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自動甲冑フォイエル。それは、他の自動甲冑、及び歩兵などにはてを出せないような対象に対し送り込まれる。
数々の自動甲冑や対人兵器を破壊してきたフォイエルだったが一つだけ、そうたった一つだけ破壊指示を受けながらも破壊することが出来なかった物がある。 機械併用型魔導甲冑、つまりはウォードのことである。 完成と同時に逃げ出したウォードをフォイエルは必死で追った。 捜索から一週間、ついにフォイエルはウォードを見つけることが出来なかった。 そして、“災害”。 長い月日がたち、バッテリーが切れかかり、体もほとんど壊れかけていた。 そんなとき、何者かにより充電をされているのに気がついた。 モニターがよごれていてよく見えなかったが、男のようだ。 彼は、私が目覚めたのに気づいたのか自己紹介してきた。 軍の物ではないらしい、それどころか戦争はなし崩し的に終わり軍隊は存在しないらしい。 それから、彼との生活が始まった、いや彼らと言うべきか。 彼は結婚しており妻と二人で暮らしているらしい。 私を見つけたのは、彼が機械いじりが好きでいろいろなところから拾ってくるらしい。 修理は順調に進んでいた。 未だに体は動かなかったが、それ以外の部品はがらくたの山から拾い集めることが出来、私は何とか消滅を免れた。 体の方はどうしようもない。彼に作ってもらうか、どこからか拾ってきてもらうしかない。 私は、ここまでの修理と、今の世界の情報のお礼として飛行機械の作り方を教えることにした。 彼は、私の話を聞くとうれしそうにその制作に取りかかった、教えた私の方がうれしくなるほどだった。 何処まで出来るのかやや不安だったが、彼は見事作り上げた。きっと良い機械職人になれることだろう。 そして、彼がテスト飛行を行ったその日、私は驚愕した。 彼が連れてきた人物の一人が、あの魔導甲冑だったのだから。 │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |
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