Connecting the Dots

種々の動物実験教科書を読んでいますが、その採血の方法や注射法・手術法などについて詳しく書かれている作品は多いですが、意外に少ないのが血液検査データの正常値。

少なくとも私の手元にあるそれ系の教科書3冊にはどこにも書かれておりません。

で、ネットを調べれば分かるだろうと思い、軽く調べてみるのですが、獣医さんが開設しているWebなどでイヌ・ネコについては詳細なデータを開示しているも、いざネズミ系となるとほんと皆無ですね。

それでもしつこく調べたり、周囲の人にヒントをもらいながら、ようやく調べつきました。

”日本チャールズリバー”のwebsiteです。

http://www.crj.co.jp/randd/research.cgi

見てみると、ラットについては6種のストレイン、マウスについては15種ものストレイン別の正常血液検査データを余すことなく開示してくれております。

これはホント貴重な資料です。

この会社には動物実験で時々お世話になっておりますが、それにしても素晴らしいデータ開示です。