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綺麗な石達

綺麗な石達

勾玉について

古代神道呪術において呪術の中心として日本人はひすいで勾玉を作成しそれを崇めていました。日本人にとってのひすいの歴史は4000年以上にもさかのぼるといわれています。 勾玉の材料は、そのほとんどが翡翠です。勾玉は縄文、弥生時代より三種の神器の内のひとつとして、持つことが王の証といわれております。弥生時代には、卑弥呼の王朝に見られるように女性主導の文化がさかえました。勾玉を持つことで心身共に美しくなれると願ったのです。邪馬台国の記述によると、魏志倭人伝の時代に魏(中国)に持たせた貢ぎ物は、真珠が5000に対して、翡翠勾玉はたったの2つであったとされています。古事記では、天照大御神は高天原を守るために完全武装したうえに全身が埋もれるほどの勾玉を付けて須佐之男命に立ち向かったとされています。最高の護符、お守りは、勾玉なのです。勾玉を持つことで受ける恩恵は図り知れなかったのです。勾玉を手にすることで女性は、美しくなれるとされ、男性は、戦いの際の最高のお守りであるとされてきました。


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