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2009.06.19
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カテゴリ:大学教授
研究者になりたいので、研究者の実態が知りたい


◆ 質問



 中学生の頃から研究者という職業に憧れていました。研究者という職業は
間接的にではありますが、結果として、多くの人々の役に立てる、素晴らしい
仕事だ、と思っています。

 私は大学受験時に理系への道は諦め、大学は文系に進み、もうその大学も
卒業してしまったのですが、やっぱり研究者に、憧れる気持ちはなくなりません。

 感染症や免疫学、細胞学関係に興味があり、今からでも、やり直したいと
思ってしまいます。
 しかし、これまで実験もしたことがなく、研究の現場も見たことはないのに、
ただ自分の想像だけで、憧れ続けているのは危険です。

 そこで、研究者の方々のお話を聞かせて、いただきたいと思いました。
研究内容、仕事のやりがい、人間関係、給料、他の職業と比べての、一長一短
など、他の小さなことでも、構いませんので、研究者の生活や実態を知りたいです。


 ちなみに、私がイメージする研究の世界は、マンガ「動物のお医者さん」で
得た情報と、友人の研究室を、こっそり覗いた時の、キレイな部屋の印象しか
ありません。
 私のこれからの人生を考えるためにも教えていただきたいと思います。


教えて!Ziddyちゃんより





◆ 回答



 社会人になってから、このままでいいのか・・・と悩むことってありますよね。

 女性だと、OLからネイリストとか、フラワーデザイナーに転身したりします。
ネイリストやフラワーデンザイナーは、働きながらお稽古して知識を身につける
ことができますが、研究者は働きながらは、仕事を辞めて大学院に入学しなくては
いけません。

 大学院によっては、社会人入試ってゆうのをやていて、働きながら大学院に
通える制度もあります。
 私が働く大学でも、社会人学生はいます。
 すごく大変そうですよ。

 理系の学生は、研究で忙しく、研究室に泊り込みの徹夜することもあるので、
社会人学生は、本人の努力と体力のほかに、会社の理解も必要になります。



以下、教えて!ziddyちゃんより引用です。


● なかなか出来そうにないように見えて,でも実現されている例として
挙げさせて頂きますが,私の友人の研究室は生物関係ですが,結婚して
子供もいる、40代の女性の方が、大学院に入り,いま研究に精を出されて
いる方がいらっしゃるとか.

 あと大学院では社会人枠と言うのもあります.
詳しくは知らないのですが,お調べになられてはと思います.

 研究所の一般公開は,理化学研究所,航空宇宙技術研究所,など,4月に
一般公開するところがいろいろあります.
 また,一般向けの公開講座もありますので,適宜ネットで研究所をご検索
されまして,そのページへ行くといろいろ出ていると思います.

 お近くであればぜひご見学されますこと,おすすめします.

 例として,理研のページを参考URLに示します.

 行事・研究会→イベント情報と進むと,日程が出ていて,クリックすると
詳しい案内へ飛びます.

 宇宙関係だとこちら.(宇宙分野で生物の研究もあります.)

 
 学会は,そこで一般向けの催しを、やっていると良いのですが,学会自体は
マニアックなものですから,余りオススメはしません.

 「動物のお医者さん」はよくかけた漫画だと思います.まぁあんな感じで
どたばたやりつつ,でも地道にコツコツコツコツ・・・と言うのも多いですが.

 研究にも,基礎研究から開発,企業なら商品開発まで,幅広い段階があります.
期間も,商品開発のごく短期間のもあれば,我々が身近に目にするまでには
30年とか100年とか,かかるような中長期の基礎研究もあります.

 一概に研究と言っても,そこの住人の認識もバラバラなので,そこも重要だ
と思います.


● 研究者としてやっていくには,やはりもう一度大学に,行かれるということ
ですか?研究者ならやはり博士号は、必要だと思います。最低でも、旧帝大の
修士位は必須でしょうか。

 年齢的にもハンデがあるので、感染症や免疫学、細胞学関係で、強いコネが
ある教授の研究室が良いでしょう。
 それでも、多くは上司の使い走りになってしまいます。大学に残るのなら
比較的、自由かもしれませんが。

 経験上ですが、研究者は少し変わった人間が、多いです。社会不適合者とでも
いいますか、人間関係はかなり大変だ、と思います。

 一方給料は、普通のサラリーマンと、大して変わりません。残業が底無しに
ある分、損かもしれませんね。

 やりがいといっても、粛々と仕事をこなすだけです。楽しいこともあるかも
知れませんが、辛い事も多い、研究だからといって、特別なことはありません。
他の仕事と同じです。


● 元研究者です。主に土木関係の研究に携わりました。
研究に興味がおありとのことで、少しばかり私の体験談を記します。

□ 研究内容
 土木関係。道路整備や河川整備などの公共事業を、より効率的に、より経済的に、
 よりスピーディ ーに、より安全に、より正確に、実行するための各種研究に
 携わりました。

□ 仕事のやりがい
 一言で言えば、「真っ白のキャンバスに絵をかくようなもの」。
 ゴール(求める結果)は分かっているけれど、それに行き着くまでの道筋は、
 全く未知なので、やり方いかんで、研究期間や研究費用などが異なります。
 研究者は、そのやり方を自分の手で、判断、選択し実行しなければいけません。
 マニュアル通りにはいかないのです。私は、そこにやりがいを感じました。

□ 人間関係
 人間関係=職場環境 として話します。所属先にもよりますが、研究は少人数
 (1~3)で行うことが多いです。また、他の研究者達と、テーマが重複する
 こともないので、どうしても家族的な職場とはいきません。

  顔は知ってるけど、余り話したことがない・・・といった場面が多いと思われます。

□ 給料
 職場によりけりですが、2パターンが考えられます。
 (1)基本給は高い。でも、成果報酬がない。
 (2)基本給は低い。でも、得られた研究成果により報酬が+される。

□ 他の職業と比べての一長一短
 他の職業はいっぱいありすぎて、比較がなかなかできないので、違う観点から
 お話しします。

  研究職は、自分のやり方で好きなことができる反面、成果主義的な側面が
 強いため、行き詰まることも多々あります。それを乗り越える精神的な強さが
 必要です。また、考察力、想像力、実行力等が求められますから、マニュアル
 人間には不向きです。

□ 他のこと
 ・研究室は煩雑としていることが多いです。色々な論文や過去の実験器具、
 失敗作など、捨てるに捨てられないんですよね。
 
 ・基本的に、普段着、動きやすい格好なので楽です。


 色々書きましたが、仕事は自分のやりたいことをするのが一番と思います。
この回答が、あなたの人生への良きアドバイスとなることを祈ってます。



・・・引用でした。


 研究室は、研究道具や本で、ゴチャゴチャしています。
ドラマ「ミスターブレイン」にでてくるような、きれいな研究室はありえません^^



以上、社会人から大学教授に転身するのは、でした。




社会人学生は貧弱では、つとまりません。
おいしいもの食べて、体力つけましょうね。




大学教授になる方法
 大学教授、研究者になり方法を高校生にもわかりやすく解説。

















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Last updated  2010.10.19 13:17:09
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