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2007年07月01日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「英国留学回想録」です。
「人生で一番楽しい時」第13回、

「人生で一番楽しい時」。
(2001年9月上旬)

私の英国留学「修士課程編」の
クライマックスである、
修士論文への取り組みを
書いてきたこの章も、
今回で最終回である。

前回は「仲間」ということで
私の仲間由紀恵への愛を
書いたわけではなくて(苦笑)
夜の図書館で勉強している時、
毎日同じように会う
名前もわからない人達との間に
芽生えたちょっとした仲間意識に
ついて書いた。

さて、9月に入り、
いよいよ修士論文の
締め切りが近づいてきた。

私は、修士論文の締め切り、
9月7日の2日前、
9月5日に論文を仕上げるつもりで
最後のラストスパートに入った。

なんで締め切り2日前なのかというと、
修士論文は製本をして提出しないといけないからだ。
製本というのは、いわゆる表紙をつけて、
接着剤(なのかな?)でつけてっていう
ほんとに本のようにして提出するということ。


これまでのエッセイは、
製本する必要がなくて、
ただホッチキスでとめて
出せばよかった。

最初のエッセイの時など、
わざわざ製本みたいとめて
事務所に出しに行ったら、
事務所のおばちゃんに、

「こんなこと、やる必要ないわ」

と言われ、その場でバラバラにされて、
ホッチキスで左端を1ヶ所だけ
ぱちんととめて、

「これでいいわ」

と、にっこりされた。(苦笑)

事務所のおばちゃんは
形式ばる必要はないわ、
リラックスしていいのよっていう
いかにも英国的な気の遣い方を
してくれたつもりだったのだろうが、
あくまで日本人である私は
せっかく丁寧にとめて提出した
エッセイをバラバラにされて、
なんだか傷ついた気分になったものだった。(苦笑)

しかし、修士論文だけは
製本して提出しなさいと
学部から指定されている。

製本して提出するとなると
なんだか本当に仕事したみたいな気分で、
心うきうきになった。(笑)

製本はうちの学校の
文房具店(兼、郵便局なのだが)で
やっていた。
その文房具店には

「製本は1時間後に完成」

みたいに書いていたのだが、
9月7日というのは、
他の学部の修士論文締め切りと
重なっているので、
実は気が小さい私は(苦笑)
心配になってきた。

(製本が混雑して、
午後1時の締め切りに
間に合わなくなったら
どうしよう。。。)

それで私は、
締め切り前日に論文を書き終えて、
製本に出すことにした。

これまで書いてきたように、
修士論文のタイトルを
途中で変更したりして、
約1ヶ月間の時間のロスが
あったりしたのだが、
結果的にはそんなに
時間に追われるということもなく
きっちり1日前に
論文は書き終わった。

最後の1-2週間は
割と余裕があって、
毎日、昼間に2-3時間、
芸術会館のカフェで
経済3人組や女の子たちと
お茶してたりした。(苦笑)

修士論文には6月頭くらいから
取り組んだわけだけど、
それから3ヶ月間という時間は、
15000WORDSの論文を書くには
十分すぎる時間だったということだ。

私は、よくこの修士論文に取り組む
6月から9月までの間のことを

「人生で一番楽しい時だよ」と、

今、修士課程に取り組んでいる
学生さんに言うのだけれど、
あんまり信じてもらえない。(苦笑)

「5000WORDSのエッセイに
ヒイヒイ言ってるのに、
15000WORDSなんて、
考えるだけでも怖いです。。。」

って言う人が多い。
でもね、5000WORDSを書くのに
与えられた時間に比べて、
修士論文を書くために
与えられた時間は
明らかに長いんだよね。

その上、エッセイのように
学部側から与えられたテーマで
書かなければいけないものではなく、
(もちろんエッセイもタイトルは
自分で決められるのだけど、
あくまで授業でやる範囲内で
決められるという制約がある。)
修士論文は完全に
自分のやりたいことができる。

更に、この時期はもう授業がない。

24時間を完全に自分で
マネージメントできるわけだ。
いこうと思えばいろんなところに
旅行もできる。

私は元々旅行が好きじゃないから
どこもいかなかったけれど。。。(苦笑)

要するに、こんなに自由で拘束がなくて
好きなことができる時間なんて、
人生でそんなにあるわけじゃない。
私は37年の人生で、
この時期しかなかった。だから、

「人生で一番楽しい時」

と、呼ばせてもらっているわけだ。

まあ、1年前にうちの学校に
来た時のことを思えば、
1年後にこんな風に
感じられるようになるなんて
なんか信じられないことだった。

「人生で一番楽しい時」なんて書くと、
なんかまじめに働いている人たちに
ふざけるなと言われそうだけど、
その前に、

「人生で一番がんばった時」

があったのも
忘れてはいけないだろうね。

さて、締め切りの1日も前に
文房具屋に製本に出した
私の修士論文だが、
文房具屋は全く混んでなくて、
あっさり1時間後にできてきた。(苦笑)

製本されたものを持って、
芸術会館のカフェに行って
チェックしてみた。

あらっ??

修士論文の最初のページの
最初の文章の単語に
スペルミスがある。。。(涙)

もう製本しちゃったから直せないよ。

はは、はははは。
とほほ。。。

ということで、
誤字脱字の多さで有名な
「かみぽこぽこ」であるが(苦笑)
私の修士論文は
いかにも私らしく、
最初のページの最初の文章に
誤字があるまま、
提出されることになってしまった。。。

そして、そのままこれは
うちの学校の図書館に
しっかり保管されてしまった。(苦笑)

英国の大学の博士論文は、
ブリティッシュライブラリーに
入る予定なので、
今度はこんなことの
ないようにしないと。。。(笑)

気をつけます、はい。

ということで、
なんとも締まりのない
終わり方になったけど、
これで「英国留学回想録」も
「修士課程編」完結です。

なんか、ここまでくるの
長かったね。。。(苦笑)

次回からは

「博士課程1年目編」

がスタートする予定です。
それでは、またね。





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最終更新日  2007年08月07日 16時21分42秒



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