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ミニバラ写真館

ミニバラ写真館

オバナイトセンセション

2012.5.7
古い品種で宇宙に飛んでいって香りの実験に使われた品種ですね。

オーバーナイトセンセーション
オーバーナイトセンセーション

オーバーナイトセンセーション
オーバーナイトセンセーション

 狭い栽培環境の中で、宇宙で成長し、かつ香りの強いバラとして選ばれたそうです。その宇宙での香りはどうだったのか。先日ご紹介したバラの香り研究所の蓬田先生のお話によると、宇宙で放散された香り成分量は地上での3分の1だったそうです。研究したナサはあまり結果を公表していないのでわからないそうですが、宇宙では水も丸く固まりになって空中に浮かぶように、香り成分も拡散しないで花の周囲にまとまっていたらしいです。

 その香り成分を香り吸着法で捉えて分析していてそのデータを先生のパソコン画面で拝見しましたが、実際の香りがどうであったか、その発表はないそうです。嗅いでいないのかもしれませんね。確かに宇宙では風がありませんから、香りも拡散しないでしょうし。室温を高くすればもっと出たのかな・・・。

2011、5、6
 今年のオーバーナイトセンセーションの咲き方は少し変わっています。花弁の脇が折れ曲がっているのです。

オーバーナイトセンセーション3
オーバーナイトセンセーション3

オーバーナイトセンセーション7
オーバーナイトセンセーション7

 一輪だけでなく、一緒に咲いた花も折りたたまれていたように折れ曲がっています。折り癖がとれないで咲いたという感じでしょうか。なぜこういう咲き方になったのか原因は分かりません。

 他のミニバラも素直に咲きそうな蕾もありますが、くしゃくしゃに固まってこれで本当に咲くのかなという蕾もあります。肥料は元肥だけで葉の色が薄かったので、蕾が出た時に一回だけ窒素分の多い液肥を与えましたがそれが原因でしょうか。それでも花径は7cmあります。香りもしっかり香ります。

 ミニバラの栽培はまだまだ奥が深いです。

2010.5.29
オーバーナイトセンセーション
オーバーナイトセンセーション

 今朝は寒いですね。昨日の昼が暑いくらいでしたから、余計に温度差を感じるのでしょうか。それとも体調が悪いせいでしょうか。春先の服装に逆戻りです。のどが痛いだけでなく寒気も感じるようになってしまいました。急いで熱さまし・痛み止めも飲んでおきます。

 この写真は5月22日に撮ったものですから、ようやく撮影とアップ日が近づいて来ました。もう一息です。

 オーバーナイトセンセーションはもう皆さんおなじみですね。ミニバラでは香りの王様で相変わらずその地位を保っています。ただ栽培すると背が40cmと高くなるので剪定をかなり強めにして、切り戻しも強くして伸びを抑えるようにしています。茎も細いです。

 花径は6cmくらい。1953年アメリカノアイースト社の作出。花の付きは例年と変わりません。少しうどんこ病にかかりやすいので、出来るだけ雨にかからないようにし、風通しの良いところに置いています。それでも罹患しますので、うどんこが出た葉を見つけ次第摘み取っています。それが治すより手っ取り早い感じです。

2009.10.2
オーバーナイトセンセーション
オーバーナイトセンセーション

 一輪ですがオーバーナイトセンセーションが咲きました。花径6.5cm。相変わらず香りが強いです。

 最近の大輪ミニバラに比べると、花茎の細いのが気になります。これだけ大輪に咲くとどうしてもうなだれてしまって、切花にもしづらいです。

 かなり切り詰めて育てているので樹高もせいぜい30cm止まりなのですが、うなだれて咲くのは困ります。

 以前は香りのあるミニバラが少なかったのですが、最近はここまで強くはなくてもかなり香りのミニバラが増えてきましたので、我が家の棚ではそのうち品種の交代が起こるかもしれません。

2009.5.22
オーバーナイトセンセーション
オーバーナイトセンセーション

オーバーナイトセンセーション
オーバーナイトセンセーション

 オーバーナイトセンセーションです。1953年にアメリカノアイースト社で作出された香りのミニバラということです。香りの実験で1998年に向井千秋さんが宇宙に持っていったことで有名ですね。

 さすがに香りが高く、強度は9くらい。側を通るだけで香ります。隣に咲いているシャリファアスマに香りの強さでは引けを取りません。

 しかし色が単調なので、見続けていると飽きてしまいます。多くのミニバラの中に一鉢あるのが良いかもしれません。花首が細く雨などですぐに首がたれてしまいます。栽培では放置していると背が高くなりすぎますので、花が終わったら思い切り切り込んで小さく作るようにすれば、こじんまりと出来ます。(私は株もとの葉2枚目の上まで切り戻してしまいます。)

 そういえば今年神代植物公園に行ったときに、他のバラの鉢の混じって、この花の鉢が沢山販売されていました。大輪バラの間に入ってしまうと、影が薄れて可愛そうでした。おそらく香りに気がつく人はいなかったでしょう。 

2008.9.6
夏のオーバーナイトセンセーション
夏のオーバーナイトセンセーション

 香りの強いミニバラ、オーバーナイトセンセーションです。これまでも時々咲いていたのですが、花弁が薄いせいかやや傷みやすく、今もルリノミハムシのかっこうの標的になっています。

 明日はきれいに咲くかな、そのときに写真を撮ろうと思っていても、カメラを持っていくときはすでに先客が来ていて、ご馳走になっていますと挨拶します。つまもうとすればピンとはねるように逃げてしまいますので両手のひらで包み込むようにして捕まえます。

 冬に比べれば花径は小さいですがそれでも何とか見られます。香りもこの花特有の香りがしっかりと漂います。

 背が高くなることを警戒して剪定を深めにしているせいか、樹高も40cm前後に納まっています。ルリノミハムシを避けるのにもポリ袋は有効なようです。

2008.6.14
オーバーナイトセンセーション
オーバーナイトセンセーション

バラの名前 オーバーナイトセンセーション     
 花径     8cm       
 樹高     25cm
 香り     強い香水の香り    
 香り強度   7~8
 色      ピンク
 花首     強い
 作出者    米 ノアイースト社
 栽培鉢    6号長鉢

コメント
 香りのミニバラの代表種。香りの実験で宇宙に連れて行かれたくらい。今年の花は雨でたたかれ本来の持ち味を生かしきれなかった。大輪の割合に首や茎が細いため、大きく育てると垂れてしまう。
 香りの種類はなんと表現するのかわかりません。フルーティでもありませんし、ダマスク系でも、ミルラ香でもありません。香水の香りと表現しておきます。なんと言う香りなのかどなたか教えてください。

2008-5-7
オーバーナイトセンセーション
オーバーナイトセンセーション

ここの所の続いた強風で一番痛んだのがこのオーバーナイトセンセーションでした。

実は今年一番に開花するのはこの花かなと思うほどに、早くから蕾が膨らみ始めていたのですが、なかなか開きませんでした。

 ようやく暖くなり、スッキリと開いてくれるかなと期待していたのですが、とうとう外弁が傷んでしまいました。のびやかに咲いた昨年の姿はこちら

 去年は樹高が高くなったのですが、切り込んで作ったことにより今年は20~30cmの高さで6輪も咲いています。7号鉢でしっかりと咲かせられるので一鉢ならあっていい品種です。なんと言っても香りは素晴しく強いですから。

2007-11-9

ミニバラ オーバーナイトセンセーション
ミニバラ オーバーナイトセンセーション

 ミニバラのオーバーナイトセンセーションです。気温が低くなり、じっくりと育つせいか大輪に咲いています。この花径で7cm。中心がまだ見えません。色も春夏に比べると濃くなっていますね。

 香りは相変わらず高く、切花にして部屋に置くと、部屋中に香りが広がっています。私には少し強すぎますね。香りの質から言えば、デュエットコルダナの方が安心して嗅ぐことが出来ます。

 オーバーナイトセンセーションは、放置したり地植えにすると背丈が伸びるようで、そのときは50cmくらいになりました。今は切り込んで栽培していますので、背丈は25cmくらいで咲いています。それでもコンスタントに大輪に咲いてくれるので、うれしい存在です。


2007-10-17
オーバーナイトセンセーション
オーバーナイトセンセーション

 ミニバラのオーバーナイトセンセーションです。ピンクの香りの良い品種です。これまでも何回かご紹介しているように、コンスタントによく咲いてくれます。

 多くのミニバラが微妙なグラデーションを持っている中で、ピンク一色に少し物足りなく感じてしまうこともあります。チョッと贅沢かもしれませんが。

2007.5.15

オーバーナイトセンセーション

 ミニバラを始めた最初の動機は、園芸店でたまたま見つけたミニバラに、素晴らしい香りがあったからでした。その日にネットで調べ、他にもたくさん香りのある品種があることを知りました。

 中でも香りのミニバラ代表とされていたのが、このオーバーナイトセンセーションです。なにしろ1998年(平成10年)に香りの実験で向井千秋さんと一緒に宇宙に行ったと言うのですから。無重力空間で香りはどのように空中に広がるのか確かめるために、強香でよい香りのするこの品種が選ばれたということです。

 オーバーナイトセンセーションが作出されたのは、1953年(昭和28年)と言うことですから、ずいぶん古かったのですね。知らなかったー・・・。アメリカ、ノアイースト社だそうです。日本では戦後の立ち直りから大輪バラへの憧れが強かった頃で、ミニバラには感心がなかったのでしょう。

(作出年代についてケンペルさんから教えていただきました。1998年だそうです。1953年作出としたのは、Cottonさんのミニバラ図鑑から孫引きさせていただいたもので、私にはわかりませんでした。始めたばかりの私にとってコットンさんの図鑑は大変参考になったものです。作出されてすぐに宇宙に行ったのですね。)

 強香と言うイメージからは異なった、やさしい色と形で咲いてくれました。香りも強いのですがパパメイアンとは異なった柔らかい感じです。本には紅茶のような香りと書いてあります。花径は今のところ6cmで、もう少し大きくなりそうです。この色をなんと表現するのでしょうか。ブルーを帯びたパステルピンクでしょうか。

 ところで、宇宙での香りの広がり方はどのようだったんでしょうかね。ご存知の方いらっしゃいますか。




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