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2007年10月29日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
さて、「日本代表:『ベストコンディション』より
『ベストメンバー』ではないか」後編です。

オシム監督が就任して以降、
若手を積極起用したことは
いいことだと思う。

ただ、多くの人は、
オシム監督が起用した選手が

「日本のベストの選手」

だと、思っていないんじゃ
ないだろうか。(苦笑)

まあ、それはいろんなご意見が
あっていいと思うのだけれども(笑)
1つ僕が思うのは、
オシム監督が
若手に広く門戸を
開放しているのに対して
いわゆる「海外組」に対して
いささか厳しすぎる感じが
しないでもないんだよね。

「チームでレギュラーであること」
「ベストコンディションであること」
 →「代表戦でコンディションを崩すリスクがないこと」
「試合で起用する場面があること」

などなど、

「海外組に対するリスペクト」

とか、なんとか言いながらも、
結局、海外組を召集しない。(苦笑)

欧州で行われている試合でさえ、
なんだかんだと召集しないし、
召集された選手も
途中出場程度でしか
使わなかったりする。

オシム監督は本当に海外組を
リスペクトしているのか?(苦笑)

まあ、それはともかくとして、
海外組を呼ぶのに
そこまでデリケートになる必要が
あるのかとは思う。

例えば、前に稲本選手と福西選手を比べて

「野球で言えば、星野JAPANが
メジャーリーグの控え選手と
台湾リーグのレギュラーを比べて
常時試合に出ていることを理由に
台湾リーグの選手を
起用するという判断したら
誰もが批判するだろう」

と書いたことがある。
(2006年5月11日
「海外に挑戦」だけでなく。

まあ、メジャーリーガーが稲本選手で
台湾リーガーが福西選手だったわけですが。。。(苦笑)

要は、プレミアとJリーグは
これくらいレベルの差があると
いうことなのだけれども、
「試合に出てないから」といって、
リーグやチームのレベルを
考慮しないのは
論理的ではないと思うんだよね。

それと、話を最初に戻すと、
「親善試合」というのは、
あくまで調整試合であるわけだ。

だから、勝敗よりも「内容」が重要となる。

では、「内容」とはなにかと
考えてみたとき、

「その時のベストコンディションの選手を選んで
試合に勝つことができた」

もちろんそれは
結構なことだけれども、
親善試合で問われるべき
「内容」というのは、
それだけなのだろうか?

いろんなことが考えられると
思うけれども、
例えば、今、ベストコンディションの選手は
ワールドカップ本戦の時に
ピッチに立っているんだろうか?(苦笑)

今は、オシム監督が
望んでいると思われる
ベストな状態じゃないとしても
ワールドカップ本戦には
「海外組」が多数
メンバー入りするだろう。

エントリーの最初に紹介した記事だと
オシム監督はW杯予選を
「国内組」で戦うということを
示唆している。

それはそれでいいとは思う。

W杯予選は勝つことが全てだから、
技術も経験も関係なく、
瞬間的にその試合の時に
体が動く選手で戦わないといけない。

ただ、W杯予選はともかくとして、
親善試合はそれでいいんだろうか。

前回のサッカーエントリーで
書いたのだけれども、
まじめに強化に取り組んでいる
世界の代表チームの中で
日本ほど欧州から
選手を招集するのが
難しいチームは
他にはないのである。
(2007年5月20日
中村俊、高原の身になって考えるとは。

欧州や南米には
主力選手が「海外組」という
チームが少なくないけど、
欧州のチームは
選手の移動距離の問題がないし
南米のチームは経済的な理由で
欧州で親善試合を行うことが多い。

つまり、世界の多くの代表チームは
「海外組」である主力メンバーも
常に問題なく召集できて、
4年間かけて同じメンバーで
じっくりとチーム作りを
やっているということだ。

まあ、日本と似た境遇にあるのは
韓国、オーストラリアくらいだろう。

ただ、この2チームは
フィジカル・ゴツゴツのチームなので
組織力で勝負する日本ほど
チーム作りに時間がかからない。

これは実際、
W杯の中間年には
韓国より日本のほうが
チーム作りが進んでいながら
W杯本戦では韓国のほうが
好成績に終わったり、
オーストラリアが
おそらく1ヶ月くらいの
突貫工事でチームを作りながら
ドイツW杯で日本に
圧勝したことから
わかると思う。

アフリカ?(笑)

そもそもチーム作りなんて
関係ないじゃん。(苦笑)

そんなの滅茶苦茶でも
身体能力だけで
どうせ勝っちゃうんだから。(苦笑)

話が脱線してしまいそうだけど、(苦笑)
要するに、欧州や南米の代表チームは
日本より強力な海外組を常に召集して
「4年間かけて」チーム作りをやるのに、
日本は海外組をたまにしか呼べず、
オシム監督の方針だと
どうやら、本格的に海外組を呼ぶのは
W杯予選後の「1年間」になりそうだ。

これで本当にいいんだろうか?

「国内組で代表が組める」
確かに、W杯予選を突破するには
これでいいのだろうと思う。

しかし、予選突破しても
本戦で惨敗しては、
なんにもならないことは
ドイツW杯で嫌というほど
我々は思い知らされたはずだ。

W杯本戦のことは
今から準備しておく必要が
あるのではないだろうか。

そして、僕はドイツW杯の
総括として書いたのだけど
日本の敗因は
戦術や選手起用以前に、

「世界を知らなかった」

ことが大きかったと思う。

『日本の選手たちは
知らなかったんじゃないかな。

W杯という真剣勝負の場で
相手からこれほどの圧力を
受けることになるとは
思ってなかったんじゃないだろうか。

いや、彼らは頭では
わかっていたんだろう。
心でも準備はしていた。
精神的に弱かったわけじゃない。
でも、身体が知らなかった。
だから、1回2回は
なんとか対処できても
90分間ずっと耐えることはできなかった。』

『福西君がいい選手であるのは認めるけど
やっぱり普段知らないものを
初めて身体で受け止めて、
その場でなんとか対処してってところから
物事を始めるのでは
最後に疲弊して崩れ去ってしまうのは
仕方がないことだと思う。』
(2006年6月21日
日本VSクロアチア:おらが街に来た男達。

僕はこう書いたわけだけど、
要するに、小笠原選手や福西選手が
いい選手であることは
疑いようもないが、
世界の真剣勝負の厳しさを
残念ながら知らなかったということが
日本の敗因だったと考えるのだ。

世界の真剣勝負を知るには
親善試合ではダメで
欧州のリーグ戦や
チャンピオンズリーグを
体験するしかないように思う。

そう考えると、
国内組中心の強化は
W杯予選の突破には
いいだろうけれども、
その後、海外組と国内組の
本格的な融合は
1年間だけで十分なのだろうか。

「チームにフィットしない」

とかいう理由で、
結局、オシム監督の
お気に入りの選手だけで
W杯に臨むことになって、
結果、南アフリカでも
ドイツとなんにも変わらない結果
なんてことになりはしないだろうか。

僕は、「海外組」は今の段階から
もっと呼ぶべきだと思う。

長い移動距離などや
試合に出てないなどの
コンディション不良など
それほど考える必要は
ないのではないだろうか。

それよりも、国内組と
一緒に練習や試合で
プレーする機会を増やすことで
お互いの理解を深めることが
長期的に考えて
プラスが大きいのではないだろうか。

そして、そのことは
若手の育成とも
矛盾なく行うことができる。

僕は、日本代表のホームでの
親善試合について
イングランドがやっているような
強化方法を採用するのも
一案だと思う。

イングランドはエリクソン監督時代
親善試合で、1試合の交代枠を
8-10人として、
前半はベストメンバーで戦い、
後半は交代枠をフルに使って
若手をどんどん起用するという
やり方をしていた。

その結果、ベストメンバーでの
チームの熟成と
若手の育成を同時にやっていた。

毎試合、後半から出てきて、
がんがんゴールを決めて
アピールを続け、
20試合目でレギュラーを
奪い取ったのが
ジョー・コールだったのだ。

日本もこのやり方を採用したらどうか。
高原、中村俊、稲本、松井、中田らは
毎試合召集する。
(国際Aマッチデーは
堂々と召集できるのだから
遠慮することはない)

そして、試合の前半では
あまり細かいことに
デリケートにならずに
彼らを起用する。
目的はベストメンバーでの
戦術の確認である。

そして、彼らのコンディションを考慮して
前半でお役ごめんとする。(苦笑)

後半は、若手にどんどん
アピールの機会を与える。

これは、イングランドだけでなく
欧州の親善試合では
普通に行われているやり方だと思う。

それが日本で行われないのは
親善試合が純粋に
「強化試合」と捉えられて
ないからじゃないだろうか。それは、

「勝たなければならない試合がある!」
「世界への挑戦!」

と、試合の度に煽る
TV局などスポンサーの意向が
あるのかもしれないけどね。(苦笑)

日本では、親善試合でも
ほとんど「なんとか杯」とか
スポンサーの名前が付いてしまうけど、
協会の台所事情で
仕方ないのかもしれないけどね。

イングランドでは「なんとか杯」という
親善試合はほとんどないからね。

オシム監督がちらちらと
「スポンサーが。。。」とか
言うのは、重要な意味が
あるのかもしれんよね。

うひょひょ。。。

それでは、またね。

<推薦図書>

後藤健生著「日本サッカー史」

↓興味のある方は、こちらから。






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最終更新日  2007年10月30日 01時26分27秒



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