カテゴリ:映画・本・音楽・ドラマ
前作の単純なリメイクだと思っていたので、劇場ではスルーしてしまっていた。 DVDでも、何度はじめの10分で眠ってしまったことか! キチンと座って、やっと最後まで鑑賞。 ネタバレになるといけないので、詳細は書けないが、終わり方は前作よりも 今回の作品の方が、遥かに良かったと思う。 終わってみれば、正直、ホロリと来てしまった。 この作品でこれじゃ、”ロッキー・ファイナル”は、号泣して、席を立てるかどうか(笑) ま、まわりも同じようなオッサンばかりだとは思うのだが・・・。 オープニングタイトルの、日本の名所の風景は素晴らしい。 劇中、石坂浩二演じる首相の 「”日本と運命を供にしたい”という意見が、私には 一番しっくり来るんだ」というセリフが妙に印象的だった。 前作の時は中学生で、「本当に日本列島が沈む危険性もなきにしもあらず」と 心配したものだが、いつの間にか、日常の積重ねに流され、危機意識がなくなって しまっていたのだが、今でも、都内の超高層ビルを見ると、心配にはなる。 が、考えてみれば最新設計のあのビルたちが倒れるほどの地震であれば、 倒れて文句をいう側も含め、首都壊滅に近い状態なっているとも思われ、 半ばヤケクソで建てられているような気がしないでもない。 例によって、劇中、いくつかの選択肢が示されるのだが、私はどうするだろう? 女房と子どもたちには、海外脱出を試みてもらうとして、変に苦しむのはイヤなので、 好きな酒でも一杯やってから、日時を決めて、自決するのが面倒くさくなくて良いような 気がする。 どうせ全ては海の底に沈むので、後始末も心配はない。 阿鼻叫喚の挙句、津波に呑まれて・・・なんてのはイヤだなあ。 理性では、国民と国土は独立して存在できると思っているのだが・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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