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カテゴリ:きららアート
お疲れ様でございます。 おかげさまで第14回いわて・きららアート・コレクションが昨日無事に終了いたしました。 会期中は1,700を大きく超える方々にご来場いただき、誠にありがとうございます。毎日300人以上来ていただいていました。作者や家族、福祉関係者などの関係者だけでは集まりえない数字です。本当に広くたくさんの方に観て頂いたことを感じています。 当ブログが契機の方も、そうでない方にも厚く御礼申し上げます。 私は第5回ころからこの事業に関わっているのですが、その頃は、同じ会場であるにもかかわらず、受付業務は今回と比べても退屈極まりなく、1日100人ぐらい来ていただければ御の字という状況、出入り口を行ったり来たりする人がいると、いちいちカウンターを押したり……という水増しまがいのことも……。 現場での制作が淀みなく続いているのだとしたら、変わってきているのは、周囲の方々の眼差しではないだろうかということをここ数年強く感じています。それもすごくうれしい方向に。 また、私たちがやっている「公募展」という形式は、賞をつけるとか、入落選があるということについて、不平等でないかという指摘が多くありました。実際私自身も数年前の受付時、見知らぬ方から『どうして(私が気に入った)あの作品が賞に入らないんだ?』と激しく説教されたこともありました。私たちはこの形式が~例えばパリでの展覧会に本県から9人もの作り手を輩出することができた~大事な道程だったと認識していたのですが、最近ブログなどで展覧会の様子や様々な作品が、それぞれの書き手の方々から発信されるのを拝見させていただくと、改めて「賞」というものが一面的なものであり、そういうことに左右されずに作品や作者と出会っていくということが、とっても素敵なことのように感じています。 今回のコレクションでは、14回目にしてようやく岩手県知事、副知事、県立美術館館長及び美術館学芸員の来館がありました。 “ようやく……”という思いもありますが、彼らが観て感じたことが、この先どういうことになっていくのか、慎重に見守っていきましょう。少なくても知事の鑑賞時の真摯な眼差しには何か期待したくなるというのが正直な思いです。 ということで、昨日は撤収作業終了の後いつもの店でコーラで乾杯。 そこに、Sさんや、Mさん、Fさん、Kさんなどなどまたまたいつもの面子が集まって飲めや歌えやの大騒ぎの夜……。夢のようなひと時の締めくくりにふさわしい? とにかく、ご来場いただいた皆様には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。また来年(2012.02.08~02.12)もどうぞよろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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