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29日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、寄り付きは前日比62円77銭安の1万7524円82銭で始まった。
今日は海外市場がメモリアルデーなどで休みの為、朝方から材料難の展開で小幅な値動きになっている。総務省が発表した4月の完全失業率は3.8%で市場予想を下回ったが、今のところ目立った反応は出ていない。 市場では、上海市場などの動きを睨みながらの展開になるとの見方が有力で、取りあえず今の所は、前日のポジション整理や利食いなどで、主力株などが売られている。東証株価指数(TOPIX)も反落で始まった。 個別銘柄では、トヨタ、新日鉄、キヤノン、松下、日立、三菱重、日立造、セブン&アイといった所が安い。一方、ソフトバンクが買われ売買代金トップである。また、みずほFGや三洋電、ファミリーM、東芝、東エレクあたりもが買われている。 次に日経平均先物6月物は小反落し、寄り付きは前日比60円安の1万7540円で始まった。今日は海外市場が休みの為、朝方は方向感を見定めようとの思惑が強い。 TOPIX先物6月物も下落して始まった。寄り付きは前日比8.0ポイント安の1718.5だった。 一方、東京外国為替市場で、円相場は小反発して始まった。9時時点では前日17時時点に比べ4銭円高・ドル安の1ドル=121円64―67銭前後で推移している。 朝方は、海外市場がメモリアルデーで休みのため、材料難から模様眺めだった。しかし、総務省が発表した4月の完全失業率が3.8%と市場予想を下回ったほか、4月の家計調査で1世帯当たりの消費支出が前年同月比1.1%増と市場予想平均を上回った事から、景気の力強さが確認され、円買い動きを誘っているが、その後は模様眺めの展開で小動きとなっている。 円は対ユーロでも小反発で始まった。9時時点では前日17時時点に比べ10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=163円64―67銭前後で推移している。こちらも対ドルと同様、失業率や家計調査の発表を受けて円買いがやや優勢になったが、内外金利差が足かせとなり、円の上値を抑えている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月29日 10時00分54秒
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