カテゴリ:書評
「不幸になる生き方」 勝間和代著 不幸になる生き方 飛行機の中で読んでおりました勝間さんの新作です。 不幸になる生き方のパターンを知ることにより、幸せになりましょう、というのが本作品のコンセプトです。 「人は人、自分は自分」、「自分を客観的に見つめる」、これらが自分なり重要だと感じ取れたエッセンスです。 ・なぜ人の悪口を言ったり、批判したりすることにばかりエネルギーを注いでしまう人が多いかと言うと、自分で努力するより、批判しているほうが、相対的に楽だからです。要するに、自分がすばらしいということを証明するためには、他人が自分より劣っているということを証明したほうが、努力で自分を変えるより簡単なのです。 ・他人と比べる幸せというのは言ってみれば相対評価による相対的な幸福感です。これに対して、過去の自分と今の自分を比較するのは絶対評価による絶対的な幸福感です。要は自分のなかに、幸福の絶対的な尺度を持つことこそが絶対的な幸せをつかむ前提と言えるのです。 ・「他人を非難することは、めぐりめぐって自分自身を孤立させてしまう」、これを応報の法則と言います。 ・「他人を非難する」ことには1)嫉妬感情、2)肥大した自己愛、の2要素が存在する。 ・非難体質から抜け出すための思考習慣 = 「WhatではなくWhy思考で避難をとらえる」。 ・もし、自分がだれかを避難しそうになったら、whatではなくwhyで考える。つまり、「あの人の何がダメなのか」と考えずに、「なぜ、私はその避難をする必要があるのか」と考えてみる。そして、思考する対象もあの人ではなく自分に切り替えるのです。 ・羨ましさを「学習」に転化する。(嫉妬や非難に転化させない) 常時心がけておきたいことばかりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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