テーマ:政治について(19782)
カテゴリ:Politics
近頃、道路端にある小さなコンビ二が数多く閉店となり、その近くに大きな駐車場を供えたコンビ二に取って代わられています。
大きなコンビ二がそんなに繁盛しているとは思えないのですが、数台の駐車場所を持った家族経営に近い小さなコンビ二は、大資本の前に消え去る運命を担ってしまった様です。 ガソリンスタンドも、原油安とハイブリッド車の影響を受けて、売り上げが伸びないらしく、数多くが閉鎖されて来ました。 私自身、ハイブリッドに乗り換える前は、月に2回給油していたのですが、今は月1回となり、又給油量も半分に過ぎないのですから、無辺なるかなと納得せざるを得ません。 残は押して知るべし、どの小売業界でも売り上げは低迷、円安誘導による異次元金融緩和による輸出大企業中心の政策は、他業界には波及せず、Trickle Downも幻想だったことが明白になりつつあり、アベノミクスは終焉を迎えつつあると認識せざるを得ません。 もはや壮大な社会実験は失敗に終わったと言うことだろう。2013年4月に始まった異次元緩和は、市場への資金供給量を2倍に増やす大胆な手法で「2年で2%の物価上昇」を達成すると約束したのだが、3年半経っても目標は未達どころか、物価は緩和前のマイナス水準に逆戻りした。 日銀総裁自身が否定していたマイナス金利政策を突然実施したが打開できず、泥沼の持久戦に追い込まれた。 異次元緩和は、株価指数に連動した上場投資信託(ETF)を年間6兆円も買い入れ、中央銀行が株価下支えに買っている上、大量の資金が企業業績に関係なく投じられる為、問題ある企業の状態を見えにくくする弊害があり、株式市場の機能が蝕まれつつあるのだ。 日銀が買い込んだ国債は兆円規模の含み損を抱えて国民負担は避けられず、黒田総裁は「異次元緩和による便益が上回る」と強弁するのだが、納得出来るものではありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.23 11:04:01
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