八千代伝 黒麹八木酒造の八千代伝、黒麹です。 八千代というのは、以前、八木酒造が作っていた焼酎。 でも、八木酒造は1973年に蔵を閉めました。 その後、ずっと蔵主さんは、蔵の復興を願って尽力してました。 そして、その蔵主さんの力になったのが、若き息子たち、八木健太郎さんと大次郎さんです。 兄弟で、お父さん(蔵主さん)を助けるべく、力をあわせて焼酎作りにはげまれたとか。 うーん、いいお話ですね。 その甲斐があって、04年10月に、「八千代」を伝承する「八千代伝」が世に出ました。 伝統のある蔵の焼酎には、やはり、蔵つき酵母の力なのでしょうか、奥深い味わいがありますね。 まだ、再興して日が浅い蔵ですけど、伝統を感じる深い味わいがあります。 裏ラベルの能書きです。 八千代伝(黒こうじ) 黒の風格が際立つ、八千代伝の黒こうじと秘伝の甕仕込み。 カメつぼの中でていねいに、じっくりと手入れされた八千代伝のモロミは、蔵子達が一カメずつてっきり手塩にかけて育て上げます。 芳醇な香り、濃厚な甘さ、ずば抜けた喉ごしは、まさに、お湯割り黒の頂点に立つ。 黒が誘って、心は漆黒の宇宙へ。 猿ケ蒸留所 しんしんとした大自然の山気につつまれた猿ケ城渓谷。 その山懐に小さな薩摩焼酎蔵「猿ケ城蒸留所」。 深山高隈の、青葉をゆらす青い嵐をくぐって渓谷へわたる、清冽な伏流水を得て、総カメつぼで仕込みます。 蔵長杜氏 「吉行(よけ) 正己」 「私の杜氏人生の答えを、この蔵で出す。」 53年の職責をいくつかの蔵で重ねながら幾多の銘酒を世に出したその技はみごと。 名匠と称えられながら、若い蔵子たちを束ね「八千代伝」を磨き上げる姿には、77才の風格が漂っています。 自称:お湯割黒の頂点、てかぁ。 都会で受けるには、水割りに合わせる焼酎作りが多いのですが、ここは、芋焼酎の飲み方の正攻法、お湯割勝負! おいらも、お湯割でいただきました。 あまり黒のボディの太さは感じませんが、やはり黒麹特有のしっかりした味わいがついてます。 これは、美味しい焼酎だ。 ドライで切れがある味わいですが、それでいて、後から、じわじわと、ほのかな甘みが涌き出てくる感じです。 週末にじっくりと味わって飲みたい焼酎ですね。 飲み疲れもあまりしない感じで、夜通し飲めちゃいますねぇ。 二日酔いに注意だ。 評価は、☆☆☆☆★だ。 まだ、今年で復刻7年目の焼酎。 すごいなぁ。 【製造元:八木酒造合名會社猿ヶ城蒸留所】 【原料:さつまいも】 【麹:米麹(黒麹)】 【蒸留:常圧蒸留】 【アルコール度数:25度】 芋焼酎 八千代伝25°(黒麹)1800ml【楽ギフ_包装】 ジャンル別一覧
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