カテゴリ:日々の仕事関連
昨日会計士の研修で会計参与について勉強しました。
といっても話を聞くだけですけど。。 会計参与には公認会計士や税理士がなれますよね。 でも、債権者等からの損害賠償については責任の限定ができないんです。 中小企業で銀行借入をしているところは粉飾しているところが結構あるんです。 そういった企業に会計参与を置くことを融資の条件とする銀行が出てくるんじゃないかな? そうすることで、粉飾が少なくなるだろうし、会計士や税理士の保証を得られますからね。 当初の導入の目的は中小企業の決算の適正化。 その目的達成のためには会計参与の責任を重くすることも分かるんですが、粉飾すれば銀行から責任追及される恐れがある。また一方で逆粉すれば脱税で起訴される。 中小企業や会計士、税理士にとっては厳しい時代が到来するかも? っていうか、あんなに責任重くて、会計参与なんて普及するのか?って気がします。 研修終了後、個人事務所を持つ会計士の多くがそういってました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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>あんなに責任重くて、会計参与なんて普及するのか?って気がします。
私はあまり会計参与について詳しくはないのですが、 新会社法って法律家以外の人もきちんと入って作ったのかなっていうのは気になります。 もし新会社法が法律家だけで作られていたら、会計に詳しい人が入っていないため、 会計分野の人の意見が反映されていないのでは?とか思ってしまいます。 新会社法って、やっぱり法律家以外の人にも多くの影響を及ぼすんですね~。 それにしても、会計の分野のニュースってやっぱり面白いですね。 一応仕事(予定)は法務なんですが、簿記の1級を勉強してみようかと思う今日この頃(2級までは持ってるんです)。 法務が簿記持ってるっていうのは、役に立つんでしょうか。K-I!さんのご意見を頂戴できると有難いです。 (2005.11.19 16:45:10)
お返事遅れてすみません。
簿記については、大会社や公開企業であれば、1級まで持っておいた方がいいとは思います。 ただ、法務部で一生終えるということであれば、1級まで必要になることはほとんどないと思います。 1級は原価計算や会計理論の部分が2級より難しくなっていますが、こういった部分は経理部門に所属するとか、会社全体の経営数値を把握する立場にある人間には役立つことがあっても、他の部門の方にはそれほど役には立たないと思われるからです。 ただ、企業買収など、法務と会計とが両方必要な場面が想定されると言う場合は、1級の知識が役に立つかもしれません。 (2005.11.22 15:30:02) |
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