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2006年11月08日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「かみぽこ政治学」です。
今日はこの記事からだね。

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小泉純一郎前首相は7日、
自民党「日本夢づくり道場」のあいさつで、
昨年初当選した衆院議員61人に対して

「政治家は使い捨てにされることを
覚悟しなければならない。甘えちゃだめだ」

と述べた。
自民党執行部が進める
郵政造反組の復党を容認し、
復党に反発する新人議員に
党内を混乱させないよう
クギを刺した発言とみられる。

小泉氏は「参院選に負けるぞ」と語るなど、
早期復党に異論を唱えていただけに
新人議員は衝撃を受けた様子。
杉村太蔵衆院議員は記者団に

「使い捨てされないように頑張る」

と語った。
(毎日新聞)
------------------------------------------------------------------------

うん。。。

あれだよね、
郵政民営化法案に対する
造反議員の自民党への復党問題
本格的になってきたよね。

しかも、その中心が
平沼赳夫さんだよね。

これ、8月の時点で書いたことだけど、
当たらずとも遠からじってところかな?(笑)
(2006年8月26日
「総裁候補の看板」を誰も得ようとしなかったわけ:「ポスト安倍」と「新・キングメーカー」の動きとは。

うひょひょ。。。

ということで、本題に入るけど
私は以前、「小泉チルドレン」について

「民主党の若手の
未熟さ・稚拙さの問題は
いずれ自民党の問題になる」

と書いたことがあるんだけどね。

これは要するに、
私がこれまで
民主党の若手・中堅議員の
政治家としての稚拙さに対して

「愛ある毒舌」

を吐き続けていたのだけどね。
(例えばこのへんのエントリー。
2005年2月17日
新・黄昏ぶらざ~ず大いに語る(6):民主党は郵政民営化に賛成せよ!
2005年8月28日
岡田民主党と嫉妬の政治
2006年4月1日
民主党に捧げる曲:傘がない

この「民主党への愛ある毒舌シリーズ」、(苦笑)
どうも今後は自民党の若手議員にも
「愛ある毒舌」を吐いていくことになるのかなと
そんな感じになってきたよね。(苦笑)

私は基本的には、
造反議員の自民党への復党には
賛成ではないんです。

なぜなら、このエントリーで書いたようにね
(2005年8月13日
郵政民営化:小泉「刺客」「踏み絵」戦略は民主的である。
昨年の解散総選挙のときに
小泉総理が造反議員に対して放った
いわゆる「刺客」とは、
地元と関係がなく
中央から公認されて選挙区にやってくる、
いわゆる

「落下傘候補」

のことであり、また、
「郵政民営化に賛成の人しか公認しない」
という小泉総理のいわゆる

「踏み絵戦略」

とは、政党の政策に賛成する人を
公認するということ。

この「刺客」も「踏み絵」も、
議会制民主主義の本家本元・英国では
当たり前にやっていることである。

つまり、自民党もようやく
政策の一致する政治家が集まる
近代政党に脱皮したということであり、
それをわざわざ造反議員を復党させて
政策はどうでもいい、
ただ選挙で勝って
政権を維持することだけが目的の
前近代的な政党に戻るというのだから
あんまりいいこととは思えない。

ただね、自民党執行部が進めている
造反議員の復党に関して
小泉チルドレンが反発しているというのは
ちょっと違うんではないかと思う。

それは、なぜ自民党執行部が
造反議員の復党を進めようとしているか
ということと関連する。

現在、自民党は昨年の
総選挙での大勝のおかげで
衆議院では圧倒的多数の
議席数を持っているわけだ。

したがって、造反議員の復党は
衆議院の数合わせのためではない。

もういろんなところで
言われてる通り、
来年の参院選のためだって
いうことなんだよね。

参院のドン・青木幹雄さんが
造反議員の復党を
強く主張してるってことだしね。

参院選で勝つための
自民党のセオリーってのは

1.「一人区」と呼ばれる選挙区で勝利すること、
つまり地元の支持者をしっかり固めること
2.職域団体をまとめて比例区で勝利すること

この2つなんだよね。

要は、造反議員を復党させたいのは
選挙区の支持者と職域団体を
しっかり固めるためなんだよね。

逆に言えば、
造反議員を復党させないで、
自民党不支持に回られて、
選挙区や職域団体を
引っ掻き回されたら
参院選は大変なことになるという
危機感が自民党幹部には
あるわけだね。

でもこれって、突き詰めると
おかしな話なのだ。

昨年の衆院総選挙で、
いわゆる「刺客」候補は
比例区で1位にランクされて
選挙区での結果に関わらず
当選してきた。

つまり、造反議員の選挙区には
すべて「小泉チルドレン」が
現職の自民党議員としているわけだ。

彼らが地元も職域団体も
回ればいいじゃないの?

私は衆院総選挙の際、
こんなエントリーを書いた。
(2005年8月30日
自民党支持者「友情と打算の二重構造」:刺客は放たれるだけではない。

ここで言いたかったことはね、
自民党支持者というのは
自民党にひっついていることで、
毎日食べていけるかが
最も重要なことなのであって、
親の代から馴染みの議員だとしても
造反して自民党には戻れない議員は
応援しなくなる人たちだということだ。

だから、「小泉チルドレン」たちがね、
そりゃ昔みたいな地元への
公共事業の誘致みたいなことは
なかなかできないけれども、
地元や職域団体を一生懸命回って
そのニーズを吸収してりゃ、
地元の人も職域団体の人も
自民党執行部や官僚との
パイプを失った造反議員よりも
「小泉チルドレン」を支持したほうが
得じゃねえかってことになって、
造反議員の地盤を崩す事だって
そんなに難しいことでは
なかったはずなのだ。

「自民党の国会議員と支持者の関係は
友情と打算の二重構造」

なのだから。(笑)

ところが、造反議員の地元組織が
崩壊したなんて話は聞いたことがない。

野田聖子さんの地盤である
岐阜県の自民党県連の動静が
このところ話題になっていたけど、
佐藤ゆかりさんが
野田地盤を崩したって話
まったくないでしょ?(苦笑)

要するに、造反議員の復党問題は
青木さんの意向とか、
平沼さんの問題とか、
いろいろあるのかもしれないけど、
突き詰めると

「小泉チルドレンの怠慢」

がもたらした問題なのだ。

私はかつて選挙に出ようとしたという
自分のつたない経験から
つくづく思うのだけれども、

「政治家は推してもらってなるもの。」

ってことが大事だと思うんだよね。

いや、もちろん
「政治家になりたい」っていう
意欲を持つことは大事だとは思う。

ただ、最近は自民党も民主党も
政治家になりたいって人は
この「なりたい」っていう
気持ちが強すぎて
「推してもらう」という
部分を軽視しすぎじゃないかと
思うんだよね。

これが今の若手議員の
問題なんだと思うね。

政治家になりたいっていう
気持ちが強すぎるけど、
でも、誰も押してくれない状態で
政党の門を叩くとするじゃない。
いわゆる候補者公募かなんかに
応募してね。

そうすると、例えばその政党関係者にね

「じゃあ、お前政治家になりたかったら
こんな悪いことやってこい」

って言われたらね、
多分断れないと思うんだよね。

だって、政治家になりたくて
しょうがないからね。
チャンスだと思ったら、
なんでもやっちゃうでしょ。

逆に、政治家になりたい意欲は
あんまりなくても、周りの人にね、

「この人にこそ政治家になってもらいたい」

と思われるような人間だったら、
悪いことしろって言われても
断れるでしょ。

悪いことしなくても、
支持してくれる人がいて
当選できるから。

現実には、自分から
政治をやりたいって
手を上げる前に
みんなが推してくれるなんて状況は
なかなかないけれども、
それでも、政治家を目指すものは
自分に与えられた選挙区で
自分の足で基盤を作っていく
努力が大切だろうと思う。

政治の世界は百鬼夜行、
魑魅魍魎が跋扈する世界。
政局に敗れてしまって
ひどい目に遭うときもある。

それでも生き残っていくためには
選挙で勝ち続ける強さを持つことが
なにより大事なのだ。それは

「この人に政治家になってほしい」

と、多くの人に思われるってことだよね。
そうでないと、

「使い捨てられる」

のが政界というところであり、
小泉さんが言いたかったことだと
私は思うね。

それでは、またね。






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最終更新日  2006年11月08日 11時38分31秒



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