少子高齢化で、子供達は安全上プールで泳ぐようになりましたので、小さな海水浴場には人がいなくなりました。
家内の実家から5分程で行ける岩礁地帯はシャワーもある海水浴場なのですが、今では泳ぐ人も少なく、寂しい限りでした。
人が少なくなりますと、岩礁に続く森からは、野生動物が海浜に出て来て、猪のウリボーは日中にも拘わらずうろついているのは驚きでした。
岩礁では、ムラサキウニが大発生していて足の踏み場も無い程ですが、産卵期を過ぎた夏にもなりますと、身の細ったウニは採る人も無く、海藻も食べられて無くなってしまうのではと心配する程です。
深さ2m程の処には、サザエやらシッタカ貝も結構多くいて、タモ網で掬い取ることも出来て、昔の自然も回復している様に見えました。
ゴーグルで海水中を見ますと、チヌ(クロダイ)も多く、クロダイに追われるキビナゴの大群、その他石鯛、タカハタダイ、箱フグ、カワハギ、タコ等もいて岩礁地帯の豊かさを実感することが出来ました。