『東京直下大地震。 生き抜く自信ある?!』
口では「もしもの時はどうしよう」とか「嫌だな」とか「困った」とか言っているけれど、心の奥底でなぜだか「まさか」という気持ちが、平和バカというか・・・私には絶対にあるのです。皆さんは、どう?まず、阪神に起こった事実。これは絶対に忘れてはいけないのに、身近で起きていないから実感としてない。次に1923年(大正12年)に関東大震災が起きた事実。ウチのおばあちゃまは生き証人で、一生懸命当時の話をするのに昔すぎて実感がわかない。だから少しでも自分に言い聞かせるために私、ちょっと調べてみました。<1923年・関東大震災の記録>(死者・行方不明)142,800名(全壊建物)128,000棟(全焼建物)447,000棟(被害総額)当時の国家予算の1年4カ月分主に地震後に発生した火災のために被害が著しく大きくなった。震源に近い相模湾沿岸と南房総地域にとっては正に直下型大地震に襲われたのに等しく、地震の揺れによる被害(震害)が甚大だった。山崩れ・崖崩れも数多く発生。地震発生後数分から数十分のうちに大津波が付近の湾岸と伊豆諸島に押し寄せた。そして・・・1923年、地震直後のこの辺(東京)の様子↓です。 当時の近代的なしっかりした建物がものの見事に倒壊。戦争中の写真じゃありません。平和で美しい、当時最もハイカラな街にやってきた大地震の写真。大正時代のハイカラが大好きな私には、かなりショッキングに映りました。昔の煌びやかさを残す、見慣れた街の一部だけに、復興した事実を痛感。★さすが国立科学博物館です。 資料はここで調べたものです。 国立科学博物館は、学生の時に勉強を怠けた私などには、すごくタメになります。勉強は面白い。(なんで大人になって気づくんだ~)★焼け野原で「もうどうにもならない。」と思われた街、10年かかってすっかりきれいになったのだって。でも、皆さんご存知のように、更に10年経って、またまた真っ黒こげの更地になっちゃったのだよね、東京は(涙)。もう、二度と嫌。