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キリンコの読書と語学

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Apr 22, 2014
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テーマ:読書(8237)
カテゴリ:小説(女性作家)
この本を手にしたのは20年前。
当時好きだった山田詠美作品だからと、自然と読み始めた。

そのタイミングが偶然か、否か。私もラビット病を発症していた真っ最中だった。

もちろん、この主人公達ほど重症ではなかったけど…
恐ろしい事に、今現在、まだ完治していないのだ、私は。
まさか、ラビット病が不治の病だったとは。


筆者のエッセイ「ポンちゃんシリーズ」を読んでいたせいもあって
主人公カップル、ゆり&ロバが、あまりにもエイミー&ダグラスと被るところとか、
エイミーの自己投影と、価値観の押し売りが鼻につく部分もある。
私小説かも、と思うと恥ずかしくなっちゃうし。

それを差し引いても、二人の動物的で、素直な「愛の芽生えから育て方」の話は
あの頃の自分を思い出して、ほんわり甘い気分にさせてくれた。


ちなみに、さんざん小説やエッセイのネタになったダグラス氏とは
15年のちに離婚してしまったとのこと。
なーんだ、って残念な気持ち。

私は、私たちは、ラビット病を患ったままでいたいなぁ。
今際の際(いまわのきわ)まで、名前を呼び合うよ。






山田詠美『ラビット病』1991年


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Last updated  Apr 24, 2014 07:34:49 PM
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