バラの「香り強度」指標の提案
バラの例示
0 香りがまったくしない 無香
1 香りがあるらしい 微々香 チュチュ
2 香りがごくわずかにある 微香
3 香りをかすかに感じる 微香 リヨン
4 香りが感じられる 弱香
5 香りがしっかりと感じられる 中香 ボナンザ
6 香りの質が明確にわかる 中香 ハニームーン
7 風に乗って香りがあたりに広がる 中香 粉粧楼
8 花から鼻を5cm離しても強く香る 強香 オーバーナイトセンセーション
9 花の周囲に香りが漂う 強香 パパメイアン
10 花の周囲に香りが強く漂う 強香 シャリファアスマ
バラの香りの質については、いろいろ分類が提唱されています。しかし、その強さについては強香とか中香、良香などと表現がされていますが、購入してみると香らない場合など結構あります。
人によって香りの感じ方はかなり変わりますが、強さは季節の変化は別にして品種ではイングリッシュローズであろうとミニバラであろうと一定していると思います。
そこでミニバラに限らず、すべてのバラに共通する香りの強度を10段階で表示したら、客観的に評価できるのではないかなと思いました。カレーの辛さやお酒の甘口辛口などの指標もありますので、バラにも「香りの強さ」指標の試案を作ってみました。
私が香りの比較できるのはミニバラしかできせん。ミニバラの選定に当たってこれから栽培される皆さんの参考になるように、私のブログではおおむねこういう段階で香りの強さについて標記してみたいと思います。しかし、粉粧楼とオーバーナイトセンセーションの香りのどちらが強いかなど、まだ迷うところもあります。少し試行してから修正していきます。
バラ愛好家の方のご意見が伺えれば、うれしいです。また、日本バラ会さんが公正な立場で、表現も含め検討していただけるとバラのファンにも喜ばれると思うのですが。
(追伸 強度10のイメージはキンモクセイ、クチナシ、沈丁花、ユリなどの香りです。花本体から離れていて、咲いている場所がわからなくても、その存在がわかる強さです。バラにその香りの強さがあるのかわかりません。もしなければこれらの花は強度10超にランクしてみてもいいかなと思います。)
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