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kinsyukuya1147の日記 [全7件]
繁華街のビルの一室に通されてきものと帯を売りたいので全部持っていって欲しいと言われた、見せていただいたところ、こんなに良い品をどのくらいの年数で買われたのか驚いた。しかも入れてあるたとう紙の店名が一軒の呉服屋さんで高級品しか扱わない所ときては、平均を30万円としても1億円を超える金額を買われたようだ、呉服屋さんに取っても凄いお客様だっただろう。 ビルの一室を借りて数年間保管管理してあるのが娘さんなのか妹さんなのかは判らないが360点のきものと帯は壮観だった。この他にもビニール製の洋服を掛けて入れる収納具が20個ほどあり、洋服も300点程あるように見えた、一人で働きながら自分の為に買った品々はこの方の歴史のようだ。お預かりして売ることになったが、この方のきものの趣味がとても良く、背丈も大きい方だったようでとても売りやすく800万円を越えることだろう。
京都の祭は祇園祭、葵祭、時代祭、大文字送り火、等があり、他府県の祭に比べて、静かで温和しいものが多いが、京都の祭で唯一豪快な祭が鞍馬の火祭である、この祭は男の祭で、男の子が生まれた家庭には、大きな松明が飾られて、それを男達が担いで集まり、数百の松明に一斉に火がかけられ、裸に近い男達が火傷をもろともせず、かけ声と共に練り歩く勇壮な祭である。 当日は鞍馬への道は3時ころには車の規制がかけられ、電車で鞍馬まで来て、30分ほど歩く事になる、一番良いのは、祭のクライマックスの場所の近くの料理屋さんを予約しておき、5時くらいから待機することである、祭の始まりは午後7時頃だと記憶しているが、その頃は立っているのもやっとな程、人でごったがえす。 料理屋さんの二階からは全体がよく見えて、こんなに興奮した祭は久しぶりである。 時期は10月22日の夜で、その同じ日の昼間に時代祭も御所で行われる。 鞍馬寺はスピリチュアルな方やヒーリングに興味を持った方にとっては特別な場所だそうで、京都の鞍馬寺と熊本の弊立神宮を特別なスポットとして紹介している本をよく見ることがある。
父が京都生まれであったため、夏の祭りはいつも祇園祭りの話ばかりで、博多の祇園山笠にあまり興味を感じなかった。高校を卒業して神戸と京都に7年間もいたので、そこでも京都の祇園祭りで、結婚しても家内の口からは京都の祇園祭の話ばかりでした。同じ時期に京都と博多で始まる祭りはどちらも祇園の名前が付いていたので、興味を持って調べたところ、全国に祇園さんの祭りはかなりあり、九州に多く、小倉祇園太鼓、戸畑祇園大山笠、前田祇園祭り、黒崎祇園祭り、東二島祇園祭り(以上北九州)博多祇園山笠、飯塚祇園祭り、大牟田祇園祭り、中島祇園祭り(柳川市)、宇島祇園祭り(豊前市)大分も多く日田祇園祭り、森町祇園祭り、臼杵祇園祭り、中津祇園祭り、佐賀には浜崎祇園祭(唐津市)、九州以外では益田祇園祭(島根県)、熊谷祇園祭(埼玉県)、沼田祇園祭(群馬県)、三和祇園祭(大崎市)、大間々祇園祭(群馬県みどり市)、以上調べてゆく中に、日本三大祇園祭として会津田島祇園祭が出てきてびっくりした、後の2つは何処だろうと興味が沸いてきたが調べても判らず、それだけゆうのであれば国の重要無形民俗文化財に指定されているはずなので、それを調べてみると、祇園が付くのが京都祇園祭、博多祇園山笠、戸畑祇園大山笠、会津田島祇園祭、日田祇園祭、の五つがある、京都は別格として残りは何処だろうと思案しきりでした、どなたかご存じの方があれば教えてください。 祇園祭は京都の八坂神社の祭礼で、全国で疫病を退散させる為に神輿、や山車を出したのが始まりのようだ、今は五穀豊穣、疫病退散、家内安全を祈って行われる夏祭りが殆どのようだ。 数年前に京都で行われた遷都千二百年祭に各地の祇園祭が集まって京都を練り歩いたが、京都祇園祭の静に対して博多祇園山笠の動がどうにもかみ合わずやりにくかったと聞いている。 これから8月にかけて日本全国で夏祭りが始まるが、東北の祭は圧巻で青森ねぶた祭、弘前ねぷた祭、秋田竿灯祭り、仙台七夕祭り、盛岡さんさ踊り、山形花笠祭り、青森五所川原立ぶた祭、相馬野馬追い祭、等百以上の祭があるそうだ、私も祭が好きで沢山回ったが田舎の地味な祭もまた情緒があって面白い、しかし私の祭の一押しは富山県八尾、おわら風の盆である、これは本番は9月1日から3日までだが、8月の20日からある前夜祭がお勧め、町ごとに日にちがあり一番行きたい町の前夜祭を探すのがポイントです、私はどちらも行きましたが本番は多すぎて楽しめない、前夜祭は静かで旅館も取りやすいようだ。 博多祇園山笠は7月1日から始まり、福岡市内で11カ所の動かない飾り山が14日まで見られる、そして動く「かき山」が10日から動き出し、本番は15日早朝5時の櫛田神社入りでクライマックスを迎える。どうぞご来福下さい。
呉服の世界も偽装、偽装で大儲けしたのかも? 私が京都の呉服問屋で修行している頃は昭和44年から47年で、何を作っても売れていた、京都で作られた物が最高でその他は二流品と言われた時代で、新潟県十日町で生産されていた染め呉服は人件費が安い雪国の人たちの手であった、それを京都の製品として長らく売っていた、それから韓国に絞りや大島紬を安く作らせて日本製として高く売っていた、次に中国で安く作らせてこれも日本製として売っていた、それからベトナムやインドで呉服を作らせていた、そのため国内の生産者は大変な打撃をうけ呉服業界の低迷と歩を合わせるように廃業や倒産が相次いだ、最近では本場結城紬の無形文化財としてのラベル表示がおかしいと文化庁から指摘が入り、無形文化財のラベルを全て変更した。 これは無形文化財としての認可の条件として、手による糸取りと手括りで絣を結ぶこと、最後に居ざり機で織ることであったが、それに刷り込みの技法を追加して織ったので、文化財の認可の条件が少し違うという指摘である、さらに難しい技術を追加しての織であっても、文化庁は許さないと言う、苦渋の決断をしてラベルの変更をした本場結城紬の組合長の経験もある奥順の社長から直接聞いた話である。 西陣織りでは国内生産の帯も海外生産の帯も西陣織のマークを付けていたものもあり、産地としての反省の上に立って、国内生産の品に限りマークを付けることが許されるようになった、しかしこのマークは有料で、新興の織屋さんの中にはこのマークを付けない所が出てきた。 これは私のエピソードであるが、当店で買われた西陣織りの袋帯にマークが無いとの指摘があり、特にその方には西陣織工業組合で働いた経験のある方が友人で、西陣織りの帯であれば必ずマークが付いているはずなので、買われた帯は西陣製ではないでしょうと断言されたのである。 当店としては、すぐに京都の帯の卸問屋に尋ねたところ、最近西陣のマークを付けずに織っている織屋さんがあり、100%の添付はされていないと聞き、そのお客様に、もし当店が売った帯が西陣製でなければ購入額の2倍を返金いたしますと約束し、納得していただいた経験があります。 しかし今は産地表示だけでは不十分で、品質表示も大変厳しくなり、金糸銀糸が入っていれば絹100%が表示できなくなり、例えば絹85%金属糸15%と表示しなければならなくなり、昨年から織られている西陣の帯には新しいタイプのマークがついているはずです、しかしまだ市場には沢山の帯があり、新しいマークになるのは数年後になるでしょう。 産地表示も生地日本製、意匠日本、染色中国というように厳しく表示が求められるようになった。 絹糸は中国製が多く続いてブラジル、製織は日本が多く、続いて中国やイタリヤ等、海外が増えてきている、純国産の繭は非常に少なく、大切にしようとの動きが出て、群馬県高崎のメーカー等が 純国産絹のラベルを作り、品質の良さと、信頼を訴えている。 私も7月には群馬県の富岡製糸所など世界遺産の申請中の建物を見たり、繭を育てている養蚕農家を尋ねることにしている。
京都に毎月仕入に上っていると、京都のことを何でも知っていて詳しいと誤解される、京都に四年間住んでいたこともあるが、知識は限られている。 先日、京都にグルメ旅行をした仲間から、舞妓さんと芸姑さんを呼んでお茶屋遊びをしたいと要望があったが、お茶屋遊びは一見さんお断りで料金がとても高く、お座敷遊びの経験がないと少しも面白くないという先入観があり、人がセットした座敷に潜り込んだことはあるが、自分でセットしたことはまだ無い。私も良い経験なのでチャレンジすることにした。 先ず、何処で遊ぶのか、大石内蔵助ゆかりの「一力」か、かの有名な「吉兆」か料亭「鶴屋」か、候補は沢山あるが、食事をしながら遊ぶのであれば食事代があまり高いと舞妓さん達の「お花代」をプラスするととんでもない値段になりそうなので、有名どころは選ばない、「一力」は料理の仕出しで済みそうだが、予約できるか心配。 次に費用は幾らまで出せるのか、食事代と花代で一人35000円から40000円までしか出せない。 次に舞妓芸姑の所属する、お茶屋のある花街は五つあり、祇園甲部、祇園乙部、先斗町、上七軒、宮川町である、ご贔屓や好みもあるのでいちがいには言えないが、祇園甲部が一番格が高いと言われているようだ。 さあいよいよ予約をすることになる、もちろん直接電話をする訳にはいかない、知り合いに無理をいって紹介してもらう、紹介者も舞妓芸姑を何人呼びますかと言われ、一番少ない単位は何人ですかと尋ねると、舞妓一名、芸姑一名、音楽を担当する地方(じかた)それにお母さんと呼ばれるお茶屋の女将さんの四人編成である。 恐る恐る花代を聞くと二時間で十五万円とのこと、女将さんも呼ばないと駄目ですかと尋ねましたが、無理なようで、もう少し交渉の余地が有るのかどうか? 今の話は祇園甲部のお茶屋さんだそうです。紹介者に悪いので他の花街のことは聞けませんでした。 紹介者に交渉をしてもらい、若干安くなりました。 総勢14人、7組の夫婦で京都に繰り出しました。とても楽しく、食事をしながら舞妓の踊り、芸姑の話術、地方の三味線の音色、女将の采配の妙、記念撮影を沢山して、あまりにも楽しかったので最後に女将さんへ追加謝礼を出して解散、当日の芸姑は京都でナンバーワンだそうでした。
京都に贅沢な料理屋さんがある、一日一客という、そんなので採算取れるのだろうか?、べらぼうな料金を取られるのではないだろうか?、一客って一人のこと?、何故一客しか取らないの?、何を食べさせてくれるの?、一人で料理屋には行きたくない、一見さんも予約できるの?、京都の事は何でも知っていたいので、仕入れ先に尋ねた所、4人以上揃えば予約が可能とのことだが人数制限があり10人まで、料金は季節によって少し違うが、一人4万円前後、半年先まで予約でいっぱい、知人の紹介が必要、今時、そんな店があるのだなと興味が出てきた。 福岡の友人夫婦を誘って、6人で予約して、行って参りました。 そこは京都の八瀬の近くの料理屋さんで、京都駅からタクシーで30分程度、きもの姿のご主人がお迎え、待合いの部屋で白湯、茶室に通されて茶人になった気分で抹茶とお菓子、座敷に通されて本格料理、特注の日本酒、人間国宝クラスの器、たすきがけのご主人自ら説明とご挨拶、お腹が七分目で、囲炉裏の間へ通されて、腹一杯まで食事、洋間に移動して食後のデザートと飲み物、全てが終わったのがお店に入って4時間、タクシーを呼んでいただきホテルへ、よい思い出の京都でした。
きものの仕入ほど難しく、得体の知れないものはない。ブランドの洋服やカバンのように定価があるわけではなく、その時の気分で価格が上がり下がりする。Aという問屋で9,600円で仕立て上がりの名古屋帯があり、数本仕入れをして、次にBという問屋に行くとまったく同じ帯が沢山出ており、未仕立てで30,000円である、おたく、高いのではと尋ねると、この品は当社だけの商品で、他所には同じ物は出ませんので、A社で見られた帯はまったく違う品でしょうとの回答、でも、全く同じ品なのに、何故か自信たっぷりに返事をする。後で聞くとA社は中国の日本工場から直接買い付けをしたとのこと、B社は中国の日本工場から「貴社だけに納める品です」と言われ、かなり利益を乗せても判らないと判断して価格を上乗せしてきたために起きた不思議な現象でした。きもの業界も中国の日本工場でかなり生産しており、価格はよく判らない、それで仕入に京都に行くと、数社から同じ品種の品を敢えて買うようにしている、すると価格が良く判り、次の仕入に役に立つ、この現象は中国製品だけでなく国産の品にも現れている、このことは次回に話そう。 |一覧|Recommend Item
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