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「愛の流刑地」◆◆日本経済新聞◆… (読書・コミック)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】
「愛の流刑地」◆◆日本経済新聞◆◆ 愛ルケ★不倫妻をもつ夫の悲しい日記
愛の流刑地~愛ルケ(渡辺淳一の失楽園に次ぐ、話題の小説!)日本経済新聞に連載
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  日本経済新聞の朝刊で、毎日連載している、「愛の流刑地」は、

  失楽園でおなじみの、渡辺淳一が書いた小説です。

  毎朝、満員の通勤電車の中で、「愛の流刑地」を読んでいますが、

  よく考えると、僕の家庭事情と、「愛の流刑地」の内容が、

  そっくりなのに、気づきました。これは、他人事ではない。

  不倫を楽しんでる人妻である冬香は、実は、僕の妻なのかもしれない。

  間違いないかも・・・・・

  助けてください! 助けてください!!

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キノコッコの日記 [全87件]

2006.01.28楽天プロフィール Add to Google XML

  ★【6】愛の流刑地(第38~41話)不倫妻をもつ夫の悲しい日記~愛ルケ  (1) 

愛の流刑地~愛ルケ(渡辺淳一の失楽園に次ぐ、話題の小説!)日本経済新聞に連載
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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(41)愛ルケ■

 昨日の夫婦喧嘩のことが、気にかかりながら、

 朝起きたら、すぐに、会社へ向かった。

 妻は、別室で、まだ眠っているようだったので、

 無言で、朝食もとらず、家を出たのだ。

 会社でも、妻のことが、気になり、仕事も手につかなかった。

 僕は、言い過ぎたのではないか?

 セックスレスくらいで、怒ることは、間違いなのか?

 世間の夫婦も、こんなことでは、喧嘩をしないのか?

 自分の常識は、世間の常識とは、違っているのだろうか?

 この気持ちを、すっきりさせたく、後輩の、東條を、

 仕事の後、飲みに誘った。

 「先輩、気にしない方がいいですよ。」

 「雑誌のアンケート調査で、今どきの30~40歳代の夫婦は、

  大多数、特に、夫婦の仲が悪いのでもなく、セックスレスで、

  ただ単に、お互い干渉するのが、わずらわしいという、

  データが記事になっていましたよ。」

 「先輩、奥さんを、愛しすぎているのではないですか?」

 「もっと、楽に、考えましょう。」

 「若い娘と、不倫するくらいの方が、精神的にいいですよ。」

 東條の言葉に、ぼくは、少し気持ちは、落ち着いたが、

 さすがに、妻の、不倫疑惑のことは、言えなかった。

 確かに、僕は、妻を愛している。しかし、片想いだ。

 妻は、僕を、汚らわしいと、避けている。

 ましてや、僕よりも、10歳くらい年上の、おっさんと、

 不倫するなんて・・・・

 でも、事実なんだ!

 かなり、酒に酔ってから、東條と新宿駅で別れた。

 もう11時を、過ぎているようだった。

 帰り道、ふっと、昨夜の、妻との喧嘩のことを思い出した。

 妻は、今夜、泊りがけで出かけると言っていたが、本気なのか?

 やっぱり、僕よりも、不倫をとるのか?

 本当に、出かけて、家に、いなかったら、どうしょう?

 自宅に、近づくにつれて、酔いが、一気に醒めてきた。

 助けて下さい!勘弁してください!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(40)愛ルケ■

 僕の、甘い誘いの言葉に、妻は、嫌悪感一杯の顔をした。

 「何を言っているのですか?」

 「絶対に嫌ですから。」

 冷ややかに、つぶやいた。

 「でも、僕は、今でもずっと、君が好きなんだよ。」

 僕は、心を込めて伝え、妻を、ソファーに押し倒そうとした、

 すると、妻は、突然、叫んだ。

 「止めてよ!汚らわしい!」

 「あなたとするくらいなら、死んだ方がましだわ。」

 僕は、妻の言葉を疑った。

 汚らわしいのは、不倫をしている妻の方だろう?

 僕は、ついに、堪忍袋の緒が切れた。

 「それなら、もう、出て行け!」

 「二度と、僕の前に、現れるな!」

 「君のように、勝手な女は、地獄に堕ちてしまえ!」

 妻も、言い返してきた。

 「あなたなんて、結婚する前から、好きではなかったわよ。」

 「私こそ、もう、あなたとの、結婚生活に耐えられないわ!」

 「子供たちを、連れて、出て行きます!」

 僕は、逆切れする妻に呆れた。

 「なにもやらない。お前一人、出ていけ!」

 僕は、妻の顔も見たくなくなり、そのまま、寝室へ行った。

 僕の目から、涙が溢れた。

 好きだったのに・・・

 なぜ、僕が、こんな目に合うのだ。

 助けて下さい!勘弁してください!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(39)愛ルケ■

 僕は、風呂を上がり、ソファーで、ゆっくりビールを飲んだ。

 僕は、妻から、何度も、夜の営みを、拒否されている。

 もう耐えられない。

 最近の、妻の冷ややかな態度に、苛立ちも感じるのだ。

 不倫相手とは、関係を持つのに、夫とは、拒否するとは・・・

 僕の、何が、不満なんだ!

 僕には、わけがわからない。

 もし、今日、僕を避けたら、離婚しよう。

 これ以上、仮面夫婦を装ってもしょうがない。

 何がなんでも、今夜は、満足させてやる。

 ビールを飲みながら、一気に栄養ドリンクも飲んだ。

 久しぶりに、体中が燃えるように、高ぶってきた。

 しばらくして、妻も、風呂から上がったようだった。

 そして、やさしく、妻を呼んだ。

 一緒にビールでも飲まないか。

 たまには、一緒に寝ようよ。

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(38)愛ルケ■

 僕は、ゆっくりと、湯船に入り、すべてを洗い流したかった。

 でも、もう、許せない。

 妻の不倫は、寛大な僕の心の限度を越えている。

 不倫というものは、本当は純愛なんだと思う。

 不純な結婚を前提とした恋愛とは、格段に純粋だ。

 よくあるのが、結婚をする相手に、いろいろ注文をつけたがることだ。

 金持ちだの、高学歴だの、一流会社勤務だの、容姿端麗だの、

 玉の輿だのと、きりがないくらい、不純なことを並べたがる。

 でも、不倫で得るものは、ただ愛のみである。

 今ある、子供達との幸せな家庭生活も、夫婦で築いた財産も、

 すべて、一瞬に失うのである。

 何もかも、破壊しても、妻は、好きな相手ができたのだ。

 僕よりも、好きになってしまったのだ。

 悲しい、悲しすぎる。

 子供たちはどうなるのだ。

 ただの、犠牲者なのか。

 何も悪いことしていないのに・・・

 妻の不倫現場を見てから、僕は、覚悟はできている。

 離婚届には、印を押してある。

 後は、妻に署名・捺印をさせ、役所に出すだけだ。

 よしっ、今夜、夫婦の絆を試す、最後のチャンスを、妻に与えよう。

 僕は、決心して、勢いよく、風呂から出た。

 助けて下さい。勘弁してください。


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最終更新日時 2011.10.30 23:22:12
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2005.09.19

  ★【5】愛の流刑地(第33~37話)不倫妻をもつ夫の悲しい日記~愛ルケ~ 

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(37)愛ルケ■

 子供たちも、夏休みになり、明日から、

 富山の実家に遊びに行くらしい。

 最近、子供たちも、身の回りのことは、自分でできるようになり、

 妻も、子供に手がかからなくなったようだ。

 自由な時間が増えた分、妻は、不倫をする時間も増えたのか?

 僕が、仕事から疲れて帰って、リビングでくつろいでいると、

 妻が、僕に明日の予定を、伝えに来た。

 明日、学生時代の友達が、上京して来て、外苑の花火大会に行きます。

 夜、遅くなりそうだし、子供たちは、富山の実家に遊びに行き、

 いないから、私も泊まってきますね。

 僕は、呆れた。

 よくも、そんな嘘をつけるな!

 言葉に出しかけたが、ぐっと堪えた。

 子供たちを、実家に帰して、堂々と、お泊りで、不倫なんて。

 本当に信じられない女だ。

 どうして、こうなってしまったのだろう。

 僕のどこが悪いのか?

 人並みに、仕事で稼ぎ、家族サービスもしてきた。

 夜の営みに、満足していないのか?

 僕のテクニックが下手なのか?

 不倫相手とやっているのに、僕とは拒むなんて、

 やっぱり、僕が、満足をさせてないのかも。

 でも、三人の子供もできたのに・・・

 ますます、自暴自棄になってきた。

 すごく悲しいよ。また、涙が出てきてしまう。

 助けて下さい。勘弁してください。


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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(36)愛ルケ■

 最近、妻の姿を見ただけで、ムカつく。

 浮気現場を見たことを、思い出すだけで、

 妻が早く、死んでしまえばいいのにと思ってしまう。

 でも、妻に保険を掛けているわけでもないし、

 僕には何の利益もない。

 ましてや、妻が死んでしまったら、

 僕が仕事中、三人の小学生の子供たちの世話を誰がするのか。

 一番の女の子は、益々かわいくなってきた。

 二人の、男の子も、わんぱくで、将来が楽しみだ。

 でも、子供たちが、母親が、父親以外の男と、

 遊んでいるなんて知ったら、どう思うのだろうか。

 きっと、不信感で一杯になり、グレるだろう。

 妻が、浮気をするなんて、百害あって一利なしなのである。

 やっぱり、生かさず殺さずで、見て見ぬふりをするのが、

 得策なのか。

 賢い妻は、夫が、浮気した時、荒立たせず、深く追求しないで、

 掌で転がして、主導権を取ると言うが、もっともである。

 世の中、不倫している妻たちは多いのかもしれない。

 そうか、ブームなんだ。流行っているんだ。

 僕は、自分を慰めながら、今日も、ふとんの中で、涙を浮かべていた。

 助けてください。勘弁してください。


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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(35)愛ルケ■

 雨の中、妻が不倫相手と、キスをしている現場を見た、

 リアルな映像が、脳裏を離れない。

 その度に、怒りもこみ上げてくる。

 まして最近の、妻の僕に対する、一段と冷ややかな態度に、

 苛立ちを感じる。

 梅雨が明けた、最初の日曜日の朝、富山の両親が、上京してきた。

 父は、心臓の病気があり、その検査に出てきて、翌日から、

 病院に通うことになるらしい。

 僕の新居を見たいらしく、突然、来たのである。

 妻は、そわそわして、つぶやいた。

 今日は、友達と会う約束があるのに困るわ。

 僕は、ピンときた。

 今日も、不倫相手と会う気なのか・・・

 両親が、わざわざ、富山から来たのだから、キャンセルしろ!

 僕は、怒鳴った。

 父たちが来て、子供たちも楽しそうだった。

 昼過ぎまでは、自宅でゆっくりした。

 子供たちと一緒に、夕食をするために、

 その後は、父たちが、泊まっている新宿のホテルへ行った。

 でも、妻は、夕方、急に体の調子が悪いと言い出し、

 自宅に、ひとりで、先に帰ってしまったのだ。

 最近は、妻の言動の、一つ一つのムカつく。

 今日は、父たちもいるので、

 何も言わず、無視して、妻を帰した。

 勘弁してください。助けてください。


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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(34)愛ルケ■

 新百合ヶ丘の駅から、自宅に向かって歩いている時、

 ふと、今日は、妻の不倫の行動を、尾行するために、

 会社を休んでいたことを、思い出した。

 まだ、3時頃なので、夕方まで、時間をつぶすため、

 駅前の喫茶店がある方へ戻ることにした。

 今日は、悪夢のような日だった。

 妻の不倫現場を、目の前で見てしまったのだが、

 これだけなのか?

 昔から、不倫ぐせがあって、何人の男と、関係を持ったのか?

 僕の子供たちは、本当に、僕の子なのか?

 妻への憎しみと、怒りが、湧き上がってきた。

 そうか、僕との、夜の営みを、拒んだのは、

 昼間から、僕のいない時に、遊びまわり、

 満ち足りていたからなんだ。

 僕は、セックスレスになった理由が、やっとわかった。

 妻を愛していたし、セックスレスになりたくなかったのに・・・

 でも、事実を知った以上、もう妻に、触れたくもない。

 不潔だ!病気でもうつされていたらどうするんだ!

 勘弁してください。助けて下さい。

 
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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(33)愛ルケ■

 僕は、千駄ヶ谷の駅へ走り、扉が閉まりそうな、電車に飛び乗った。

 すぐにでも、今、見た事実を、家に帰り、忘れたかった。

 とにかく、すべてを冷静に考える場所が欲しかったのだ。

 車窓を、呆然と見ている、僕の目には、涙が一杯になり、

 今にも、溢れんばかりだった。

 本当に、悲しすぎるよ。

 僕は、ひとりで、つぶやいた。

 心の裏側では、妻への憎しみも、込み上げてきた。

 妻が、不倫したのだから、僕も、不倫をして、仕返しをすればいい。

 でも、42歳の僕には、もう、不倫などする勇気も自信もない。

 妻は、やりたい放題なのに、情けない話だ。

 乗換の、新宿駅で、線路から、誰かが、ささやいているような気がした。

 「もう、生きている価値なんてないよね。」

 「妻に浮気されるなんて、男としても、サイテー!失格だね!」

 「人生をリセットして、楽になったらどう?」

 ホームの下へ、呼び寄せられ、飛び降りようとした。

 「バカヤロー!」

 電車の電子ホーンとともに、体格にいい青年が、僕の手を引いた。

 「おっさん、何を考えているんだい!」

 「死んでどうするんだ!」

 「残された子供の気持ちになれ!」

 大声で、怒鳴り散らす、青年は、僕の顔を、一発殴り、

 その場を、すぐに、去って行った。

 しばらくして、命拾いしたことに気づき、目が覚めた。

 あの青年に、感謝しながら、無性に、子供たちに会いたくなり、

 僕は、そのまま、自宅へ向かった。

 勘弁してください。助けてください。

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最終更新日時 2011.10.30 23:20:39
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  ◆【4】愛の流刑地(第27~32話)不倫妻をもつ夫の悲しい日記~愛ルケ~ 

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(32)愛ルケ■

 雨の中を、傘をさしながら、辛抱強く待ち続けた。

 時折、道を歩く人たちが、不審そうに、僕を見ながら、通り過ぎる。

 僕は、妻が、不倫をしていることに、腹が立つどころか、情けなく、

 自分に魅力のなかったことに、死にたい気分になっていた。

 待つこと、3時間を過ぎ、お昼の1時をまわった頃、

 二人がエントランスに出てきた。

 男は、管理人に挨拶をして、右手に持った傘に、妻を入れ、

 歩き出したのだ。

 僕は、とっさに、管理人の近くに走って行き、聞いてみた。

 「あのう、さっきの女性は、よく来るのですか?」

 管理人は、不審そうに、僕をにらんだ。

 「実は、あの女性は、僕の妻なんですけど・・・」

 彼は、僕の言葉にびっくりしたようだった。

 「ええ、週に何度かは・・・」

 気まずそうに答えた。

 「やっぱりそうだったのか・・・」

 そして、僕は、すぐさま、追いかけた。

 後を、つけて行くと、二人は、神社の中に入って行った。

 でも、僕は、妻の、あんなに楽しそうにしている姿を、

 長い間、見たことがなかった。

 妻の笑顔がないのは、すべては、僕の責任なのかも・・・

 次の瞬間、決定的なものを見てしまった。

 白昼堂々と、二人は、キスをしはじめたのだ。

 僕は、頭が、パニックになり、

 目から、急に、涙で一杯になった。

 こんなに悲しいのは、生まれてはじめてだった。

 学生のとき、失恋したときも、悲しかったが、

 妻を盗られることほど、情けなく、悲しいことはない。

 それも、目の前で・・・

 「もうイヤだ!」

 僕は、耐えられなくなり、叫びながら、千駄ヶ谷駅へ一人走って行った。

 勘弁してください! 助けて下さい!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(31)愛ルケ■

 蒸し暑い、雨の中を、新百合ヶ丘の駅に向かう妻を尾行した。

 平日の、朝なので、電車の中は、通勤通学ラッシュで混んでいた。

 妻は、新宿駅で、小田急から、JRに乗り換えた。

 妻を、見失いそうになりながら、僕は尾行を続けた。

 千駄ヶ谷に着くと、小走りに、駅を駆けて行った。

 もしかして、尾行がバレたのかと思った。

 しかし、妻は、気にすることなく、楽しそうに、

 スキップをしながら、商店街を駆け抜け、住宅街に入っていった。

 僕は、ドキドキしながら、尾行をして行くと、

 五階建てのマンションに、妻は、入って行った。

 僕も、入ろうとしたが、1階の入口に六十歳半ばの管理人がいた。

 僕は、不審者と間違えられてはいけないと思い、、

 外で待つことにした。

 ボーッと、しながら、マンションの上の方を、眺めていると、

 3階の窓から、カーテンごしに、妻の姿が、ちらりと見えた。

 その横で、五十歳台と思われる男の姿も見えた。

 もうダメだ。明らかに、朝から、密室で、

 不倫をする妻を発見してしまったのだ。

 頭の中が、パニックになり、クラクラしてきた。

 おまけに、心臓も破裂しそうになり、立っていられなくなった。

 助けて下さい! 勘弁してください!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(30)愛ルケ■

 僕は、今日、妻に内緒で、会社を休んだ。

 当然、昼間の、妻の行動をチェックするためなのだ。

 いつものように、朝、会社へ行くふりをして、家を出て行った。

 近所の人々に、不審に思われてはいけないと思い、

 愛車を置いてある、少し離れた駐車場の、

 車の中で、待機することにした。

 その駐車場からは、うちの玄関のドアが見えるので、

 妻が出てきたら、すぐに見つけることができるのである。

 8時30分を過ぎた頃、ついに、玄関のドアが開いた。

 妻が、こぎれいな格好で、出てきたのである。

 僕と出かけるときは、こんなに、きれいにしていないのに・・・

 妻が、別人のように感じられた。年齢も、かなり若く見えた。

 ついに、妻が動き始めてしまったのだ。

 心臓が、バクバクしてきた。

 本音を言えば、これ以上、見たくないのだ。

 不倫の現場を、押さえたからといって、

 僕は、何の利益があるのだろう?

 待っているのは、不快感と、決定的な家庭崩壊のみである。

 そうしているうちに、妻は、少し急ぐように、

 駅の方へと歩いて行った。

 僕は、車から降り、妻を尾行することにした。

 後を、つけている間、僕の方が悪いことしているようで、

 息が詰まる思いだった。

 心臓が、破裂しそうで、何度も、引き返そうと思った。

 助けて下さい! 勘弁してください!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(29)愛ルケ■

 妻は不倫旅行から、帰ってきてからも、

 何事も、なかったように、家事と子育てをしている。

 僕も、とりあえず、何も知らないふりをしていた。

 真実を自分で確かめてから、結論を出そうと思った。

 小学5年生の、一番上の子供から、時々、土曜と日曜に、子供たちで、

 妻がいない間、留守番をしていることを聞いた。

 子供を犠牲にしてまで、不倫の快楽に走るとは、呆れてくる。

 来週、ついに僕は、妻に内緒で、夏休みを取り、

 日常の、妻の行動を、尾行することにした。

 すべての、真実を、ビデオとカメラに収めようと思った。

 でも、なぜか、吐き気がし、胃が痛くなって、震えてきた。

 真実が怖い。知ったところで、待っているのは破局だ。

 勘弁してください。助けて下さい。

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(28)愛ルケ■

 同期の山田と、飲んだ後、子供たちのいる家へ帰った。

 ドアを開けると、「おかえりなさい。」と妻の母がいた。

 妻の留守の間、富山から、妻の母が、子供たちの世話に、

 来ていたのだ。

 「お疲れでしょう?」「お食事は?」と、優しく、聞いてきた。

 でも、急に、妻の不倫疑惑が、頭によぎり、ムカついてきたのだ。

 この親は、自分の娘を、どういう教育をしてきたのだ?

 それとも、この母親も不倫してきたことがあるのか?

 子供をもつ娘が不倫をすることに、何とも思わないのか?

 妻の母親に、当たりそうになったので、会話もせず、

 無視して、今日は寝ることにした。

 もう、家庭崩壊だな。離婚しかないか。

 でも、僕は、何も悪いことしてない!

 勘弁してください! 助けて下さい!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(27)■

 今日は、妻のほうから、誕生日を祝うためのディナーを、

 キャンセルされたて、あげくの果てに、今日は泊まりで、

 帰らないとは・・・・・

 僕の、妻への気持ちを、踏みにじまれた気分になった。

 あまりにも、むしゃくしゃしたので、今夜は、

 同期の山田と、飲んで帰ることにした。

 山田と、夕方、渋谷で待ち合わせ、居酒屋に入った時、

 いきなり、僕に聞いてきた。

 「冬香さんは、今日は旅行なの?」

 僕は、なぜ、山田が、妻が泊まりで、

 出かけたことを知っているのか、不思議に思った。

 「さっき、小田急の新宿駅で、大きなカバンを持って、

 待ち合わせをしているところを見たんだよ。」

 山田は、申し訳なさそうに、続けた。

 「実は、気になったので、しばらく見ていたんだ。」

 「すると、50歳くらいの男性と一緒で、

 寄り添うように、ロマンスカーに乗ったんだよ。」

 「人違いかもしれないので、とりあえず、君に確認したんだ。」

 もう、妻とは終わりだと思い、僕は、正直に、今までのことを、

 山田に話して、相談しょうとした。

 すると、山田は、深刻な顔して、

 「冬香さんを、僕の妻が、以前、千駄ヶ谷で見たと、

 言っただろ?」

 「その後も、よく見かけるらしく、たまに、50歳くらいの男性と、

 手をつないで、歩いているらしいよ。」

 僕は、妻がメールをしている村尾という男のことが、頭に浮かんだ。

 せっかく、僕が計画した、妻の誕生日のディナーをキャンセルさせ、

 堂々と、泊りがけで、誕生日に、不倫旅行をするなんて、

 かなり、腹がすわっていて、たちの悪い奴だと思い、

 不安と怒りとが、僕を襲った。

 なぜ、僕は、こんな目に遭わなければいけないんだ?

 絶望の中で、死にたい気分になってきた。

 勘弁してください! 助けて下さい!

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最終更新日時 2005.11.27 15:35:00
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2005.09.18

  ◆【3】愛の流刑地(第21~26話)不倫妻をもつ夫の悲しい日記~愛ルケ~ 

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  日本経済新聞の朝刊で、毎日連載している、「愛の流刑地」は、

  失楽園でおなじみの、渡辺淳一が書いた小説です。

  毎朝、満員の通勤電車の中で、「愛の流刑地」を読んでいますが、

  よく考えると、僕の家庭事情と、「愛の流刑地」の内容が、

  そっくりなのに、気づきました。これは、他人事ではない。

  不倫を楽しんでる人妻である冬香は、実は、僕の妻なのかもしれない。

  間違いないかも・・・・・

  助けてください! 助けてください!!
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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(26)■

 ルンルン気分で、家に帰り、早速、妻に、誕生日の予定を、

 伝えようとした。

 しかし、とんでもない言葉が、僕を失望のどん底に落としいれた。 

 「誕生日の日は、昔、勤めていた会社の会があって、泊まりがけで、

 出かけるの。」

 「子供たちの、面倒は、富山のお母さんに来てもらうから、

 大丈夫よ。」と、返事が帰ってきたのだ。

 なぜ、妻の誕生日に、妻の母と、過ごさないといけないのだ。

 それも、誕生日の日に、泊りがけで、出かけるとはありえない。

 平日なのに泊りがけで、昔の会社の会なんて、おかしいではないか?

 怒りと、不信感が、僕を襲いかかった。

 やっぱり、不倫相手と誕生日祝いの旅行にでも行くのか?

 せっかくの誕生日のセッティングも、水の泡だ。

 もう嫌だ!気が狂いそうだ!

 勘弁してください!助けて下さい!
 
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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(25)■

 子供がいなければ、おそらく離婚していただろう。

 いや、離婚されていただろう。

 それなのに、毎日、妻は、僕に対して我慢大会をしている。

 でも、僕は妻のことは、今でも好きなのだ。

 妻が、不倫をしていないことを前提にしてだが・・・

 僕は、夫婦関係の、最後の修復策として、明案を思いついた。

 妻の誕生日が、もうすぐなので、盛大にレストランでお祝いをし、

 奮発して、豪華な指輪を、プレゼントをすることに決めた。

 妻が感動してくれるよう、できる限り、お金をかけたいと思った。

 もう、これで、ダメなら、覚悟を決めることにするつもりだ。

 翌日、会社帰りに、マスコミに取上げられ、最近有名になった、

 イタリアンレストランを一人3万円のコース料理を予約した。

 さらに、妻が、雑誌で欲しそうにしていた、高級ブランドの宝石を、

 100万も出して、百貨店で買ったのである。

 おそらく、これほど豪華な、妻の誕生日は、結婚以来、初めてある。

 あとは、妻の誕生日を、待つだけだ。

 あまりにも奮発したので、妻が喜ぶ姿が目に浮かび、

 わくわく、ドキドキしてきた。

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(24)■

 最近、読んだ本で、恐ろしいデータを目にした。

 DNA解析で、父子鑑定が可能になっている。

 ある産婦人科医が、先天的な病気を調べるために、

 親子のDNAを調べたところ、十人に一人は、

 不倫の子がいることを発見したらしい。

 また、イギリスの父子鑑定を専門に行っている政府機関でも、

 七人に一人の割合で、不倫の子がいると推定しているらしい。

 避妊や中絶ができる、今でも、この割合であるから、

 昔は、どのくらいの不倫の子がいたことなのか?

 ふと、僕の3人の子供たちは、本当に実の子か、不安になった。

 もっと怖いのは、妻が、今の不倫相手との子供ができたら、

 僕は、どう対応したらいいのか?

 黙って、中絶する気なのか?

 もしくは、堂々と、僕の子と偽って、生む気なのか?

 でも、僕は、妻とセックスしていないのだから、

 絶対騙されない。

 どちらにしても、今後、最悪のことが起こるかもしれない。

 もう、何もかも考えたくない!

 気が狂いそうになってきた。

 助けて下さい!助けて下さい!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(23)■

 先日の出来事以来、妻との夫婦関係は、ますます、悪化し、

 家の中は、寒いくらい、冷え切った雰囲気が漂っていた。

 僕は、妻の不倫相手との、メールの件が気になり、

 妻と会話を、する気すらなく、

 妻は、睡眠薬を入れた酒を飲まされ、

 無理やり犯されたことで、僕を完全に避けている。

 子供たちは、この冷え切った家庭の中で、

 元気もなく、暗い雰囲気になっていた。

 間違いなく、子供たちは悪くない。

 誰が悪いのか?

 僕は悪くない!

 でも、妻が浮気をしているのは、明白だ。

 今後、どうしていけばいいのか。

 会社に行っても、仕事が手につかず、

 仕事で大きなミスが、連発し始めた。

 助けて下さい!助けて下さい!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(22)■

 家に帰ったら、妻はまだ起きていた。

 僕は、酒に睡眠薬をまぜて、妻に飲ませることにした。

 いやがる妻に、グラスに一杯に酒と睡眠薬を注ぎ、飲ませた。

 しばらくすると、妻は、眠くなってきたようだったので、

 早速、妻を、僕の寝室に無理やり連れて行くことにした。

 妻は、必死に抵抗しているようだったが、

 頭がくらくらして、カラダも自由に動かないようだった。

 僕は、すばやく、妻を裸にさせ、全身を舐めまわそうとした。

 さすがに、久しぶりの、妻の裸を見て、すごく興奮してきた。

 もう、何年も、見ていないのである。

 でも、最後に見たときより、間違いなく、色っぽくなった。

 何故だろうか。

 毎日、AVビデオを楽しんでいる僕でも、妻を見て、

 20歳代の若い女の子と、引けを取らないくらい、

 魅力的に見えたのである。

 やはり、不倫をしているのか。

 他に男がいるから、このような妖艶な雰囲気を出せるのか。

 妻の裸を前に、妄想にふけていると、隣の部屋で、妻の携帯電話にメールが、

 着信する音が聞こえた。

 僕は、妻が全裸で熟睡しているのを確認して、

 メールをチェックしてみることにした。

 普段なら、見せてもらえないが、今日は、妻のメールは見放題だ。

 しかし、携帯電話を手にした瞬間、僕は衝撃的な事実を、目にしてしまった。

 「この前の、君は最高だった。愛しているよ。」

 「今度はいつ会えるの。」

 村尾という男からのメールだった。

 他に着信メールはないか、調べたが、すべて削除しているようだった。

 僕は、あまりにもショックで、これ以上、何も考えたくなかった。

 妻に対し怒りが込み上げ、カラダに、触れるどころか、

 セックスをする気にも、ならなかった。

 頭をかかえ、不倫相手のことを考えながら、

 僕は、そのまま、寝てしまった。

 助けて下さい。助けて下さい。

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(21)■

 仕事帰り、同僚の小松と、飲みに行った。

 小松夫妻は、子供がいないらしい。

 何度も、不妊治療などで、がんばったらしい。

 でも、奥さんが37歳になった時、あきらめたと言った。

 でも、最近も、ラブラブらしく、AVビデオを、

 一緒に見て、いろんなプレイを楽しんでいるらしい。

 僕は、すごく羨ましく思った。

 僕は、妻が、いつも拒むので、最近は、ひとり、部屋で、

 AVビデオを見るのが、日課になっている。

 AVビデオを見ている僕に対して、

 すごく汚いものとして、妻は、避けていくのである。

 僕が妻以外の女性の裸を見ることが、

 浮気のはじまりだと思っているらしい。

 僕は、妻が拒むから、AVビデオを見る。

 妻は、AVビデオをみる夫が、不潔だから、近寄りたくない。

 これが、夫婦の家庭内別居の悪循環なのである。

 だから、夫婦関係修復不可能なので、犯すしかないのである。

 かなり、酔ったようなので、小松と別れ、家路に向かった。

 タクシーの中で、ポケットに、睡眠薬が入っているのを確認した。

 よし、今夜はやるぞ!

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最終更新日時 2005.11.27 15:35:20
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  ◆【2】愛の流刑地(第12~20話)不倫妻をもつ夫の悲しい日記~愛ルケ~ 

愛の流刑地~愛ルケ(渡辺淳一の失楽園に次ぐ、話題の小説!)日本経済新聞に連載
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●「愛の流刑地」のあらすじ●⇒日本経済新聞より
●「愛の流刑地」livedoor編●⇒愛ルケ(第1話~最新版まで掲載中!)
●「愛の流刑地」アメブロ編●⇒「愛ルケ」最新版をチェックしよう!
●にっけいしんぶん新聞⇒今日の愛ルケ
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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(20)■

 ここ、何年も、妻とのセックスが、全くない。

 僕は、したくて、したくて、仕方がない。

 でも、妻が、拒否するのだ。

 この前も、しようとしたら、拒否された。

 そんなに、僕のことが、嫌なのか?

 少なくとも、僕は、妻のことを、今も、愛してる。

 でも、妻が、僕とセックスをするのが、イヤなくらい、

 僕のことが、キライなら、離婚した方が、いいのではないか?

 でも、3人の子供たちのことを思うと、

 親の身勝手な理由で、離婚など、かわいそうで、出来ない。

 そう、考えただけで、妻に対して、苛立ちを感じてくる。

 もう、解決するには、強行策をとるしかないと思った。

 妻が、させてくれないなら、犯してやればいいのである。

 まさか、婦女暴行で、逮捕されることなど、ありえない。

 僕たちは、夫婦なのだ。一種の、プレイなのだ。

 そう、自分に言い聞かせながら、今夜、決行しょうと思った。

 やはり、製薬会社に勤務する以上、睡眠薬で、眠らせ、

 犯すのが、手っ取り早い。

 いつもは、妻に弱腰な僕が、変貌していくのを感じた。

 これでいいのか・・・

 でも、悪いのは、妻なのだ・・・

 自分でも、錯乱状態になってきた。

 助けて下さい!助けて下さい!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(19)■

 朝、いつものように、満員電車で、日経新聞を読んでいた。

 同じように読んでいる、サラリーマンが、なぜか、

 すごく、気になった。

 みんな、ズボンの前を、隠すように、新聞を持っているのである。

 なるほど、僕は、今日の「愛の流刑地」読んで、納得した。

 僕までが、ズボンの前を、隠したくなったからだ。

 朝っぱらから、セックス描写が、すごく大胆だったのである。

 その妻は、夫にもしないことを、淫乱にも、不倫相手にしている。

 自ら、不倫相手のあそこを、好んで握り、顔を寄せ、

 「あそこに接吻したい」といい、口に含み、優しく舌でなぞる。

 あれだけの、夫とのセックス嫌いの妻が、不倫相手となら、

 別人のように、淫乱になり、快楽のジェットコースターに乗って、

 われを忘れて、絶叫しはじめるなんて・・・

 朝から、目が覚めるような内容である。

 通勤時間に、こんなに楽しめるとは、朝から得した気分だ。

 でも、ふっと、僕の妻のことが、頭によぎった。

 これは、他人事ではないのだ。

 昨夜も、妻が携帯メールを、こっそり楽しんでいることを、

 思い出した。また、不倫相手とメールか? 

 もしかして、僕の妻も、このようなことをしているのか?

 電車を降りたとたん、急に、胃が痛み、吐き気がしてきた。

 仕事のストレスより、妻とのストレスの方が、僕を悩ます。

 勘弁してください。助けてください。

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(18)■

 今まで、仕事一筋で、家のことを、妻にすべて任せ、

 気にかけていなかったが、よく注意して、観察していると

 疑問に感じる点が、多いことに気が付く。

 日常、妻との会話は、ほとんどなく、お互い生活を、

 楽しんでいるわけでもない。

 僕は、会社へ行って、まじめに働き、給料をもらい、

 家族を養うという、当たり前なこと、日々、単調に、

 繰り返すだけだ。

 妻も、3人の子供を、育てるために、家事をこなすという、

 ごく当たり前な、毎日を、単調に過ごすことが、日課であり、

 楽しくも、悲しくもなく、平和に生きているだけである。

 しかし、妻の、水を得た魚のように、生き生きと楽しそうな、

 携帯メールを打っている姿に、目がとまった。

 僕と妻は、最近、メールすら交わすことも、なくなっている。

 当たり前だが、メールを交わすほどの、用事もなく、

 会社へ行って、緊急時には、電話をすればいいだけである。

 なぜ、妻は、あんなに楽しそうに、メールをしているのか?

 誰と、メールをしているのか、すごく気になった。

 案の定、聞いてみても、「子供たちの友達の母親たちと、

 連絡をしているだけよ。」と、返ってくるだけである。

 そんなに、母親たちとの連絡は、ウキウキするほど、

 楽しいものなのか?

 僕は、妻のスキを見て、携帯をチェックしたいと思った。

 でも、見ることで、衝撃的な事実が、待っているかも・・・

 勘弁してください!助けてください!



■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(17)■

 最近、妻の行動に、呆れることが多い。

 子供が、体調が悪く、学校を早退して、家に帰った時、

 妻は、出かけていて、寒い雨の中、鍵を持っていないので、

 2時間も、外で、待っていたらしい。

 そのため、高熱が出て、寝込んでしまった。

 僕が、妻に、「昼間から、どこへ行っていたのか」と、

 聞くと、「引越して、忙しいのよ。」と、怒り出す。

 熱を出した子供にも、当たる始末だ。

 妻は、よく、上の空で、注意散漫で、何かおかしい。

 やっぱり、不倫が原因なのか?

 勘弁してください。助けてください。

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(16)■

 本当に、最近の夫婦は、セックスレスが、異常に多いらしい。

 単純に相手が嫌いなのはともかく、疲れていたり、飽きたり、
 
 子供がいるなど、いろいろあるが、セックスが、苦痛で、

 歓びを感じないというのが、特に、原因のようだ。

 しかし、不倫相手が、歓びを感じるように導き、

 セックス嫌いだった、女性が、開花していくと、

 もう、夫が、何をやっても、妻を、引き戻すことはできない。

 不倫そのものが、悪いことではなく、自分を認めてくれ、

 女を目覚めさせてくれたことへの、相手への感謝に変わる。

 夫としては、恐ろしい、悪夢を感じる。

 まさか、僕の妻だけは、そんなことはありえない!

 そう、言い聞かせ、日本経済新聞を読んでいる自分が、

 ひどく、みじめに感じた。

 勘弁してください。助けてください。


■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(15)■

 昨日の、夜の疲れも感じず、すがすがしく、家を出た。

 僕は、いつものように、満員電車の中で、日本経済新聞を裏面から、

 読み始める。もちろん、「愛の流刑地」を読むためだ。

 でも、他人事と思えない内容が、朝から、目に入ってきた。

 夫のものを、握らないのに、不倫相手のものを握って、満たされた

 不倫妻の描写が、凄くリアルに書かれていた。

 もし、僕の妻が、不倫相手とキスをした口と、その男のものを、

 握っていた手で、平然と、我が子にキスをしたり、触れたりしたら、

 絶対僕は許さない。罪のない子供までもが、汚れて、触れたくもない。

 僕は、朝から、気になったことが一つある。

 見間違いならいいのだが、キスマークらしきものが、妻の首に・・・

 いや、やっぱり、目の錯覚かも・・・

 最近、目が、かすむことも多いし・・・

 勘弁してください。助けてください。


■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(14)■

 後藤は、30台後半だというのに、いまだ、イケメンで、

 入社当時から、年をとらないようだ。

 少し、羨ましく感じる。

 そのイケメン目当てに、二人の女性が、逆ナンパしてきたのだ。

 結婚してから、何人もの女性と不倫している後藤は、

 さすが、女性を扱うのがうまい。

 ふと、後藤が盛り上がっている、片隅で、僕は我に帰った。

 こんなことをしていて、後悔しないか?

 自分自身を問いただした。

 確か、後藤は、何人もの女性と不倫して、楽しんでいるが、

 家庭は、完全に崩壊しているらしい。

 中学の息子も、荒れていて、手がつけられないらしい。

 僕は、後藤には、悪かったが、最終電車で帰ることにした。

 僕は、妻を信じ、子どもを大切に思い、一線を越えることを

 踏みとどまった。

 きっと、今日の僕は正しいと思った。妻を信じたことを・・・

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(13)■

 僕は、会社帰り、妻には、会社の送別会で、遅くなると電話し、

 同期の、後藤と、六本木のクラブに、踊りに行った。

 久しぶりの、熱気を感じた。

 昔、会社帰りに、ディスコに行っていたころを思い出した。

 後藤が、僕に、言った。

 久しぶりに、ナンパしようぜ!

 後藤とは、入社当時からの、友達で、よくナンパをしたものだ。

 僕は、妻も浮気をしているかもしれないしと、

 なぜか、罪悪感が、吹っ切れ、胸の高鳴りを感じた。

 そうこう、しているうちに、20代後半くらいの、

 女性2人が、声をかけてきた。

 僕も、まだ、捨てたものではないな・・・

 独身の時に戻ったような、ココロがわくわくしてきた。
 
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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(12)■

 僕は、最近、まじめに生きているのが、馬鹿らしくなった。

 なぜなら、妻が、昼間、浮気をしているかもしれないからだ。

 もう、家庭を大事にするのを、やめようか?

 子供には、悪いけど、僕も、遊びに、浮気に、人生を楽しもうと、

 真剣に考え始めた。

 ある友人が、心が晴れる、アドバイスをくれたのだ。

 彼は、妻も、子供も、恋人も、みんな愛しているらしい。

 僕も、恋人をつくり、人生の考え方を、180度転換してみよう。

 妻の、浮気を心配していても、人生が、前に進まないし・・・

 そうだ、昔、ディスコに行ったみたいに、踊ろう!クラブに行こう!

 なぜか、ワクワクしてきた。

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最終更新日時 2005.11.27 15:35:39
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  ◆【1】愛の流刑地(第1話~11話)不倫妻をもつ夫の悲しい日記~愛ルケ~ 

愛の流刑地~愛ルケ(渡辺淳一の失楽園に次ぐ、話題の小説!)日本経済新聞に連載
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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(11)■

 東京勤務になり、久しぶりに、他の都内の営業所で勤務する、同期の

 山田と飲みに行った。

 数年前、彼が、大阪で勤務している時、家族ぐるみで、

 付き合ったものだ。

 山田は、言いにくそうに、僕に、聞いた。

 「奥さんは、千駄ヶ谷に、親戚でもいるの?」

 山田の妻は、千駄ヶ谷で、パートをしていて、僕の妻を、

 見かけたらしい。

 「人違いだと思うのだけど、週に1~2回に駅前で、見かけると

 言っていたよ。でも、たまに、50歳くらいの男性と一緒だから、

 親戚かなと・・・」

 僕は、昼間、妻が何をしているのか、急に気になった。

 もしかして、50歳の男と不倫?

 まさか! そんな馬鹿な!

 あまりにも、ショックで、放心状態になった。

 勘弁してください! 助けてください!

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●不倫妻をもつ夫の悲しい日記(10)

 最近、通勤電車の中で、日本経済新聞の朝刊を読むとき、

 どうしても、一番最後のページから、読んでしまう。

 もちろん、「愛の流刑地」を読むためです。

 子供が、3人もいる母親の女性とは、思えないほどの、

 濃密な不倫描写が書かれています。

 読んでいて、わくわくするのですが、僕の妻のと、行動が、

 同じなので、他人事ではありません。

 朝から、読んでしまうと、仕事も手につかないのです。

 夫に、満足できない妻が、不倫で快楽を求めるのは、

 普通の女として、常識なのですか?

 それとも、悪女で、地獄に堕ちるべきなのですか?

 勘弁してください! 助けてください!




●不倫妻をもつ夫の悲しい日記(9)

 転勤のため、東京へ来て、数日経ちました。

 仕事がない日、家族で遊びに行こうと思ったら、

 妻が、用事があるので、子供たちの世話をしてねと、

 出かけてしまった。

 妻は、最近、色気が出てき、美しくなった気がする。

 今日も、キレイにお化粧をし、自分の妻ながら、魅力的だ。

 でも、どうして、そんなに、キレイにして、出かけるのか?

 僕は、仕方なく、子供たちと、デパートに出かけたが、

 妻のことが、気になり、不安が襲った。

 まさか、不倫か?

 でも、堂々と、僕がいる時に、不倫に出かけることをするのか?

 そこまで、僕は、バカにされているのか?

 なぜか、叫びたい気分になった。

 勘弁してください!助けてください!

 子供たちは、心配そうに、僕の顔を見ていた。


●不倫妻をもつ夫の悲しい日記(8)

 最近、会社の同僚と、話題になるのが、妻との夜の営みだ。

 僕は、42歳で、妻は、36歳だ。

 同僚も、妻との夜は、数年、全くないと言っている。

 夫は、強く求めるのだが、妻は拒むらしい。

 うちの妻とと同じだ。みじめなものだ。

 同年代の主婦も、みんな、夫としたいと思わない。と言うのが、

 理由らしい。
 
 でも、実は、他の男性と関係があることが多く、知らないのは、

 夫だけと言うことも、最近は、よく聞く。

 まさか、やっぱり、うちの妻も・・・

 考えるだけで、仕事も、手につかない。

 もう、いざとなれば、僕も、浮気をすべきなのか?

 自暴自棄に、なってしまう。

 そのとき、ふっと、まだ幼稚園児の子供のことが、頭をよぎった。



●不倫妻をもつ夫の悲しい日記(7)

 ついに、4月から、東京に転勤なので、大阪から、新百合ヶ丘の

 マンションに、引越して来ました。

 でも、妻は、そわそわして、落ち着かない。

 やっぱり、東京にでも不倫相手がいるのか?僕はいらだってきた。

 この前、ある人に、妻のことを相談したら、「奥さんは、

 家政婦じゃないし、もっと、夫婦で会話をして、優しい言葉をかけて、

 女として、かまってあげた方がいい」と、アドバイスをいただいたので、

 妻に、「いつもありがとう。最近きれいになったね。愛してるよ」と、

 そっと、声をかけてみた。

 すると、妻は、気持ち悪そうに、不吉なものを見る目で、僕を

 にらんだ。あげくの果てに、不浄なものを払うように、念仏まで、

 唱えだした。

 もう、僕も、あきれて、無言で、自分の部屋に、逃げ去った。

 少し、冷静になって、考えてみた。

 「僕は、何か悪いことをしたのか?」自分がわからなくなり、

 ベットに、もぐり、そのまま寝てしまった。



●不倫妻をもつ夫の悲しい日記(6)

 この前、細木数子の番組で、子供ができない芸能人に、

 お墓参りをしてくるように、アドバイスした。

 念入りにお墓を磨いた結果、すぐ、赤ちゃんができたことで、

 驚いて、アドバイスを受けた本人が、報告していた。

 僕も、子供が授かるようにと、切実に願う頃に戻りたいと、

 考えてしまった。

 今は、子作りするどころか、妻とのラブラブな夜は、

 何年も経験ないのに。

 僕は、妻を、愛しているし、ラブラブなことをしたいんだが・・・

 やっぱり、他の男と、妻だけは、楽しんでいるのか?
 
 でも、万が一、妻が、不倫相手と、子供を作ったら、

 どうすればいいのか? 背筋がぞっとした。

 神様! そんな意地悪なことだけは、絶対しないで下さい!

 子供が、欲しい男女は、他に、一杯いるのですから・・・


●不倫妻をもつ夫の悲しい日記(5)

 最近、細木数子さんの、テレビ番組で、離婚した家の子供は、

 不幸になり、きちんとした人間に、育たないようなことを、

 言っていたが、本当なのか?

 もし、妻の浮気が原因で、離婚したら、被害者は子供だ。

 でも、おそらく、子供は、妻が取るだろう。

 もし、僕が、子供を引き取ったとしても、仕事と両立できる自信がない。

 結局、人生も狂い、迷惑を被るのは、子供たちだけだ。

 NHKの番組で、「百年の恋」という、妻と夫が家事と仕事が

 逆転するドラマをやっていたが、妻たちの日々の苦労は、よくわかった。

 でも、妻が、不倫をしてもいいというのは、まったく別の話だ。

 このまま、知らぬが仏がいいのか?

 もう、目をそむけたい。

 ああっ・・・ 夜も、眠れない・・・



●不倫妻をもつ夫の悲しい日記(4)

 僕は、周りから、自己中心的で、やや古い考え方の人だと、

 見られている。

 そんな僕も、妻と、3人の子供を抱える、平凡な家庭を持っている。

 現在、大阪の高槻に住んでいて、製薬会社に勤務しています。

 でも、4月から、東京へ転勤で、新百合ヶ丘に引越する予定となりました。

 日本橋の会社まで、これから通うことになるのだが、

 なぜか、嫌な予感が、するのである。

 妻に異変が起きているような・・・

 東京に行かない方が、いいのではないか・・・

 ふと、不倫の香りの風が吹いたような気がした・・・



●不倫妻をもつ夫の悲しい日記(3)

 最近、妻の冬香が、妙に、キレイになったような、気がする。

 肌が、艶々してきた。化粧品を変えたのかな?

 普通の夫なら、「いいことだ。良かった、良かった」と何気なく

 満足して、終わりだろう。

 でも、妻の浮気疑惑がある、僕の妻は、それで、終わらせるわけには

 いかない。

 この前、同じマンションの、妻の友だちに、バッタリ会った。

 彼女が、冗談半分に、こう言った。

 「最近、冬香さん、キレイになったわね。

 旦那さんの愛が一杯受けたから?

 女は、愛されると、キレイになるものよ。」

 この言葉を、聞いた、僕は、背筋が寒くなった。

 この前、東京へ行ったとき、ホテルで妻に夜の営みを妻に、

 拒否されているのだ。

 最近、手も、握らせてもらえない。

 愛を、与えたくても、拒否されるのだ。

 ますます、妻が、怪しくなってくる。

 勘弁して下さい! 僕のどこが悪いんだ!



●不倫妻をもつ夫の悲しい日記(2)

 冬香が、最近、見慣れない、ハイヒールのかたちのネックレスを

 大事そうに、磨いたり、眺めたりしているのに、気づきました。

 僕が、あげた指輪や、ネックレスは、無造作に、粗悪な箱に入れて

 ほったらかしなのに、おかしいじゃないか!

 自分で、買うにも、一言あってもいいし、いかにも、もらった感じが

 行動にあらわれている。

 不倫相手にもらったものだ! 

 間違いない!

 でも、何て、切り出せばいいのか?

 最近、会社で仕事が手につかないです。

 このままでは、リストラか、左遷になりそう。

 僕の勤める、製薬会社業界は、再編で厳しくなるばかりなのに・・・



●不倫妻をもつ夫の悲しい日記(1)

 不倫妻である冬香の夫です。現在、大阪に住んでいます。

 4月から、東京に転勤が決まったとたん、

 冬香は、毎日落ち着きがありません。

 この前、一緒に、子供を、親に見てもらい、新居を探しに、

 上京しましたが、翌日、僕は、仕事もあるので、

 先に大阪に帰り、妻の冬香は残りました。

 冬香が、どうしても、子供の学校の手続きがあるし、

 いろいろと揃えるものも、あるから、もう一日、

 東京に残りたいと言い出しました。

 その時は、まったく不審に思いませんでしたが、不覚でした。

 なるほど、不倫相手に会うためだとは、まったく気づきませんでした。

 夜の生活を、夫の私とは拒むのに、不倫相手とは、

 激しくしているとは・・・

 なぜだ!子供も3人いるのに!下の子は、幼稚園児ですよ。

 信じられない。今の、主婦たちは、これが常識ですか?

 勘弁してください。お願いします。


●「愛の流刑地」について●

   日本経済新聞の朝刊で、毎日連載している、「愛の流刑地」は、

   あの、「失楽園」でおなじみの、渡辺淳一が書いた小説です。

   僕は、毎朝、満員の通勤電車の中で、「愛の流刑地」を

   読んでいますが、よく考えると、僕の家庭事情と、

   「愛の流刑地」の内容が、そっくりなのに、気づきました。

   これは、他人事ではない。

   不倫を楽しんでる人妻である冬香は、実は、

   僕の妻なのかもしれない。

   間違いないかも・・・・・

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最終更新日時 2005.11.27 15:35:58
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2005.09.02

  ★【5】愛の流刑地<第33話~38話>不倫妻をもつ夫の悲しい日記~愛ルケ(日本経済新聞)  (1) 

愛の流刑地~愛ルケ(渡辺淳一の失楽園に次ぐ、話題の小説!)日本経済新聞に連載
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  日本経済新聞の朝刊で、毎日連載している、「愛の流刑地」は、

  失楽園でおなじみの、渡辺淳一が書いた小説です。

  毎朝、満員の通勤電車の中で、「愛の流刑地」を読んでいますが、

  よく考えると、僕の家庭事情と、「愛の流刑地」の内容が、

  そっくりなのに、気づきました。これは、他人事ではない。

  不倫を楽しんでる人妻である冬香は、実は、僕の妻なのかもしれない。

  間違いないかも・・・・・

  助けてください! 助けてください!!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(38)愛ルケ■

 僕は、ゆっくりと、湯船に入り、すべてを洗い流したかった。

 でも、もう、許せない。

 妻の不倫は、寛大な僕の心の限度を越えている。

 不倫というものは、本当は純愛なんだと思う。

 不純な結婚を前提とした恋愛とは、格段に純粋だ。

 よくあるのが、結婚をする相手に、いろいろ注文をつけたがることだ。

 金持ちだの、高学歴だの、一流会社勤務だの、容姿端麗だの、

 玉の輿だのと、きりがないくらい、不純なことを並べたがる。

 でも、不倫で得るものは、ただ愛のみである。

 今ある、子供達との幸せな家庭生活も、夫婦で築いた財産も、

 すべて、一瞬に失うのである。

 何もかも、破壊しても、妻は、好きな相手ができたのだ。

 僕よりも、好きになってしまったのだ。

 悲しい、悲しすぎる。

 子供たちはどうなるのだ。

 ただの、犠牲者なのか。

 何も悪いことしていないのに・・・

 妻の不倫現場を見てから、僕は、覚悟はできている。

 離婚届には、印を押してある。

 後は、妻に署名・捺印をさせ、役所に出すだけだ。

 よしっ、今夜、夫婦の絆を試す、最後のチャンスを、妻に与えよう。

 僕は、決心して、勢いよく、風呂から出た。

 助けて下さい。勘弁してください。


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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(37)愛ルケ■

 子供たちも、夏休みになり、明日から、

 富山の実家に遊びに行くらしい。

 最近、子供たちも、身の回りのことは、自分でできるようになり、

 妻も、子供に手がかからなくなったようだ。

 自由な時間が増えた分、妻は、不倫をする時間も増えたのか?

 僕が、仕事から疲れて帰って、リビングでくつろいでいると、

 妻が、僕に明日の予定を、伝えに来た。

 明日、学生時代の友達が、上京して来て、外苑の花火大会に行きます。

 夜、遅くなりそうだし、子供たちは、富山の実家に遊びに行き、

 いないから、私も泊まってきますね。

 僕は、呆れた。

 よくも、そんな嘘をつけるな!

 言葉に出しかけたが、ぐっと堪えた。

 子供たちを、実家に帰して、堂々と、お泊りで、不倫なんて。

 本当に信じられない女だ。

 どうして、こうなってしまったのだろう。

 僕のどこが悪いのか?

 人並みに、仕事で稼ぎ、家族サービスもしてきた。

 夜の営みに、満足していないのか?

 僕のテクニックが下手なのか?

 不倫相手とやっているのに、僕とは拒むなんて、

 やっぱり、僕が、満足をさせてないのかも。

 でも、三人の子供もできたのに・・・

 ますます、自暴自棄になってきた。

 すごく悲しいよ。また、涙が出てきてしまう。

 助けて下さい。勘弁してください。


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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(36)愛ルケ■

 最近、妻の姿を見ただけで、ムカつく。

 浮気現場を見たことを、思い出すだけで、

 妻が早く、死んでしまえばいいのにと思ってしまう。

 でも、妻に保険を掛けているわけでもないし、

 僕には何の利益もない。

 ましてや、妻が死んでしまったら、

 僕が仕事中、三人の小学生の子供たちの世話を誰がするのか。

 一番の女の子は、益々かわいくなってきた。

 二人の、男の子も、わんぱくで、将来が楽しみだ。

 でも、子供たちが、母親が、父親以外の男と、

 遊んでいるなんて知ったら、どう思うのだろうか。

 きっと、不信感で一杯になり、グレるだろう。

 妻が、浮気をするなんて、百害あって一利なしなのである。

 やっぱり、生かさず殺さずで、見て見ぬふりをするのが、

 得策なのか。

 賢い妻は、夫が、浮気した時、荒立たせず、深く追求しないで、

 掌で転がして、主導権を取ると言うが、もっともである。

 世の中、不倫している妻たちは多いのかもしれない。

 そうか、ブームなんだ。流行っているんだ。

 僕は、自分を慰めながら、今日も、ふとんの中で、涙を浮かべていた。

 助けてください。勘弁してください。


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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(35)愛ルケ■

 雨の中、妻が不倫相手と、キスをしている現場を見た、

 リアルな映像が、脳裏を離れない。

 その度に、怒りもこみ上げてくる。

 まして最近の、妻の僕に対する、一段と冷ややかな態度に、

 苛立ちを感じる。

 梅雨が明けた、最初の日曜日の朝、富山の両親が、上京してきた。

 父は、心臓の病気があり、その検査に出てきて、翌日から、

 病院に通うことになるらしい。

 僕の新居を見たいらしく、突然、来たのである。

 妻は、そわそわして、つぶやいた。

 今日は、友達と会う約束があるのに困るわ。

 僕は、ピンときた。

 今日も、不倫相手と会う気なのか・・・

 両親が、わざわざ、富山から来たのだから、キャンセルしろ!

 僕は、怒鳴った。

 父たちが来て、子供たちも楽しそうだった。

 昼過ぎまでは、自宅でゆっくりした。

 子供たちと一緒に、夕食をするために、

 その後は、父たちが、泊まっている新宿のホテルへ行った。

 でも、妻は、夕方、急に体の調子が悪いと言い出し、

 自宅に、ひとりで、先に帰ってしまったのだ。

 最近は、妻の言動の、一つ一つのムカつく。

 今日は、父たちもいるので、

 何も言わず、無視して、妻を帰した。

 勘弁してください。助けてください。


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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(34)愛ルケ■

 新百合ヶ丘の駅から、自宅に向かって歩いている時、

 ふと、今日は、妻の不倫の行動を、尾行するために、

 会社を休んでいたことを、思い出した。

 まだ、3時頃なので、夕方まで、時間をつぶすため、

 駅前の喫茶店がある方へ戻ることにした。

 今日は、悪夢のような日だった。

 妻の不倫現場を、目の前で見てしまったのだが、

 これだけなのか?

 昔から、不倫ぐせがあって、何人の男と、関係を持ったのか?

 僕の子供たちは、本当に、僕の子なのか?

 妻への憎しみと、怒りが、湧き上がってきた。

 そうか、僕との、夜の営みを、拒んだのは、

 昼間から、僕のいない時に、遊びまわり、

 満ち足りていたからなんだ。

 僕は、セックスレスになった理由が、やっとわかった。

 妻を愛していたし、セックスレスになりたくなかったのに・・・

 でも、事実を知った以上、もう妻に、触れたくもない。

 不潔だ!病気でもうつされていたらどうするんだ!

 勘弁してください。助けて下さい。

 
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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(33)愛ルケ■

 僕は、千駄ヶ谷の駅へ走り、扉が閉まりそうな、電車に飛び乗った。

 すぐにでも、今、見た事実を、家に帰り、忘れたかった。

 とにかく、すべてを冷静に考える場所が欲しかったのだ。

 車窓を、呆然と見ている、僕の目には、涙が一杯になり、

 今にも、溢れんばかりだった。

 本当に、悲しすぎるよ。

 僕は、ひとりで、つぶやいた。

 心の裏側では、妻への憎しみも、込み上げてきた。

 妻が、不倫したのだから、僕も、不倫をして、仕返しをすればいい。

 でも、42歳の僕には、もう、不倫などする勇気も自信もない。

 妻は、やりたい放題なのに、情けない話だ。

 乗換の、新宿駅で、線路から、誰かが、ささやいているような気がした。

 「もう、生きている価値なんてないよね。」

 「妻に浮気されるなんて、男としても、サイテー!失格だね!」

 「人生をリセットして、楽になったらどう?」

 ホームの下へ、呼び寄せられ、飛び降りようとした。

 「バカヤロー!」

 電車の電子ホーンとともに、体格にいい青年が、僕の手を引いた。

 「おっさん、何を考えているんだい!」

 「死んでどうするんだ!」

 「残された子供の気持ちになれ!」

 大声で、怒鳴り散らす、青年は、僕の顔を、一発殴り、

 その場を、すぐに、去って行った。

 しばらくして、命拾いしたことに気づき、目が覚めた。

 あの青年に、感謝しながら、無性に、子供たちに会いたくなり、

 僕は、そのまま、自宅へ向かった。

 勘弁してください。助けてください。

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最終更新日時 2005.11.27 15:39:21
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  ★【4】愛の流刑地<第27話~32話>不倫妻をもつ夫の悲しい日記~愛ルケ(日本経済新聞) 

愛の流刑地~愛ルケ(渡辺淳一の失楽園に次ぐ、話題の小説!)日本経済新聞に連載
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  よく考えると、僕の家庭事情と、「愛の流刑地」の内容が、

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(32)愛ルケ■

 雨の中を、傘をさしながら、辛抱強く待ち続けた。

 時折、道を歩く人たちが、不審そうに、僕を見ながら、通り過ぎる。

 僕は、妻が、不倫をしていることに、腹が立つどころか、情けなく、

 自分に魅力のなかったことに、死にたい気分になっていた。

 待つこと、3時間を過ぎ、お昼の1時をまわった頃、

 二人がエントランスに出てきた。

 男は、管理人に挨拶をして、右手に持った傘に、妻を入れ、

 歩き出したのだ。

 僕は、とっさに、管理人の近くに走って行き、聞いてみた。

 「あのう、さっきの女性は、よく来るのですか?」

 管理人は、不審そうに、僕をにらんだ。

 「実は、あの女性は、僕の妻なんですけど・・・」

 彼は、僕の言葉にびっくりしたようだった。

 「ええ、週に何度かは・・・」

 気まずそうに答えた。

 「やっぱりそうだったのか・・・」

 そして、僕は、すぐさま、追いかけた。

 後を、つけて行くと、二人は、神社の中に入って行った。

 でも、僕は、妻の、あんなに楽しそうにしている姿を、

 長い間、見たことがなかった。

 妻の笑顔がないのは、すべては、僕の責任なのかも・・・

 次の瞬間、決定的なものを見てしまった。

 白昼堂々と、二人は、キスをしはじめたのだ。

 僕は、頭が、パニックになり、

 目から、急に、涙で一杯になった。

 こんなに悲しいのは、生まれてはじめてだった。

 学生のとき、失恋したときも、悲しかったが、

 妻を盗られることほど、情けなく、悲しいことはない。

 それも、目の前で・・・

 「もうイヤだ!」

 僕は、耐えられなくなり、叫びながら、千駄ヶ谷駅へ一人走って行った。

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(31)愛ルケ■

 蒸し暑い、雨の中を、新百合ヶ丘の駅に向かう妻を尾行した。

 平日の、朝なので、電車の中は、通勤通学ラッシュで混んでいた。

 妻は、新宿駅で、小田急から、JRに乗り換えた。

 妻を、見失いそうになりながら、僕は尾行を続けた。

 千駄ヶ谷に着くと、小走りに、駅を駆けて行った。

 もしかして、尾行がバレたのかと思った。

 しかし、妻は、気にすることなく、楽しそうに、

 スキップをしながら、商店街を駆け抜け、住宅街に入っていった。

 僕は、ドキドキしながら、尾行をして行くと、

 五階建てのマンションに、妻は、入って行った。

 僕も、入ろうとしたが、1階の入口に六十歳半ばの管理人がいた。

 僕は、不審者と間違えられてはいけないと思い、、

 外で待つことにした。

 ボーッと、しながら、マンションの上の方を、眺めていると、

 3階の窓から、カーテンごしに、妻の姿が、ちらりと見えた。

 その横で、五十歳台と思われる男の姿も見えた。

 もうダメだ。明らかに、朝から、密室で、

 不倫をする妻を発見してしまったのだ。

 頭の中が、パニックになり、クラクラしてきた。

 おまけに、心臓も破裂しそうになり、立っていられなくなった。

 助けて下さい! 勘弁してください!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(30)愛ルケ■

 僕は、今日、妻に内緒で、会社を休んだ。

 当然、昼間の、妻の行動をチェックするためなのだ。

 いつものように、朝、会社へ行くふりをして、家を出て行った。

 近所の人々に、不審に思われてはいけないと思い、

 愛車を置いてある、少し離れた駐車場の、

 車の中で、待機することにした。

 その駐車場からは、うちの玄関のドアが見えるので、

 妻が出てきたら、すぐに見つけることができるのである。

 8時30分を過ぎた頃、ついに、玄関のドアが開いた。

 妻が、こぎれいな格好で、出てきたのである。

 僕と出かけるときは、こんなに、きれいにしていないのに・・・

 妻が、別人のように感じられた。年齢も、かなり若く見えた。

 ついに、妻が動き始めてしまったのだ。

 心臓が、バクバクしてきた。

 本音を言えば、これ以上、見たくないのだ。

 不倫の現場を、押さえたからといって、

 僕は、何の利益があるのだろう?

 待っているのは、不快感と、決定的な家庭崩壊のみである。

 そうしているうちに、妻は、少し急ぐように、

 駅の方へと歩いて行った。

 僕は、車から降り、妻を尾行することにした。

 後を、つけている間、僕の方が悪いことしているようで、

 息が詰まる思いだった。

 心臓が、破裂しそうで、何度も、引き返そうと思った。

 助けて下さい! 勘弁してください!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(29)愛ルケ■

 妻は不倫旅行から、帰ってきてからも、

 何事も、なかったように、家事と子育てをしている。

 僕も、とりあえず、何も知らないふりをしていた。

 真実を自分で確かめてから、結論を出そうと思った。

 小学5年生の、一番上の子供から、時々、土曜と日曜に、子供たちで、

 妻がいない間、留守番をしていることを聞いた。

 子供を犠牲にしてまで、不倫の快楽に走るとは、呆れてくる。

 来週、ついに僕は、妻に内緒で、夏休みを取り、

 日常の、妻の行動を、尾行することにした。

 すべての、真実を、ビデオとカメラに収めようと思った。

 でも、なぜか、吐き気がし、胃が痛くなって、震えてきた。

 真実が怖い。知ったところで、待っているのは破局だ。

 勘弁してください。助けて下さい。

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(28)愛ルケ■

 同期の山田と、飲んだ後、子供たちのいる家へ帰った。

 ドアを開けると、「おかえりなさい。」と妻の母がいた。

 妻の留守の間、富山から、妻の母が、子供たちの世話に、

 来ていたのだ。

 「お疲れでしょう?」「お食事は?」と、優しく、聞いてきた。

 でも、急に、妻の不倫疑惑が、頭によぎり、ムカついてきたのだ。

 この親は、自分の娘を、どういう教育をしてきたのだ?

 それとも、この母親も不倫してきたことがあるのか?

 子供をもつ娘が不倫をすることに、何とも思わないのか?

 妻の母親に、当たりそうになったので、会話もせず、

 無視して、今日は寝ることにした。

 もう、家庭崩壊だな。離婚しかないか。

 でも、僕は、何も悪いことしてない!

 勘弁してください! 助けて下さい!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(27)■

 今日は、妻のほうから、誕生日を祝うためのディナーを、

 キャンセルされたて、あげくの果てに、今日は泊まりで、

 帰らないとは・・・・・

 僕の、妻への気持ちを、踏みにじまれた気分になった。

 あまりにも、むしゃくしゃしたので、今夜は、

 同期の山田と、飲んで帰ることにした。

 山田と、夕方、渋谷で待ち合わせ、居酒屋に入った時、

 いきなり、僕に聞いてきた。

 「冬香さんは、今日は旅行なの?」

 僕は、なぜ、山田が、妻が泊まりで、

 出かけたことを知っているのか、不思議に思った。

 「さっき、小田急の新宿駅で、大きなカバンを持って、

 待ち合わせをしているところを見たんだよ。」

 山田は、申し訳なさそうに、続けた。

 「実は、気になったので、しばらく見ていたんだ。」

 「すると、50歳くらいの男性と一緒で、

 寄り添うように、ロマンスカーに乗ったんだよ。」

 「人違いかもしれないので、とりあえず、君に確認したんだ。」

 もう、妻とは終わりだと思い、僕は、正直に、今までのことを、

 山田に話して、相談しょうとした。

 すると、山田は、深刻な顔して、

 「冬香さんを、僕の妻が、以前、千駄ヶ谷で見たと、

 言っただろ?」

 「その後も、よく見かけるらしく、たまに、50歳くらいの男性と、

 手をつないで、歩いているらしいよ。」

 僕は、妻がメールをしている村尾という男のことが、頭に浮かんだ。

 せっかく、僕が計画した、妻の誕生日のディナーをキャンセルさせ、

 堂々と、泊りがけで、誕生日に、不倫旅行をするなんて、

 かなり、腹がすわっていて、たちの悪い奴だと思い、

 不安と怒りとが、僕を襲った。

 なぜ、僕は、こんな目に遭わなければいけないんだ?

 絶望の中で、死にたい気分になってきた。

 勘弁してください! 助けて下さい!

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最終更新日時 2005.11.27 15:39:40
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2005.09.01

  ★【3】愛の流刑地<第21話~26話>不倫妻をもつ夫の悲しい日記~愛ルケ(日本経済新聞) 

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(26)■

 ルンルン気分で、家に帰り、早速、妻に、誕生日の予定を、

 伝えようとした。

 しかし、とんでもない言葉が、僕を失望のどん底に落としいれた。 

 「誕生日の日は、昔、勤めていた会社の会があって、泊まりがけで、

 出かけるの。」

 「子供たちの、面倒は、富山のお母さんに来てもらうから、

 大丈夫よ。」と、返事が帰ってきたのだ。

 なぜ、妻の誕生日に、妻の母と、過ごさないといけないのだ。

 それも、誕生日の日に、泊りがけで、出かけるとはありえない。

 平日なのに泊りがけで、昔の会社の会なんて、おかしいではないか?

 怒りと、不信感が、僕を襲いかかった。

 やっぱり、不倫相手と誕生日祝いの旅行にでも行くのか?

 せっかくの誕生日のセッティングも、水の泡だ。

 もう嫌だ!気が狂いそうだ!

 勘弁してください!助けて下さい!
 
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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(25)■

 子供がいなければ、おそらく離婚していただろう。

 いや、離婚されていただろう。

 それなのに、毎日、妻は、僕に対して我慢大会をしている。

 でも、僕は妻のことは、今でも好きなのだ。

 妻が、不倫をしていないことを前提にしてだが・・・

 僕は、夫婦関係の、最後の修復策として、明案を思いついた。

 妻の誕生日が、もうすぐなので、盛大にレストランでお祝いをし、

 奮発して、豪華な指輪を、プレゼントをすることに決めた。

 妻が感動してくれるよう、できる限り、お金をかけたいと思った。

 もう、これで、ダメなら、覚悟を決めることにするつもりだ。

 翌日、会社帰りに、マスコミに取上げられ、最近有名になった、

 イタリアンレストランを一人3万円のコース料理を予約した。

 さらに、妻が、雑誌で欲しそうにしていた、高級ブランドの宝石を、

 100万も出して、百貨店で買ったのである。

 おそらく、これほど豪華な、妻の誕生日は、結婚以来、初めてある。

 あとは、妻の誕生日を、待つだけだ。

 あまりにも奮発したので、妻が喜ぶ姿が目に浮かび、

 わくわく、ドキドキしてきた。

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(24)■

 最近、読んだ本で、恐ろしいデータを目にした。

 DNA解析で、父子鑑定が可能になっている。

 ある産婦人科医が、先天的な病気を調べるために、

 親子のDNAを調べたところ、十人に一人は、

 不倫の子がいることを発見したらしい。

 また、イギリスの父子鑑定を専門に行っている政府機関でも、

 七人に一人の割合で、不倫の子がいると推定しているらしい。

 避妊や中絶ができる、今でも、この割合であるから、

 昔は、どのくらいの不倫の子がいたことなのか?

 ふと、僕の3人の子供たちは、本当に実の子か、不安になった。

 もっと怖いのは、妻が、今の不倫相手との子供ができたら、

 僕は、どう対応したらいいのか?

 黙って、中絶する気なのか?

 もしくは、堂々と、僕の子と偽って、生む気なのか?

 でも、僕は、妻とセックスしていないのだから、

 絶対騙されない。

 どちらにしても、今後、最悪のことが起こるかもしれない。

 もう、何もかも考えたくない!

 気が狂いそうになってきた。

 助けて下さい!助けて下さい!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(23)■

 先日の出来事以来、妻との夫婦関係は、ますます、悪化し、

 家の中は、寒いくらい、冷え切った雰囲気が漂っていた。

 僕は、妻の不倫相手との、メールの件が気になり、

 妻と会話を、する気すらなく、

 妻は、睡眠薬を入れた酒を飲まされ、

 無理やり犯されたことで、僕を完全に避けている。

 子供たちは、この冷え切った家庭の中で、

 元気もなく、暗い雰囲気になっていた。

 間違いなく、子供たちは悪くない。

 誰が悪いのか?

 僕は悪くない!

 でも、妻が浮気をしているのは、明白だ。

 今後、どうしていけばいいのか。

 会社に行っても、仕事が手につかず、

 仕事で大きなミスが、連発し始めた。

 助けて下さい!助けて下さい!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(22)■

 家に帰ったら、妻はまだ起きていた。

 僕は、酒に睡眠薬をまぜて、妻に飲ませることにした。

 いやがる妻に、グラスに一杯に酒と睡眠薬を注ぎ、飲ませた。

 しばらくすると、妻は、眠くなってきたようだったので、

 早速、妻を、僕の寝室に無理やり連れて行くことにした。

 妻は、必死に抵抗しているようだったが、

 頭がくらくらして、カラダも自由に動かないようだった。

 僕は、すばやく、妻を裸にさせ、全身を舐めまわそうとした。

 さすがに、久しぶりの、妻の裸を見て、すごく興奮してきた。

 もう、何年も、見ていないのである。

 でも、最後に見たときより、間違いなく、色っぽくなった。

 何故だろうか。

 毎日、AVビデオを楽しんでいる僕でも、妻を見て、

 20歳代の若い女の子と、引けを取らないくらい、

 魅力的に見えたのである。

 やはり、不倫をしているのか。

 他に男がいるから、このような妖艶な雰囲気を出せるのか。

 妻の裸を前に、妄想にふけていると、隣の部屋で、妻の携帯電話にメールが、

 着信する音が聞こえた。

 僕は、妻が全裸で熟睡しているのを確認して、

 メールをチェックしてみることにした。

 普段なら、見せてもらえないが、今日は、妻のメールは見放題だ。

 しかし、携帯電話を手にした瞬間、僕は衝撃的な事実を、目にしてしまった。

 「この前の、君は最高だった。愛しているよ。」

 「今度はいつ会えるの。」

 村尾という男からのメールだった。

 他に着信メールはないか、調べたが、すべて削除しているようだった。

 僕は、あまりにもショックで、これ以上、何も考えたくなかった。

 妻に対し怒りが込み上げ、カラダに、触れるどころか、

 セックスをする気にも、ならなかった。

 頭をかかえ、不倫相手のことを考えながら、

 僕は、そのまま、寝てしまった。

 助けて下さい。助けて下さい。

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(21)■

 仕事帰り、同僚の小松と、飲みに行った。

 小松夫妻は、子供がいないらしい。

 何度も、不妊治療などで、がんばったらしい。

 でも、奥さんが37歳になった時、あきらめたと言った。

 でも、最近も、ラブラブらしく、AVビデオを、

 一緒に見て、いろんなプレイを楽しんでいるらしい。

 僕は、すごく羨ましく思った。

 僕は、妻が、いつも拒むので、最近は、ひとり、部屋で、

 AVビデオを見るのが、日課になっている。

 AVビデオを見ている僕に対して、

 すごく汚いものとして、妻は、避けていくのである。

 僕が妻以外の女性の裸を見ることが、

 浮気のはじまりだと思っているらしい。

 僕は、妻が拒むから、AVビデオを見る。

 妻は、AVビデオをみる夫が、不潔だから、近寄りたくない。

 これが、夫婦の家庭内別居の悪循環なのである。

 だから、夫婦関係修復不可能なので、犯すしかないのである。

 かなり、酔ったようなので、小松と別れ、家路に向かった。

 タクシーの中で、ポケットに、睡眠薬が入っているのを確認した。

 よし、今夜はやるぞ!

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最終更新日時 2005.11.27 15:40:01
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  ★【2】愛の流刑地<第12話~20話>不倫妻をもつ夫の悲しい日記~愛ルケ(日本経済新聞) 

愛の流刑地~愛ルケ(渡辺淳一の失楽園に次ぐ、話題の小説!)日本経済新聞に連載
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●「愛の流刑地」のあらすじ●⇒日本経済新聞より
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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(20)■

 ここ、何年も、妻とのセックスが、全くない。

 僕は、したくて、したくて、仕方がない。

 でも、妻が、拒否するのだ。

 この前も、しようとしたら、拒否された。

 そんなに、僕のことが、嫌なのか?

 少なくとも、僕は、妻のことを、今も、愛してる。

 でも、妻が、僕とセックスをするのが、イヤなくらい、

 僕のことが、キライなら、離婚した方が、いいのではないか?

 でも、3人の子供たちのことを思うと、

 親の身勝手な理由で、離婚など、かわいそうで、出来ない。

 そう、考えただけで、妻に対して、苛立ちを感じてくる。

 もう、解決するには、強行策をとるしかないと思った。

 妻が、させてくれないなら、犯してやればいいのである。

 まさか、婦女暴行で、逮捕されることなど、ありえない。

 僕たちは、夫婦なのだ。一種の、プレイなのだ。

 そう、自分に言い聞かせながら、今夜、決行しょうと思った。

 やはり、製薬会社に勤務する以上、睡眠薬で、眠らせ、

 犯すのが、手っ取り早い。

 いつもは、妻に弱腰な僕が、変貌していくのを感じた。

 これでいいのか・・・

 でも、悪いのは、妻なのだ・・・

 自分でも、錯乱状態になってきた。

 助けて下さい!助けて下さい!

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(19)■

 朝、いつものように、満員電車で、日経新聞を読んでいた。

 同じように読んでいる、サラリーマンが、なぜか、

 すごく、気になった。

 みんな、ズボンの前を、隠すように、新聞を持っているのである。

 なるほど、僕は、今日の「愛の流刑地」読んで、納得した。

 僕までが、ズボンの前を、隠したくなったからだ。

 朝っぱらから、セックス描写が、すごく大胆だったのである。

 その妻は、夫にもしないことを、淫乱にも、不倫相手にしている。

 自ら、不倫相手のあそこを、好んで握り、顔を寄せ、

 「あそこに接吻したい」といい、口に含み、優しく舌でなぞる。

 あれだけの、夫とのセックス嫌いの妻が、不倫相手となら、

 別人のように、淫乱になり、快楽のジェットコースターに乗って、

 われを忘れて、絶叫しはじめるなんて・・・

 朝から、目が覚めるような内容である。

 通勤時間に、こんなに楽しめるとは、朝から得した気分だ。

 でも、ふっと、僕の妻のことが、頭によぎった。

 これは、他人事ではないのだ。

 昨夜も、妻が携帯メールを、こっそり楽しんでいることを、

 思い出した。また、不倫相手とメールか? 

 もしかして、僕の妻も、このようなことをしているのか?

 電車を降りたとたん、急に、胃が痛み、吐き気がしてきた。

 仕事のストレスより、妻とのストレスの方が、僕を悩ます。

 勘弁してください。助けてください。

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(18)■

 今まで、仕事一筋で、家のことを、妻にすべて任せ、

 気にかけていなかったが、よく注意して、観察していると

 疑問に感じる点が、多いことに気が付く。

 日常、妻との会話は、ほとんどなく、お互い生活を、

 楽しんでいるわけでもない。

 僕は、会社へ行って、まじめに働き、給料をもらい、

 家族を養うという、当たり前なこと、日々、単調に、

 繰り返すだけだ。

 妻も、3人の子供を、育てるために、家事をこなすという、

 ごく当たり前な、毎日を、単調に過ごすことが、日課であり、

 楽しくも、悲しくもなく、平和に生きているだけである。

 しかし、妻の、水を得た魚のように、生き生きと楽しそうな、

 携帯メールを打っている姿に、目がとまった。

 僕と妻は、最近、メールすら交わすことも、なくなっている。

 当たり前だが、メールを交わすほどの、用事もなく、

 会社へ行って、緊急時には、電話をすればいいだけである。

 なぜ、妻は、あんなに楽しそうに、メールをしているのか?

 誰と、メールをしているのか、すごく気になった。

 案の定、聞いてみても、「子供たちの友達の母親たちと、

 連絡をしているだけよ。」と、返ってくるだけである。

 そんなに、母親たちとの連絡は、ウキウキするほど、

 楽しいものなのか?

 僕は、妻のスキを見て、携帯をチェックしたいと思った。

 でも、見ることで、衝撃的な事実が、待っているかも・・・

 勘弁してください!助けてください!



■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(17)■

 最近、妻の行動に、呆れることが多い。

 子供が、体調が悪く、学校を早退して、家に帰った時、

 妻は、出かけていて、寒い雨の中、鍵を持っていないので、

 2時間も、外で、待っていたらしい。

 そのため、高熱が出て、寝込んでしまった。

 僕が、妻に、「昼間から、どこへ行っていたのか」と、

 聞くと、「引越して、忙しいのよ。」と、怒り出す。

 熱を出した子供にも、当たる始末だ。

 妻は、よく、上の空で、注意散漫で、何かおかしい。

 やっぱり、不倫が原因なのか?

 勘弁してください。助けてください。

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(16)■

 本当に、最近の夫婦は、セックスレスが、異常に多いらしい。

 単純に相手が嫌いなのはともかく、疲れていたり、飽きたり、
 
 子供がいるなど、いろいろあるが、セックスが、苦痛で、

 歓びを感じないというのが、特に、原因のようだ。

 しかし、不倫相手が、歓びを感じるように導き、

 セックス嫌いだった、女性が、開花していくと、

 もう、夫が、何をやっても、妻を、引き戻すことはできない。

 不倫そのものが、悪いことではなく、自分を認めてくれ、

 女を目覚めさせてくれたことへの、相手への感謝に変わる。

 夫としては、恐ろしい、悪夢を感じる。

 まさか、僕の妻だけは、そんなことはありえない!

 そう、言い聞かせ、日本経済新聞を読んでいる自分が、

 ひどく、みじめに感じた。

 勘弁してください。助けてください。


■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(15)■

 昨日の、夜の疲れも感じず、すがすがしく、家を出た。

 僕は、いつものように、満員電車の中で、日本経済新聞を裏面から、

 読み始める。もちろん、「愛の流刑地」を読むためだ。

 でも、他人事と思えない内容が、朝から、目に入ってきた。

 夫のものを、握らないのに、不倫相手のものを握って、満たされた

 不倫妻の描写が、凄くリアルに書かれていた。

 もし、僕の妻が、不倫相手とキスをした口と、その男のものを、

 握っていた手で、平然と、我が子にキスをしたり、触れたりしたら、

 絶対僕は許さない。罪のない子供までもが、汚れて、触れたくもない。

 僕は、朝から、気になったことが一つある。

 見間違いならいいのだが、キスマークらしきものが、妻の首に・・・

 いや、やっぱり、目の錯覚かも・・・

 最近、目が、かすむことも多いし・・・

 勘弁してください。助けてください。


■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(14)■

 後藤は、30台後半だというのに、いまだ、イケメンで、

 入社当時から、年をとらないようだ。

 少し、羨ましく感じる。

 そのイケメン目当てに、二人の女性が、逆ナンパしてきたのだ。

 結婚してから、何人もの女性と不倫している後藤は、

 さすが、女性を扱うのがうまい。

 ふと、後藤が盛り上がっている、片隅で、僕は我に帰った。

 こんなことをしていて、後悔しないか?

 自分自身を問いただした。

 確か、後藤は、何人もの女性と不倫して、楽しんでいるが、

 家庭は、完全に崩壊しているらしい。

 中学の息子も、荒れていて、手がつけられないらしい。

 僕は、後藤には、悪かったが、最終電車で帰ることにした。

 僕は、妻を信じ、子どもを大切に思い、一線を越えることを

 踏みとどまった。

 きっと、今日の僕は正しいと思った。妻を信じたことを・・・

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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(13)■

 僕は、会社帰り、妻には、会社の送別会で、遅くなると電話し、

 同期の、後藤と、六本木のクラブに、踊りに行った。

 久しぶりの、熱気を感じた。

 昔、会社帰りに、ディスコに行っていたころを思い出した。

 後藤が、僕に、言った。

 久しぶりに、ナンパしようぜ!

 後藤とは、入社当時からの、友達で、よくナンパをしたものだ。

 僕は、妻も浮気をしているかもしれないしと、

 なぜか、罪悪感が、吹っ切れ、胸の高鳴りを感じた。

 そうこう、しているうちに、20代後半くらいの、

 女性2人が、声をかけてきた。

 僕も、まだ、捨てたものではないな・・・

 独身の時に戻ったような、ココロがわくわくしてきた。
 
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■不倫妻をもつ夫の悲しい日記(12)■

 僕は、最近、まじめに生きているのが、馬鹿らしくなった。

 なぜなら、妻が、昼間、浮気をしているかもしれないからだ。

 もう、家庭を大事にするのを、やめようか?

 子供には、悪いけど、僕も、遊びに、浮気に、人生を楽しもうと、

 真剣に考え始めた。

 ある友人が、心が晴れる、アドバイスをくれたのだ。

 彼は、妻も、子供も、恋人も、みんな愛しているらしい。

 僕も、恋人をつくり、人生の考え方を、180度転換してみよう。

 妻の、浮気を心配していても、人生が、前に進まないし・・・

 そうだ、昔、ディスコに行ったみたいに、踊ろう!クラブに行こう!

 なぜか、ワクワクしてきた。

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最終更新日時 2005.11.27 15:40:28
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