令和3年3月3日(水)
桃の節句の日です。といっても、わが家で雛人形を飾らなくなって久しいのですが。
多治見駅や周辺のビルのあちらこちらに、こういうタペストリーやポスターが貼られています。
今春放送されるアニメの宣伝です。
「やくならマグカップも」というアニメです。元々は、多治見市内で配布されているフリーペーパーに掲載されている地元多治見市を舞台にしたマンガですが、それがアニメになるというので、こちらの地方の一部で盛り上がってます(笑)。
ストーリーは、地元高校のクラブの陶芸部で活動する女子高生が主人公。織部や志野など、陶芸の奥深さに気づいて、めきめきと陶芸の腕をあげていく、いくという内容のようです。
タペストリーに映っている女性は、吹き替えをする声優さんたち。今や声優さんも、アイドルのように人気がありますね。
昨日は、ノー残業デーでしたが、案件があって、午後10時半過ぎの帰宅になりました。
次男は、夜通しの作業ということで、会社に泊まり込みでした。
奥さんも寝てしまっていて、一人ぼっちの夕食&晩酌。
あっという間に、寝落ちでした。
さて、南の博識な親方さんが徴兵忌避について書いておられました。
そう言えば、大昔、政治学の課題で、兵役拒否についてまとめたことがあったな、と思い出して書棚を見ると、2冊の関連本が残ってました。
「徴兵制」と「兵役を拒否した日本人」です。岩波新書の2冊です。
「徴兵制」は、日本の徴兵制度の歴史や、世界各国の徴兵制の解説など。
「兵役を拒否した日本人」は、戦前に「汝殺すなかれ」という聖書の戒律を守るために兵役を拒否した日本人について。
兵役拒否の思想、良心的兵役拒否ともいうようです。
徴兵制度があっても、国によっては、「良心的兵役拒否」という制度があり、兵役にかわり高齢者や障害者の介護・介助業務につく、というもののようです。
そう言えば大昔、モハメド・アリさんも拒否したのではなかったかな。
で、この個人を国家に置き換えて、日本は日本国憲法第9条の戦争の放棄を宣言しているが、これは国際社会にあって、国としての良心的兵役拒否を宣言したもので、兵役につくかわりに、武力以外の方法で国際社会に貢献するという主義ではないか、などと青臭く小論文をまとめた記憶があります。
徴兵制のある韓国やアメリカでは、アイドルや俳優、スポーツ選手が召集されて、ニュースになることもありますね。
徴兵制度のない日本に生まれてよかったと思います。