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「太陽の季節」 石原慎太郎・著 【送料無料】太陽の季節改版 石原・東京都知事の1955年のデビュー作。 昨今の漫画規制の問題で、よくワイドショーなどで「昔あんな作品を書いていた人がよく規制なんて言えるな・・」なんてコメントを結構聞いていたこともあり、普段は小説はあまり読まない私ですが読んでみました。 ・太陽の季節 ・灰色の教室 ・処刑の部屋 ・ヨットと少年 ・黒い水 の5編からなる作品ですが、まぁ確かにコメンテーターの人の言っていることもなんとなく分かるな、というのが正直なところです。 確かにこの作品に対して当時のPTAが騒ぎ出したというのも納得いきます。 でもその一方で、この作品を描いたときの石原知事って何歳やってん?、と。 つまり、何十年も前に書いた作品をあげつらって、初老の今の知事の行いを糾弾する材料にすることに若干の違和感を覚えるのも事実です。 それより、 帯に書かれていた、”草食系男子、読むべし!”というフレーズ。 なかなか考えたな、と感心いたしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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