テーマ:政治について(19765)
カテゴリ:Politics
私は国内株式200万円、ドル預金・債権100万円を運用していますが、株では40%ロス、ドル債権では為替差損で20%ロスと言った処で、自己責任で仕方が無いと塩漬け状態にしていますが、やはり株式はハイリスク・ハイリターンであることを再確認しています。
2年前に、アベノミクス効果が薄れて低迷していた株式相場への梃入れとして、日銀出身の塩崎氏の意を受けて、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)では債権から株式へと運用の矛先を変えたのです。 しかし、中国経済の低迷を端に発して、原油相場の下落からBRICS経済不況へと発展して、世界経済は五里霧中で先行きが見えなくなり、株式相場は上昇基調を失ってしまいました。 従って、GPIFも大幅なロスを計上することになりましたが、株式投資への比率は変えることはありません。 元来、GPIFの資金は国民が積み立てたもので、政府のものでないのですが、アベノミクス梃入れで運用を政府責任で開始したのですが、大幅な運用評価損を計上しても運用先の柔軟な変更もせず、塩崎氏を初めとして何の発言もなく、況してや責任論が出て来ないのは合点が行きません。 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、2四半期連続で巨額の運用評価損を計上した。国内株価の下落や円高を背景に、運用資産額は基本ポートフォリオを大幅な見直しを実施する前の水準まで目減りした。 GPIFが公表した今年度第1四半期の運用状況によると、収益率はマイナス3.88%、評価額はマイナス5兆2342億円、6月末の運用資産は129兆7012億円。過去最高だった昨年の141兆1209億円から11兆4197億円減った。 6月末の円相場は3月末との比較で主要10通貨全てに対して上昇。英国の国民投票でEU離脱派が勝利した6月24日は、対ドルで7円超の円高となった。国内株は大幅に下落する一方、日本銀行のマイナス金利政策を受けた国内債の利回りは低下。資産構成の見直しでリスク資産を増やしたGPIFに逆風となっている。 GPIFの運用は、2014年10月の見直しで、株式と債券が半分ずつと言う分散型となっていて、昨年第2四半期に運用開始以降で最大の評価損を計上した。世界的な市場混乱からのリスク回避の動きが円高圧力となり、内外株式と外債の評価を目減りさせ、GPIF直近1年間の評価損益はマイナス13兆1929億円に上っている。 14年10月から今年6月末までの通算運用は1兆962億円の損失。昨年6月末までの3四半期で12兆円余りを稼いだGPIFは、運用改革後の収益全てを失った格好だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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