半年遅れの旅行記・第７弾。

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旅行４日目・ｵｰﾛﾗ撮影ﾗｽﾄﾁｬﾝｽ編

鉄道旅行を終え、キルナに帰ってきて少し寝たら、いよいよ最後のオーロラチャンス。
コタまではかなり遠いので今回は少し上のほうの開けたところで待つ。

昨日と違ってどういう感じで見えるのかわかっていたので色々余裕がありました。




ここでこの前書き忘れたオーロラ撮影の難しさの小話をひとつ。


画像で見ると明るく輝いてるオーロラなのですが、実際はかなり薄いのは前もお話しました。

ではなぜ撮れるかというと、長露光、すなわちシャッターを長い時間開けているからなのです。なのでカメラ開けてる時に動かすとブレます。

なので一度シャッター切ったらカメラは動かせません。




そして、




ファインダーにオーロラは写りません(爆)


画面は真っ暗ですｗ長露光して初めて写るので、位置決めは100％勘です。

しかもオーロラは動いたり消えたり別なところから現れたりするので、現れたと思ってカメラスタートすると違うところにデカイやつが出てきたりして「しまった！こっち撮りたかった！」という事がざらにあったりします。

でもカメラは動かせませんｗ

難しいです。いや、マジで。






みたいな話を家族としてたらオーロラが出始めました。


オーロラ1 posted by (C)茶ま太

３日目より荒いのは、露光を短く調節したためです。３日目では星空モード60秒で撮っていたため、データ作成含めて１枚２分くらいかかっていました。
30秒露光にしてみて写るのがわかったため、数撮ってあとで画像調節しようと方針転換しました。
それでも１枚撮るのに１分かかります。デジカメはその場で結果が見れるのはいいのですが、撮り終わりからのデータ作成時間がかなりネックでしたね～。

ちなみに画像を調節するとこんな感じになります。


オーロラ posted by (C)茶ま太

かなり明るくなりました。(元画像は下のオーロラ4)
調節したのを今回ほとんどうｐってないので、余裕できたらうｐるかも。
(これはかなり前にうｐした画像。加工済みなので画像が小さいです)



オーロラ2 posted by (C)茶ま太

前にぼんやり写ってるのはキックスレッジに座る私たち。
シャッター開いてる間、動かなければオーロラと一緒に撮れます。

余裕ができたのでこの方向性を色々試した結果がコチラ


オーロラwith俺 posted by (C)茶ま太

これもかなり前にうｐった１枚。画像調節済みです。
ライトで人物を照らしているのでくっきり写りすぎててCG合成みたいに見えますｗｗ
ちなみに３０秒この姿勢なので耳が千切れそうになっておりますｗｗｗ




人間とは強欲なもので、１度見れただけで十分僥倖だったというのに、見れると今度は昨日よりでかいの見たいね～などと贅沢を言っていたのですが、23時を越えたあたりからフィーバータイムに突入！！

神様ありがとう！！

全天を覆うくらいでかいのがバンバンと現れ、家族全員狂喜乱舞しました。


オーロラ3 posted by (C)茶ま太


オーロラ4 posted by (C)茶ま太


オーロラ5 posted by (C)茶ま太


オーロラ6 posted by (C)茶ま太

必ず地面が写っているのは位置決めのため。
完全に空に向けると真っ暗すぎてどこを撮っているのかわからなくなるのと、サイズ比較が無くなってわけわからん写真になっちゃうんですよね。

天頂の方まで覆うスケールだったので撮りたかったのですが、所詮コンデジのため、広角が全くしょぼ過ぎて歯軋りしました。１眼ほしかったなぁ。


面白いほどユラユラと揺れて現れたり消えたりするので写真では翻弄されましたが、本当に素晴らしい体験でした。

地球ってまだまだ不思議が一杯あるんだなぁとしみじみ感じた一夜でした。



神様ホントにありがとう。大満足！