。

TVの実況が言う。

「ポール・ロビンソンは
本当にラッキーな男だ。」

まったく。。。（苦笑）

今大会、何度となく
ゴール前で相手にフリーになられて
どうしようもない時に
シュートがゴールポストに
直撃して救われる場面がある。

ほんとにただの
ラッキーでしかないのだが。。。（苦笑）

ロビンソンはどっしり構えて
シュートを受ける時はいいのだが、
飛び出したりとかのタイミングは
危なっかしくてしょうがない。

川口君がほしいね。。。（苦笑）

ただ、この試合は
こういう危ない場面は
これ１つだけ。

間違いなく試合ごとに減ってきてし、
ディフェンスは安定してきている。

０－０で前半終了し、後半へ。

そして、誰もが心配していた。

暑さに弱いイングランド。
パラグアイ戦の後半、
バテバテになった悪夢がよみがえる。

この日のピッチは
なんと36度だと伝えられていた。

しかも相手は南米勢。。。

ひえええええええええええええええええええっ
こわいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ

このままでは、
負けてまうがなあ。
どないしょおおおおおおおおおおおおおおおっ

。。。失礼しました。(苦笑)

後半も一進一退が続いていたが、
60分。

イングランドがフリーキックを得た。
しかも、左45度、
ゴールまでの距離約25メートル。
ベッカムが最も得意とする場所で。。。

ベッカムの顔がスクリーンに
大写しになる。



（狙ってる。これは本気で狙ってる。。。）

これまでは蹴る前に

「誰に合わせようか」

みたいに
キョロキョロしていた
ベッカムだったが、
この時ばかりは違った。

これまでに観た事がないような
ベッカムの鋭い目は
明らかにゴールしか狙ってなかった。


そして、出たっ！



「スーパー・ウルトラ・ベッカム・スペシャル！！」

ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
るううううううううううううううううううううううううっ



ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ
どりゃああああああああああああああああああああああっ

「女・でいびっどさん」たちも



きゃあああああああああああああああああああああああっ



お・ディビッド・お・ベッカム様
命じゃああああああああああああああああああああああっ



ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ
どりゃああああああああああああああああああああああっ



ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ
どりゃああああああああああああああああああああああっ

。。。失礼しました。（苦笑）

ベッカムの右足から
放たれたフリー・キックは
ゴールの右隅のそのまた右隅、
ここだけは絶対に
キーパーの手が届かないところに
吸い込まれた。



１－０。

その後、イングランドの動きは
まるで別のチームのようによくなった。

暑さに参ったパラグアイ戦が
まるで嘘だったかのように、
猛暑の中でイングランドは躍動した。

やはりバテたりするのは
精神的な要素が大きいのだろう。

逆に、暑さに強いはずのエクアドルが
失点後にがっくりと運動量が落ちた。

ルーニーの重戦車ドリブルも復活した。（笑）



故障から復帰して
試合ごとによくなっている。
いまだゴールはないけれど、
だからこそいまだ炸裂しない
ランパードのミサイル・ミドルとともに
準々決勝以降の楽しみだと
いうことにしておこう。

いずれ炸裂するものは
肝心な時に炸裂してもらった
ほうがいいからね。（笑）

さて、試合も終盤になり、
スタジアムとパブが一体となって（？）
「大脱走」の大合唱である。



ちゃら♪　ちゃらららら♪　
ちゃらら♪　らららららら♪
ちゃらららら♪　ちゃらららら♪
ちゃらら♪　らら♪　らら♪

いんぐら～んどっ！

その甲斐もあって
見事１－０で逃げ切り成功！

イングランド、
準々決勝へ進出決定。

それにしてもね、
さっき、ベッカムがゴール決めて
ルーニーと抱き合ってる
写真を載せたけど、
これ裏話があってね。

試合前日、ルーニーがベッカムに
面と向かってこんなことを言ったそうだ。

「あんた、フリー・キックへたくそやな。
ちっとも入らへんやないか。」

２０歳の若造が、
天下のイングランド代表主将に
面と向かってね。。。（苦笑）

それでベッカムはゴールを決めた時、

「どうだ、見たかっ！」

と、満面の笑みで誰よりもまず
ルーニーに近寄って
抱き合ったということだ。

日本で２０歳の若造が
こんなこと言ったら
大変なことになるよね。（笑）

ちょっと思ったんだけど
これって英国のね、
敬語のない上下関係のない
フラットな人間関係が
なせる業だよね。

イングランドから、
オーウェン、ルーニー、
ダウニング、レノン、
そしてウォルコットと
次々とワンダーボーイが
出現する理由の１つは
ここにあるのかもね。

日本も天才を作りたいなら、
考えにゃならんことかもね。

それでは、またね。