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2006年10月24日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「かみぽこ政治学」です。

あれですよね。
「かみぽこ政治学」は
一応自分の中では

「自民党の政局分析」と
「民主党への愛ある毒舌」の

二本柱で成り立っているつもりなんだけど(苦笑)
まあ民主党については
衆院補選2連敗という結果だけど、
たかだか目先の選挙1つ2つのことでね
どーのこーのみたいな、
小さな話を書くつもりはない。

もっと事の本質的な話を
後日しっかり書くつもりなんでね。

それで今日は何かというと、
事の本質論とは
はるかにかけ離れた話
なんだけどね(苦笑)

「町村派誕生とはなんなのか」

ということで
いきたいと思う。

まずはこの記事だね。
---------------------------------------------------------------------------
自民党森派会長の森喜朗元首相は19日、
同派総会で会長辞任を表明、
後任に事務総長の町村信孝前外相が就き
「町村派」に衣替えした。

派閥領袖が首相候補となる図式はすでに崩壊しているが、
首相経験者として最大派閥の長を務めてきた森氏の辞任で、
自民党内で派閥が占める役割の低下は
一層、加速するとみられる。

同派には町村氏とライバル関係にある
中川秀直幹事長らの存在もある
。事実上の総裁派閥だけに、
派内運営がスムーズにいくかは今後、
安倍政権の基盤にも影響しそうだ。

総会で森氏は

「新しい清和会(森派)への飛躍を目指さないとならない。
今は『絶頂期』だが、それに甘えてはいけない」

と強調。会長に指名された町村氏は

「安倍政権をしっかり支えなければならない」

とあいさつ。
森氏に名誉会長などへの就任を
要請する考えを記者団に示した。

森氏は98年12月に故三塚博元蔵相から
三塚派を継承し森派会長に就任。
00年4月の首相就任を機に会長を一時、
小泉純一郎前首相に譲ったが、
01年の小泉内閣誕生とともに会長に復帰した。

当初、派内では森氏続投を求める声が大勢だったが、
森氏は先週から積極的に派内の根回しに動いた。
今月11日に町村氏と会談し会長就任を要請。
16日に福田康夫元官房長官とも会い

「せめて来夏の参院選まで会長を続けてほしい」

とする福田氏の要請をはねつけた。
17日夜に中山成彬元文部科学相や
杉浦正健前法相ら当選6回の幹部クラスと会食。
テーブルをこぶしでたたきつつ

「気持ちは絶対に変わらない」

と強調、流れを作った。
これまでも会長辞意をたびたび漏らしていたが、
安倍政権発足を区切りにしたい思いは強かったようだ。

ただ、党内には町村氏の派内掌握を疑問視する見方もある。
森氏は総会で

「誰を(総裁候補として)育てていけばいいのか、
そういうことを考えずに前進はない」

とも述べ、町村氏を総裁候補として育成する考えを示した。
しかし、参院津島派幹部は

「参院森派は全員が森系。町村系というのはいない」

と述べ、森氏の指導力が今後も必要と指摘する。

そのうえ、派内では幹事長に就任した
中川氏の影響力も増している。
形式上、幹事長就任に伴い同派を離脱した同氏だが、
17日夜には同派新人議員を集めて

「別に、派閥会長がそのまま総裁候補になる時代ではない。
私もいずれ派に帰る。その時は私が君らの面倒をみる」

と語った。
(毎日新聞)
---------------------------------------------------------------------------

うん。。。

ちょっと記事が長くて
申し訳ないのだけれども(苦笑)
やっぱりこの人出てきたね。

「ポスト安倍を一番狙ってる人は
総裁選に出馬せず静かにしていた人」

と、8月の時点で書いたけれども、
その時はピンとこない方も
多かったと思うけれども、
やっぱりこの人は出てきたでしょ?(苦笑)
(2006年8月26日
「総裁候補の看板」を誰も得ようとしなかったわけ:「ポスト安倍」と「新・キングメーカー」の動きとは。

まあ、安倍政権が誕生して
まだ1ヶ月もたたないのに、
もう「ポスト安倍」なんて話をしても
気が早すぎるかもしれないし、
政治は一寸先は闇ではあるけれども、
やっぱり政治家の行動を考える時には
「ポスト(役職)」のことを
考えることが重要なのでね。

たまにはお品のいいこと(?)も
言わないといけないと
思うんだけれども、(苦笑)
政治学ではダウンズという
えらいさんが1950年代に

「政治家はなんのために行動するのか」

と考え始めて以来、
これがずっと
重要な研究テーマの1つに
なっているけれども、
これまでの研究では大体

「陣笠代議士の頃は次の選挙に勝つために行動する」
「幹部クラスになると、よりよい役職を得るために行動する」

ということが主張されている。

だから、首相の座を狙うような政治家は、
一寸先が闇の政界を渡っていくために
臨機応変に行動を変えながらも
この行動の根底には常に

「首相の座に近づくには」

ということがあるものだと
いうことだよね。

だから、この

「町村派誕生」

というニュースも
当然そういう観点から
見ることになるし、
今後も「ポスト安倍」は
政局分析の重要なポイントに
なると思います。

ということで
本題に入りたいのだけど、
この町村派誕生劇において
なによりも気になるのは、
森喜朗さんの動きなんだよね。

今回、町村さんへの派閥継承は
森さんがとにかく

「俺はもう派閥会長を辞める。
辞めるといったら辞めるんだ!」

というような勢いで、
えらい一生懸命に
動き回ったみたいなんだよね。

でもね、以前どこかで書いたように、
森さんと町村さんって
実はあんまり人間関係が
よろしくないところがある。

そのせいか、町村さんは
清和会内では人望がないと
言われることもあるようだ。

上のニュースにも、
微妙にそんなことを
匂わしているよね。

ただ、町村さんは
そんな人望の問題は別にして
「派閥の領袖」になるにふさわしい
立派な経歴を着実に積み上げてきており、
それには小泉さんと非常に近く
また財務省の信頼も厚い
「塩爺」こと塩川正十郎さんを
後見人としていることが大きいと
以前書いたね。

つまり、今回、
森さんとは微妙な距離感があり、
小泉さんに近い派閥の長老を
後見人としている人を
自らの後継者にするために
森さんは猛烈に動いたと
いうことになるわけでね。

「テーブルをこぶしでたたきつつ
『気持ちは絶対に変わらない』
と強調、流れを作った。」

というんだから、
これはやっぱりおかしいよね。

しかし、そこはホレ、

「ミモレ・森さん」

として一世を風靡した
千両役者の森さんだからね。(笑)

ただ、「辞めたいから辞めた」
というのではないね。

それでは、後編へ。





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最終更新日  2006年10月24日 10時02分04秒



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