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こころの金メダル

こころの金メダル

第2回<2008.9.19>

第2回 ひきだし

<日 時>
    2008年9月19日(金)  午後7時~


<場 所>
    ○市市民会館別館 3F 301室


<参加者>
    「ふ」
    O先生(公立小学校 男性) 
    T先生(公立小学校 男性)
    S先生(府立高等学校 数学科 女性)
    Y先生(公立中学校 英語科 男性)
    K先生(公立小学校養護教諭 女性)
    U先生(公立小学校  男性)
    O先生(公立小学校 女性)
    Y先生(公立中学校 社会科 男性)
    O先生(公立中学校 英語科 女性)
    O先生(公立中学校 社会科 女性)



                         以上11名


<流 れ>

 7:10~  「ふ」の一言 
           *リピーターで来てくれてありがとう
           *前回の内容をクラスで活かして(実践して)くれて
            いることがうれしいです

 7:15~  あたため(いわゆる「アイスブレーキング」)
         1 全員で歩きながら、出会った人と握手して挨拶
           *リピーターの先生は「前回で一番印象的なこと」 
           *初参加の先生は「何を期待して来たか」
          を、必ず話して下さい

         2 バースデーチェーン
            
         3 自己紹介を兼ねたワーク
            A4用紙に次の項目を書いていく
             *所属・名前・学年・教科
             *今、はまっていることは?
             *2学期のあなたの充実度は?
             *あなたは、どんな教師になりたいの?
 
         4いいとこさがし
            1人が発表している間に、その人の「いいところ」をメモしておき、最後にそれを1枚の紙に書いてその人に渡してあげる  



 7:40~  グループワーク  「カップルは誰と誰?」

        5人が、それぞれに持ったカードに書かれている指令を出し合って、一つの問いに答えていくというワーク         
 

 8:00~  あなたと子どもをつなぐこと

         今までにやった活動を
          1 手立て  2 目 的(子どもへの説明)
          3ルール   4 エピソード(プラスもマイナスも)

         に分けてポストイットに記入し、1人ずつ発表して行きな         がら交流する

         「ふ」が、過去の体験談を語る

 8:40~  休憩(この間に次のワークのシートに記入)

 
 8:50~  ちょっと聴いて

         ワークシートに書いた内容(2学期に入ってからの取り組みの成果や普段感じている疑問など)を1人が発表
                 ↓ 
         聴いていた人が3種類のポストイットに
          「質問」「すごい・すばらしい」「提案」を書く
         その後、交流
   
       
 9:30~  「ふ」終わりの言葉
        諸連絡
        次回日程について 
    







<参加された先生の感想>



【内容について】


*2学期始まってからの振り返りや、「ふ」先生の子どもとのつながりを聴いて、地に足が着いていない自分に気がつきました。1学期だったら、通信に書いていたような、日々の小さなドラマみたいなものがたくさんあったのに、余裕がなくて、流していたような気がします。また自分の「子どもに対する素直な思い」を通信にのせようと思いました。



*同じ事で悩んでいる先生のお話が聴けて、今、悩んでいる私にとってすごく心が落ち着きました。また、常に授業だけではなく、子どもたちが活動する時間にアンテナをはり、伝えて、次に活かすことがどんなに大切なことかということを改めて感じました。そして、このような自分のことや、同じ先生たちと話せる機会を持てることが、自分を成長させることにつながると思いました。




*自分自身の具体的な施策のなさ。参考にさせてもらえる話がたくさんあり、もっと多くの方法を知りたいなと思いました。
「相手あてゲーム」面白かったです。生徒に、日々、そういう喜びを感じさせていないなと思いました。話を自然と聴きたくなるような、みんなが「やりたい」と思うようなネタを探したいと思いました。向上心を常に持って取り組んでいる先生がたくさんいて、勉強になりました。




*前回で一度顔見知りになっているので、前回よりも楽しく参加できました。これが「ふ」先生のおっしゃる「つながり」なんだと思います。この雰囲気をぜひ、子どもたちに味わわせてやりたいと思います。そして「つながる」ってええなと思える社会を作っていきたいですね。




*まだまだ動き出していない自分に気がつきました。やっていきたいことや理想像はあるけども、それまでの具体的な手立てが描けていないので、具体的なヒントをどこから得ていこうか・・・、とりあえず、何かしなければと思いました。




*いろいろな学校で自分と同じように教壇に立ち、がんばっておられる話を聴いて、刺激をもらうことができた。他の先生方から話を聴き、参考になる例もたくさんあり、自分も実践してみようと思いました。人から考えや意見をもらうことで、自分が大きくなれると思いました。




*自分が楽しいと感じて実行していたことを、子どもが本当に楽しいと感じているのかという疑問を持てました。できていないことをさせる時に「子どもが楽しめる材料」を持っていることが大事だと感じました。




*ペアを見つける作業を通して、グループのメンバーと協力して歓声させていくことの楽しさがわかりました。自分が一番大切にしていることを、他の先生に聴いてもらうことができました。




*どの先生も、「子どもとの関わり」を大切にされていること。その中でも、どんなに課題のある子でも、その子の良いところ・できたことをほめるという点。ほめ方はいろいろ、受け取り方はいろいろですが、関わり続ける姿勢って大事だなと思いました。




*みんな、生徒のことを思う気持ちは一緒でも、アプローチの仕方が違っていて、自分にも向いていそうな接し方をマネさせてもらおうと思いました。まだまだ自分にもできそうなことがあるのに、行動を起こしていないことに気がつきました。






【「ひきだし」について】



*3時間、本当にあっという間でした。いろんな活動を入れてくださったので、ぜひ学級や、他の先生方にも教えて取り組みたいです。「ふ」先生が、今まで経験してきた中で、保護者や子どもたちとの対応の中で大切にしていることや、逆に気をつけていることなどを、聴かせていただきたいと思います。本日は、本当にありがとうございました。




*「2学期がスタートして」1~4までの項目についての交流は面白かったです。自分自身のやってきたことの振り返りになりました。少し「しんどい」と思っていたことも、「ああ、こういう視点でやり方を変えてみてもいいかも」とアイデアをもらいました。
「こんな時どうする?」というような、課題設定の活動を取り入れていただけたらと思います。




*自分の立場や、それぞれの先生方のおかれている立場での話し合いができてよかったです。今回、「子どもとつながる」というテーマで、楽しく話し合いをさせていただきました。ありがとうございました。




*現状を見直す機会になります。勤務校ごとに雰囲気が違うので、他校のことを肌に感じられるのはありがたいことです。子ども中心に動いていない(と私は感じる)学校にいると流されて、一人一人を見つめるという感覚が鈍る。だから、子どもを見つめている担任の先生と声を交わせるのがうれしい。



*時間(長さ)は、ほどよくなったと思いました。「もう少ししゃべりたい」ぐらいが、コミュニティを次のステップに導いてくれる気がします。「ふ」先生の語りも、やはり良かったです。流れが引き締まった気がしました。



*感謝の気持ちの大切さを感じました。参加させていただき、ありがとうございました。



*保健の先生の話を聴いて、すごく気を遣ってくれているんだなということがわかりました。他校種の人との交流も良かったです。




*いろいろな先生に自分自身の話を聴いてもらい、また、いろいろな先生の話を聴けたこと。改善っていうほどではないですが、ふ先生の実践をもっと聴きたいです(33人34脚のエピソード、ありがとうございました。)準備などたいへんなのではないでしょうか?本当にすいません・・・。おかげ様で、有意義な時間でした。




*みんながそれぞれに熱いこだわりを持っていて、それぞれの工夫を吟味し合え、確かめられる「良い場」だと思います。



*このようなコミュニティの輪が大きくなっていくことで、教育は絶対に変わっていくんだなぁと実感できたように思います。情報や指導方法などの考えを意見交換し、教師一人一人のスキルが上がっていくことができる場として、続けていっていただきたいと思っています。





<「ふ」の感想>



さすがに意識の高い先生たちです。すごく大切なことに「気づいている」ことに感心させられます。



*1学期だったら、通信に書いていたような、日々の小さなドラマみたいなものがたくさんあったのに、余裕がなくて、流していたような気がします。


「ふ」こんなこと、誰にでもあるよね。大切なのは、これをなくしていくことよりも、このことに気がついていくことやと思う。「あっ、今、流してるな」という自分の姿を見つめることやと思う。そこから原因を探し出して、何らかの対策を練っていったらいいんやないかな。





*子どもたちが活動する時間にアンテナをはり、伝えて、次に活かすことがどんなに大切なことかということを改めて感じました。


「ふ」先生、どうしてそんなによく見えるんですか?ということをよくきかれます。答えは簡単なことです。それは「見ようとしている」からです。頭の中でいつもそのことを考えているからです。何もしていなかったら何も見えないのは当たり前です。いいことに気がついたね。





*そして「つながる」ってええなと思える社会を作っていきたいですね。

「ふ」まさしくその通りですね。「つながるってええな」と思えるような子どもが、これからの日本を正しく導いていってくれるんだと思います。これからの社会は、必ずこの「つながり」を意識しないと生きていけないものになっていきますからね。





*人から考えや意見をもらうことで、自分が大きくなれると思いました。

「ふ」人の意見や考え方をじっくりと聴いて、そしてそれを自分の中で噛み砕いて、自分なりのものにアレンジしていく。そして創り上げたものを、子どもたちに自信を持って提供する。出す時は、胸を張って出す。子どもの声を聴いて反省するのは終わってからでいい。その反省を元にして、また人の意見を聴いていく。このサイクルが自分を成長させていくと思います。





*関わり続ける姿勢って大事だなと思いました。

「ふ」関わることができなくなったら、身を退くべきだと私は思っています。
ここでいう「関わる」とは、適当に表面をなぞっていることではありません。
その子の中に深くグサッと入り込んでいくことです。それはおとなしい子でもヤンチャな子でも同じです。関わったら「いい結果」突き放したら「悪い結果」となって返ってきます。「いい結果」が返ってくるのは10年後か30年後かも知れません。でも、確実に返ってきます。




*自分にも向いていそうな接し方をマネさせてもらおうと思いました

「ふ」このスタンスは大切やね。これは「噛み砕いている」からこそ言えることなんやな。なんでもかんでもその通りにやってしまうと、子どもらはきっと受け付けないでしょう。自分のやれそうなことをやれそうなような形にして、そして自信を持って子どもに提供する。これやと思う。





*3時間、本当にあっという間でした。


「ふ」本当に、今回も「あっ」という間でした。「時間が足りない」という感じをずっと持ちながらやってました。いつもの国語の授業では「はよ終わらんかな」と思ってるんですが(笑)時間が早いっていうのは、充実しているということですね。良かったです。




*「ああ、こういう視点でやり方を変えてみてもいいかも」とアイデアをもらいました


「ふ」力を入れる方向を変えてみると意外に上手くいったりすることってあるからね。どんどんと変化をつけてやってみることが必要やね。





*子ども中心に動いていない(と私は感じる)学校にいると流されて、一人一人を見つめるという感覚が鈍る。だから、子どもを見つめている担任の先生と声を交わせるのがうれしい。


「ふ」全く同感です。私も、今、その立場にいます。感覚が鈍るというのは、全くその通りです。イチローの言葉を借りれば「マイナスの空気は皮膚から入ってくる」です。子どもを見つめている先生と接することができれば、鈍った感覚が元にもどりますからね。私も全く同感です。うれしいです。



*「ふ」先生の語りも、やはり良かったです。流れが引き締まった気がしました。


「ふ」自分の体験談を話すのはおしつけがましいような気もして、あまり好きではないのですが、求められるのであればいくらでも話します。涙が出るようなつながり体験は、私自身を大きく成長させてくれました。




*感謝の気持ちの大切さを感じました。

「ふ」これは基本です。しかし、忘れがちになってしまいます。「やって当たり前」「なんででけへんねん」って思ってしまうことがよくありますが、基本は「やってくれてありがたい」「よく自分の指示を聴いてくれたな」だと私は思います。決して媚びているわけではありません。子供らへの「感謝」をなくした時に、子どもらの気持ちは離れていきます。




*準備などたいへんなのではないでしょうか?


「ふ」準備などがたいへんであっても、先生たちが喜んでくれて、それが先生たちの関わっている子どもに何らかの形として返っていくとしたら、こんなたいへんさなどは何のことはありません。どうか、子どもの方を向いて投げていってあげて下さい。




*このようなコミュニティの輪が大きくなっていくことで、教育は絶対に変わっていくんだなぁと実感できたように思います


「ふ」私もそう思います。ちょっと大げさですが、その輪を広げていくことが私に科せられた使命だと考えています。まだまだ産まれたばかりで、改善点もたくさんありますが、先生方に参加していただいたことによって、ほんの少しですが成長してきたと思っています。途中で死なせないように、これからも育てていきたいと思っています。これを「平成の松下村塾」にしましょう。ここで学んだことを活かして、志士として活躍して下さい。3年後には、橋下知事から助成金をもらいます(笑)






<次回予定>

 第3回 ひきだし
   【日 時】
     2008.10.17(金) 午後6時30分~
   【場 所】  
     ○市市民会館別館 301室
   【内 容】
     *「聴くこと」の大切さ
     *子どもと子どもをつなぐこと (人間関係マップ作り)
     *こんな時、どうする?(生徒指導面で)
     *「ちょっと聴いて」





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