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Shopping List
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それはちょっと前、この前、ここで東京に行ったことをお話しした吉祥天が経験したこと・・・
吉祥天の旅の終わりの楽しみは、空港でお土産(主に食品)を買いあさること その日も早めに羽田に行って、ロビーに駆け込み 「さあ、買うぞ」と買う気満々の吉祥天 ところが・・・無い、無い・・・あの店もこの店も、羽田利用するようになってからいつも必ず買っていたあのチーズケーキ、紅茶のケーキ、卵焼き、お寿司・・・無い・・・茫然と佇む吉祥天 そういえば、コロナの最盛期、友達のキヨハラさんが「大阪に行くのに羽田に来てみたら、もう真っ暗、お店も皆閉まって、まるで真夜中です」というラインに真っ暗なロビーの画像をつけて送ってくれたことがあった あれが何年続いたんだろう・・・もう引き上げてしまったお店もあっただろう、とは予測していたけど・・・ あのケーキやお惣菜の大きな袋を両手に下げて「取った~」と心の中で凱歌を上げながら搭乗口(徳島は田舎なので冷遇されて搭乗口はずーっと端の端でしたが・・・)を走る吉祥天だったのに・・・ み~んなコロナのせいだ、と毒づきながら、 それでも「羽田で美味しいものいっぱい買ってくるからね」 「待ってるわ~楽しみ」という約束してきたのに・・・ それでも広いロビーを端から端まで調べてゆくと「ん?」新しいチーズケーキの店発見 目新しい、人が並んでいるような店はいかにも「インスタ映え」を狙ったようなものが多く、しかしここのはチーズケーキはそのまま、飾り無しで、味一本で勝負、という感じ よし、これ、と決めて「これ2台ください、その一番大きいの」というと店員さんが「試食なさらなくてよろしいですか?」 「大丈夫、見たらわかります」 「ありがとうございます、今お包みしますからその間に」と小さなカップにひとかけら入れたのにスプーンをさして渡してくれました 一口食べて「勝った~」と心で凱歌を上げた吉祥天 これで安心、今日の晩御飯は中で空弁適当なの買おう」と、大きな箱を二つ抱えて手荷物検査場に向かうと 係りの人は女性、30代後半菓40代くらい 「お願いします」と検査用の箱に入れたら お、という顔をして 「これ、あそこのロビーにあるチーズケーキですよね」 「はい、そうです」 「試食なさいました?」 「ええ、美味しいですよね、だから2箱」 「ほんと、美味しいですよ、あれ・・・はい検査終わりました、いってらっしゃいませ」 「ありがとう、いってきます」 一目で見ただけで、このケーキにこの人・・・食いしん坊の同志と判断したらしい 大事に抱えたチーズケーキ、帰宅途中のタクシーから「取りに来て」と、こちらの同志に電話したら、家の前で待っていてくれた 次の日、「美味しかったです~子供も夫も、もうすごい勢いで食べました、いや~ほんとにありがとうございました」と電話がありました ・・・同志はどこにでもいる・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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