5692767 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

かみぽこぽこ。

かみぽこぽこ。

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

かみぽこちゃん

かみぽこちゃん

フリーページ

お気に入りブログ

暮らしごと 千佳りんさん
中年よ、大志を抱け! 断言児さん
じょん・どー PhDを… じょん・どーさん
エッジ・ランナーズ 猫ジャラしマスターさん
かっちゃんの~1歩… katsuchan55さん
~ももの新たなる旅… もも1016さん
人生やだとはいえな… やだやだもんさん
講師の花道 教師Aさんさん
愛国、日本 パボアホイジオタさん
田中およよNo2の「な… 田中およよNo2さん

コメント新着

 ダンスインザダーク@ 政府税制調査会は何をしたか? 結局、政府税制調査会はこっそりと増税し…
 まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
 まくらん@ ・・・ かみぽこちゃんさんのブログは、小泉政権…
 タカダ@ アクセス数  アクセス数には、アンテナに登録して放…
 ゴルゴムの仕業だ@ 狂信者に薬は効かない…どうしてこうなった かみぽこさんは民主党崩壊時に起こるであ…
2007年12月09日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
それでは、(2)に進みます。

さて、「いまさらですが、大連立騒動から考える」
(2)です。

最初に、前回のエントリーの掲示板で
いろんな方が関心を持っていた

「渡邉恒雄読売新聞社主筆」

のことから
始めてみたいと思う。

ただ、今回の騒動で
ナベツネさんが
どう暗躍したかとか
細かなことを
書くつもりはない。

それは、あることないこと
いろいろ書いてあるところに
行ってもらえれば
いいと思います。

このブログでは、
もっと大きな
日本の政治の流れの中に
今回の大連立騒動での
ナベツネさんというものを
位置づけてみたいと思う。

いわゆる「大連立」のような、
構想というのは、
今回、突然なにもないところから
急に出てきたというわけでもない。

実は、日本の政治では
これまで何度も出てきては消え、
出てきては消えていた話の
延長線上にあると思うからだ。

皆さんの中には、
80年代の終わりから
90年代にかけて
保守系の週刊誌や月刊誌の見出しに

「中曽根救国内閣構想浮上」

とか、ババーン!と出ては、
すぐ消えたりしたのを
頭の隅に覚えている方も
いるだろうと思う。

まあ、こういうのは
思い付きみたいな記事だと
言ってしまえば
それまでかもしれないけど
火のないところに
煙はたたないというのも
世の常なわけでね。。。(笑)

こういう話が出るようになったのは、
竹下内閣がリクルート事件で
総辞職した後、
派閥の領袖でない
軽量の首相が続くようになり、

「権力の二重構造」

とか、批判されるようになり、
また、自民党が参院で
単独過半数を失って、
連立政権が常態化するなど、
自民党政権の基盤が
揺らぎ始めてからだろう。

こういう状況に対して
保守の立場から
保守派の政治家たちが
様々な政治的立場を超えて

「挙国一致体制」

を築き、国難を乗り切り
国益を守ろうという考え方で
政局を動かそうとする人たちの
グループが存在していると
いうことだ。

いったい、どういう人たちの
集まりなんだろうか。。。(笑)

とりあえず、いつも
救国内閣を率いるといえば
中曽根さんだし(笑)
今回出てきたナベツネさんも
いつも出てくる人だ。

なにより、大体
こういう話が出てくるのは
読売系のメディア
だったりするからね。(笑)

ただ、中曽根さんは元首相で
ナベツネさんは
読売新聞主筆なわけだから、
目立つというかね、要は、

「表の人」

なんだよね。

だけど、目立つ人たちが
必ずしもそのグループの
中心とは言えないわけだ。

まあ、それではいったい
誰がこのグループを
仕切っているのかは
このブログの守備範囲を
超えてしまうので、
それは書かないとします。(笑)

うひょひょ。。。

しかし、あれですよね、
まあ例えば、1人挙げてみると

「たこちゅー最高顧問だったおじいさん」

とか、(苦笑)
入ってるんだろうなと
思われます。

中曽根さんの参謀と
言われた人だし
小泉構造改革の立案・実行にも
関わったとか
関わらなかったとか
いろいろ言われることも
あるわけだしね。(苦笑)

まあしかし、こういう
いわゆる1つの

「妖怪系の人」

というのは、(笑)
この人がやったと言えば、
妙に説得力があるというか
なんとなく
納得できてしまうというか
そういうところがあるので、
あんまりこのブログ的には
取り扱わないのは
これまで書いてきた通り。

あと、もう1つだけ言えば
このグループで一番下っ端の
パシリをやっているのが、

森喜朗
小泉純一郎

の、元首相2人と
いうことになる。

だんだんクリアになってきたでしょ?(笑)

まあ、要するに

「自民党を中心とした
保守政権を維持する事が
日本の国益である」

との考えで行動する
長老のグループが
あるということだね。

ここに小泉さんを含めるのは
違和感があるかもしれないけど、
小泉さんこそ
自民党政権の維持が国益だと
一点の曇りもなく
信じていた人だ。

そうじゃなかったら、
あんなに民主党を
木っ端微塵に
破壊するようなことを
したりしなかったと思う。

ちなみに、このグループは
選挙制度については

「中選挙区制」

を支持していることを
付け加えておきたい。

小泉さんは
「中選挙区論者」として
有名だけれども、
言うまでもなくこの制度は
自民党政権を永続させるのに
都合がいい制度だからね。

そして、このグループは

「挙国一致、救国内閣」

マスコミにババーン!と
打ち上げるだけでなく、
政治の表の動きとして
はっきり浮上したこともある。
それが、90年代中頃の

「自民党・新進党による保保連合」

の構想だ。

これは、自民党・社会党・さきがけの
いわゆる

「自社さ連立政権」

という、かつての保革が
連立してしまった政権を
嫌った勢力が
保守同士が些事にとらわれる
一致団結して
国益を守るべきだという(苦笑)
考え方から
浮上した構想だった。

ちなみに、この
保保連合に対抗した
自社さ政権というのは
細川・羽田政権における
小沢さんの独断専行に対する
アンチテーゼとして
生まれたこともあって、

「政策決定の民主的な手続き」

を重視する政権だった。

これが、現在の民主党による

「小選挙区制による
二大政党制と政権交代の実現」

を目指す勢力の
源流ということになる。

つまり、今回の大連立騒動で
見えてきたことは
80年代後半以降、
日本政治が不安定化する中で

「自民党を中心とする保守勢力が
一致団結して政権を維持する事が
日本の国益である」

と考える勢力と、

「小選挙区制による
政権交代のある
二大政党制の実現によって
日本の民主主義を成熟させる」

ことを目指す勢力の
2つの勢力の対立があると
いうことだろう。

私が後者の考えであることは
これまで何度も書いてきた通り。

今回の大連立騒動も
ナベツネさんがなにをしたとか
チマチマと考えるよりも、
もうちょっと日本政治の
大きな流れとして考えるほうが
おもしろいような気がするということで、
1つよろしくお願いしたいと。(笑)

それにしても、
こう書いてくると、
かつて新進党の党首であった、
小沢一郎さんという人が
やっぱり微妙な立場だということが
わかりますよね。

それでは、(3)に進みます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年12月10日 00時45分14秒



© Rakuten Group, Inc.