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HARAKUNの日記 [全175件]
お暑うございます。 この夏は暑いっすね。それにしましてもご無沙汰いたしておりました。 公私ともにバタバタしておりまして、ブログそっちのけ状態が続いて・・・ というほど忙しかったわけではないのですが、情熱が冷めていた、というのが実情でして ところで表題ですが、何のこと?と思われる向きもあろうかと思います。 何年か前、自分でチェロの駒を削ってし指板と弦の距離を近づけたことがあったのですが、そこは素人の悲しさ、ちょっこし削りすぎてしまったのでした。 それ以来、そのまんまで弾いていたのでしたが、やはり近すぎてピチカートがやりにくかったり、弦を弾く向きによっては指板に弦が接触してしまうなどの不具合が生じておりました。 駒を新調して楽器屋さんで調整してもらえばいいわけですが、それには結構お金がかかるであろう、ということで、またも自分で直そうとしたわけです。当初は弦と駒のあいだにティンンパニの皮をはさんで凌いでおりました。確かに多少はよかったのですが、やっぱりあと1ミリくらい持ちあげたかったのであります。 そこで苦肉の策として、表板と駒の脚のあいだに板をはさむことにしたのです! 板といってもなかなか適当な厚さのものが見つからず、いろいろ考えておりましたところ、机のうえにありましたプラスチックのケースが目に留まりました。 USBメモリの入っていた軟質なやつで、厚さもちょうど手ごろ、加工もしやすそうということで、さっそく使ってみることにしました。丈夫なカッターで駒の脚の幅に合わせて長方形に切り出したものを2枚用意し、water paperで周囲を軽く整えてから脚と表板の間にはさみます。再び調弦してゆきますと、厚さ1ミリ程度のプラスチック板は表板のカーブにあわせて適当にカーブしてくれます。 特に接着剤は使用せず、単純に弦で押さえつけただけの状態でしたが大丈夫。駒の垂直の調整時にちょっと駒とプラスチック板の間が滑りそうになる難点はありましたが、ぴったりフィットしたようです。 弾いてみました。弦の高さはイメージ通りでグー。音の鳴りも違和感ありません。特に音質の悪化も気づきませんでした。以来数カ月そのまんま弾き続けています。実はレッスンのときもそのままですが、先生にも気づかれていません。プラスチック板は無色透明なのでよほど注意して駒の根元に注目しない限りわかりません。気づかれたらきっと怒られそうなので、黙っています。フフフ・・・ ちなみに弦のほうは、Ever Pirazziを1年半以上使い続けていますが、まあ素人が週末に弾くくらいですから十分。弓の毛がえも同じくらいさほって節約?しています。
先日当地でNHK交響楽団の公演があり聴きにでかけた。ラフマニノフ / ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 ピアノ デヤン・ラツィック とチャイコフスキー / 交響曲 第5番 ホ短調 作品64で指揮はロッセン・ミラノフであった。 夕方からの公演に先立ち昼前からチェロのNHK交響楽団員S氏が昨年に引き続いてアマチュアにつきあってくださることになり、わたし、およびわたしが普段一緒に練習をしているアンサンブルの仲間も2名加わらせていただき8名ほどでチェロアンサンブルを楽しんだ。 取り上げた曲は順不同でFitzenhagenのAve Maria(チェロ4部)、GoltermannのRomance、Religioso(チェロ4部)、Caccini Ave Maria, Wagner Fragment aus Parsifal、Ravelの亡き王女のためのパヴァーヌなどもっぱらチェロ4部に編曲されたもの。 わたし以外は達者なひとが多いので、なんとか曲になっていたが、初見の楽譜は歯がたたなかった。昼食をはさんで正味2時間半ほどおつきあいいただき、途中では一番若手のN響団員がもう一人加わってくださり、小生のすぐ隣で弾いてくださった。とても貴重な経験をさせてもらいありがたかった。 演奏会は大変な熱演で、N響を見直してしまうほど。指揮者もピアニストも初めて耳にする名前だったが、どちらも細身の30台とおもわれる「若者」で、なかなかかっこよかった。とくに女性客は結構魅了されたようだった。わたしはどうしてもチェロパートに注目していたが、とくにトップのF氏のパワフルな弾きぶりに目を奪われてしまった。楽器が全体としてしなっているように見えるほどだ。 演奏会終了後、市内中心部の小さな店でS氏を囲んでの懇親会があり、これにも参加させていただいた。N響のチェリストの面々もほとんどが集結されており、チェロのトップのF氏も加わってくださり、はじめて「生の」F氏を至近距離で眺め肉声をうかがうことができた。 F氏のパワフルな演奏に話題が及ぶと、以前は演奏会でちからが入りすぎて弓を折ってしまったことがあったとか。それで後ろのS氏の弓を借りて弾き、S氏は弾き真似をしていたとのこと。たしかにプロのチェリストの両手は大きく、分厚く頼もしい感じである。 またよい楽器についての話題では、「しばらくの間でもよいからよい楽器を実際に弾いて、その楽器がどのように弾き手に答えてくれるかを味わってみる経験をもつと、その感覚が生きていてそれほどでない普段の楽器に戻っても、それに近い音を引き出せるようになるのだ」とのことであった。たいへん味わい深い話であり、そんな素晴らしい楽器を触ってみる機会をいつか持ってみたいと深く思うようになった。 F氏は一見いかついが、気さくな方であり、責任感を強くもちながらも決して尊大な感じは抱かせず、自分の技量については謙遜し、同パートの先輩をたてるなど気配りもされていて、いかにも一流の魅力的な方であった。 3時間ほど楽しい時間を過ごさせてもらってから諸氏に別れをつげた。近い将来また再会できればと思った。得難い経験をさせてもらった一日だった。
![]() 2010年あけましておめでとうございます。 昨年はほとんどブログ更新なしで推移してしまい、ご愛読?の皆さまには大いにご不興を買ってしまったものとおもいます。毎日のように更新していらっしゃる方々は尊敬しますが、小生は頑張らない、無理をしないを身上としておりますので、今年も残念ながらこんなペースではないかと思っています。 さて年末はチェロアンサンブル仲間と自主発表会を行いました。と言いましても普段練習に使っている県劇の練習室で6名コの字に並んだ状態のまま、一人ずつ片端から演奏してゆくというかたちのもので、いたってシンプルなものです。 披露された曲目はN氏:スメタナのモルダウから、ヘンデルの私を泣かせてください(涙の流れるままに)、黒人霊歌から誰も知らない私の悩み、K氏:久石譲のもののけ姫よりアシタカとサン、M氏:チャイコフスキーのノクターン、Kb氏:おくりびと、小生:バッハの無伴奏チェロ組曲から1番のプレリュード、メイヒューの嘘を云うのは罪、Mk氏:Time to say goodbye などでした。 このような状況での演奏でしたが、結構緊張するもので、小生など直前のお師匠さんのレッスンで久しぶりにバッハの無伴奏チェロ組曲から1番のプレリュードをみていただいたのでしたが、そのときよりも出来が不良でやはり実力のなさ、人前で弾くことのむずかしさを痛感させられました。 それでもアンサンブル仲間のひとりひとりがこの一年進歩したことが感じられ、わずかずつではあっても続けることの意味を感ずることができました。ひとりではなかなかできなくても、仲間に引っ張られながらだと継続できるという意味で、仲間の存在の大切さを思いました。 この日の練習のあと、町で打ち上げ兼忘年会を行ったのは言うまでもありません。集まったのは、アラ還のN氏、にっぱちのM氏とMk氏、30年組のK氏とI氏、アラフォーのお師匠さんとアラフィフというにはちょっとまだ早いKb氏とI氏wifeの8名でした。 ちょっと旧聞に属しますがN氏の退職と、もうひとり今年度いっぱいで退職するM氏を祝って新年早々にも、年末のと同じような形の練習をやろうということになっております。われわれの今後の課題としては、時間を見つけてアンサンブルをお師匠さんに指導していただくことでしょう。もちろんメンバーひとりひとりがもっと練習してくることもだいじですが・・・ 年末にはもう一つ、小生の勤務先でのクリスマスコンサート出演というイベントがありました。参加するのは今回で3度目ですが、毎回パートナーが変わり、今回はチェロの小生にビオラのS氏とその部下でピアノのK氏が加わってトリオCVPと命名。約15分の持ち時間の間に、星に願いを、バッハの二つのメヌエットと主よ人の望みの喜びを、ウィーンわが夢のまち、そして浜辺のうたの5曲を披露しました。 本番の10日ほど前に曲目と楽譜がほぼ決まって初練習。あとは前日夜と当日午前中だけの練習で本番を迎えてしまいました。あまり上手くはゆきませんでしたが、3度の練習だけの割にはまあまあだったかな? その晩のNHKのローカルニュースが星に願いを弾いているところを取り上げてくれ、ちょっとの間音と映像が紹介されていました。 ことしもよろしくお願いします。
先日チェロ教室の発表会が行われた。去年はなかったので中2年での開催である。小生の挑戦した曲目はEcclesのト短調のチェロソナタである。Ecclesは1670年から1742年まで生きた作曲家で、バロック時代に属するとのこと。 この楽譜は数年前にお師匠さんから教わって購入してあったのだが、テノール記号多発警報?のために敬遠していたものだ。しかしこれにもだいぶ慣れてきたのである時試しに弾いてみたところ、1楽章のLargoからなかなかの美しい旋律。 すっかり気に入ってしまい、さっそくレッスンで取り上げていただいて、発表会の曲目にもなったというわけである。Largo, Allegro con spirito, Adagio, Vivace の順で並んでおり、緩急緩急の繰り返しである。この曲、You Tubeで検索してみると結構たくさんアップされていることがわかり、知る人ぞ知る名曲のようである。 伴奏は家内にやってもらうことにした。発表会に夫婦で参加するというのは、小生の同級生のK君が何年も前からやってきており、いつもうらやましく思っていた。今回ようやく我が家でも実現させることができてうれしい。 家内も昔は結構ピアノを弾いていたのだが、スイミングやダンスに熱をあげたり、子育てで忙しかったりでずっと離れてしまっていた。この曲はピアノ伴奏もあまりむずかしくなくリハビリにはもってこい、というわけで発表会に駆り出したのである。 共通の目標をもったことで、週末に二人で練習しあうこと幾たび。レッスンにも2度同伴してお師匠さんの前で弾くこともできた。ささやかでも舞台は舞台、本番は本番である。それなりの緊張感をともなう。 さて舞台でのリハーサルで困ったことが起きた。というのはピアノが舞台の奥のほうにあり、チェロは最前列に近いところで弾くので、家内に私の弾くチェロの音が届かないというのである。普通の室内では壁に跳ね返ってきた音をお互いに聴くことができるのだが、前方に客席というひろい空間があるために、舞台上の人には却って聴きとりにくくなるようなのだ。 さて本番。ピアノの音量を極力落としてもらって、はなんとか聴きあうことができた。もっとも家内は譜面から目を離したあとしばらく「落っこちて」しまい、小生には妙な伴奏がしばらく聞こえてきたのだが。しかし間もなく「復帰」し、約10分間の演奏はまずまずのできで終了。 司会者からは素晴らしいとのおほめの言葉をいただくことができた。細かいところを言えば不満な点も多々あるのだが、一応流れは崩さずに最後までたどり着けたし音程のはずれもまあ普段の練習並みでおさまった。 自分で撮影したビデオをあとで見直してみると、きれいにだしているつもりの音が結構ベチャっとした音で聞こえており、右手の力が抜けていないことがわかる。強弱の効果も乏しい。 発表会にはこのソナタのほか、アンサンブルで3曲、全体合奏1曲と出番があり、くたびれたが楽しかった。終了後は打ち上げに参加したのは言うまでもない。 この日はもう一つうれしいことがあった。オーケストラに入門していたときにお世話になったチェロのトップが、小生の勤め先のある町でチェロを週に1回教えるようになったとアナウンスされたのである。彼女のレッスンならきっとたくさん生徒さんがつくだろうと、前途を祝福したい気持ちになった。
![]() チェロを習っているグループで本日、ヤマハのポピュラーミュージックスクールPMSの発表会にでることになっている。5人のうち一人は仕事の関係で参加できず、4名のアンサンブルである。曲目は風のガーデンからカンパニョラ、おくりびと、そしてGoltermannのReligiosoの3曲である。あわせて約12分間になる。 カンパニョラは5部合奏に編曲されていて一人足りないので、その分はわれらのお師匠さんが急きょ参加してくださる。ほかは4部である。最後のレリジオーソはこの5月、近郊で行われたチェロ合宿に参加したときに課題曲として練習した美しい曲である。さっそく我々のレパートリーに加えてしまった。 PMSの出番は午後6時過ぎとかで、きょうは午前中いつもの練習室をかりて4名で練習。小生は不参加のM氏のパートをやるので、おくりびとはいつもの1stとは違って3rdパートを受け持つ。急きょポイントとなる指使いを決めて練習に励んだ。お師匠さんが加わっての練習は一度もやっていない。 しかしこれらの曲はほとんど毎週のようにこのメンバーで練習してきており、大体の感じはつかめている。これまでとは一味ちがった演奏ができるのではないかと期待している。 先に述べたチェロ合宿のおり、インストラクターとして参加されたN響チェリストが、われわれメンバーの練習を聴きに来られ、あまりのひどさに感激?されたのか、一人ひとりの楽器と弓を手にとって次次と弾いてくださったことがある。 まったく同じコンディションの楽器を使って弾いているのに、出てくる音の響きのあまりの違いにびっくりしたのを思い出す。楽器のせいではなく音の引き出し方が悪いのだということに気づき、このごろは自分の演奏でも、音をしっかり鳴らすことを心がけるようになった。 自宅での練習でも以前は弱音器をつけて弾いていたのだが、だんだん横着になり、今では窓を閉め切るものの、楽器はそのままの状態で大きな音をどんどん出して弾いている。各弦のハイポジションもある程度使えるようになってきて、多少は進歩しているのかな、と思っている。 PMSが終わると2週間後には教室の発表会である。練習しなくては・・・
![]() ピアノを習っている友人が教室の発表会に出るというので、近所のホールに出掛 けてきた。小生のチェロの伴奏をしてくれた人物である。 社会人の生徒さんより子供の生徒が多いのはチェロ教室の場合とは大きく異なり うらやましかったが、逆にリタイア後と思われる中高年の生徒さんがひとりもい なかったのはちょっと意外であった。 演奏を聴いていると、やわらかなタッチで弾ける人はやはり上手く、多くの人が 舞台上で緊張してどの音もキンキン鳴らしているのとは大違いであった。このよ うに弾かれると聴いているほうは疲れるし単調な感じを受けてしまう。 やわらかな音と硬い音、強弱の弾き分けができるということは、使い分ける技術 だけでなくそれを求める音楽的感性が備わっているということで、それが聴くも のの感動を呼び起こす源泉であろう。 小生もピアノを習っていた遠い昔の子供のころ、先生から音のニュアンスについ て注文をつけられていたと思うのだが、当時はそれを理解する感性がまだそだっ ていなかったものと思う。 チェロの場合も始めて7年の今になって、ようやく音の表情について理解し、音 にさまざまなニュアンスをつけるための演奏技術を磨きたい希望が芽生えてきた 感じがするが、なかなか困難である。ビブラートも上手になりたいのだが、左手 が硬くて腕からやわらかく揺することができないでいる。 さて発表会の友人の演奏だが、独奏部門の最後を務め、シューマンの幻想小曲集 から「飛翔」を立派に弾いていた。弱音部で緊張のあまり指がもつれてしまった のがちょっと残念だったがほとんど目立たなかった。迫力もあり、弾いている友 人と音楽的な感性を共有できる喜びを感ずることができ、聴きに来てよかった。 実は友人とのペアで小生も一緒にチェロを弾かないか、と前からピアノの先生に は誘われていたのだったが、諸事情で今回は実現できなかった。でも発表会を聴 いていると、やはり、少々無理をしてでも出させてもらえばよかったな、という のが実感。音楽はやはり自分も参加してこそ楽しいものである。
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