YRP(横須賀リサーチパーク)
横須賀リサーチパーク(Yokosuka Research Park)は、欧米に良く見られる郊外型研究センターでオープンしてから9年経過しているとのことでした。1987年6月 リサーチパーク構想推進連絡会設立1994年3月 開発許可、基盤整備事業に着手1997年10月 YRPオープン約60ヘクタールの研究センター立地候補は神奈川県内で他にもあったらしく、秦野市と横須賀市の誘致合戦となったらしいのです。秦野市の方が広い平地もあり交通アクセスも東名高速道路「秦野・中井」ICの方が便利の様ですが、最終的には隔離された丘陵地を有する横須賀市に設置決定となりました。産業立地は利権が絡みますので、純商業的視点からの決定と言うよりも政治的決着だとも言われています、真偽の程は闇の中で分かりません。我が家からは多摩市から町田市に抜けて、混雑激しい国道16号線を経由して高速道路横浜横須賀道路(通称:横横道路)に入り終点「佐原」ICで降りますと直ぐですので、思ったより時間は掛からず約1時間半で到着します。YRP敷地内には未だ小さなビジネスホテルが1棟しか無く、国際研究コンベンションを行うにはもの足りませんが、今後の基盤整備計画があるのかも知れません。YRPホテル前から見える、研究センターの中核となるYRP1番館、2番館です。東京湾を望む横須賀市の丘陵地に電波情報通信技術に特化した研究開発拠点として公的な研究機関や国内外の民間研究機関が多数立地し、幅広い分野の研究開発の活動を進めています。交通アクセスは京浜急行電鉄「YRP野比駅」又は高速道路横浜横須賀道路の終点「佐原」ICとなります。参加機関・企業数62社 (平成16年12月現在)で昼間就業人口は9,500人となり、サービス施設・移住・宿泊施設も整備されつつあり、効果的な移動通信、衛星通信、光無線など電波利用技術分野の研究開発が推進されています。