今回の五島行でも観光バスを使った五島の教会巡りの団体と会うことがありました。人気がありますのは、美しい煉瓦によるロマネスク様式の大曽教会、小さな入江に建つ木造で椿装飾の中浦教会、等の様です。
中浦教会を通り過ぎる時は、団体の人達が教会内部を見学したり、入江を眺めたりしながらしていました。
中浦教会を過ぎて、国道384号線を南下しますと小さな集落「真手の浦」となり、此処にも教会がありますが教会巡りツアーに組み込まれていないのでしょうか、殆ど観光客の姿はありません。
九州本島の外海地方から移住した信徒によって信仰の種がまかれた集落と言われ、初めは若松町桐教会に属した巡回教会でしたが、1975年に神父が配属されてから真手ノ浦小教区として独立、焼崎教会等を巡回教会として今日に至っています。
教会自体は1956年に建てられた、比較的新しいもので、木造の慎ましやかな祈りの為の教会でした。
上五島に散在する教会に就いては、こちらの写真集をご覧下さい!
国道384号線は下五島である福江島の富江から福江市迄島内を一周しますが福江で中断し、海を隔てて上五島の奈良尾から有川迄へと続きます。海を介して繋がっている国道は全国的にも珍しいかも知れません。