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カテゴリ:サッカーほかスポーツ
「燃え尽きたのか…」 マーク堀越 27戦20勝(14KO)7敗 1985年全日本フェザー級新人王 元日本Jフェザー級チャンピオン(現スーパー・バンタム級) 短評: この「思い出のボクサー」シリーズ(苦笑 第1回登場の高橋ナオト選手と 後楽園ホール史上に残る名勝負を演じたのが、 マーク堀越選手でした。 本名はマーク・ブルックス。 米国生まれの軍人。 日本駐留中にプロボクサーとしてデビューしました。 持ち味は「破壊力抜群」のパンチ力です。 デビュー戦を1RKOで飾ると、 「思い出のボクサー」第2回で紹介した飯泉健二戦で躓いた以外 KOの山を築き上げ11戦目で早くも日本タイトルを獲得。 伝説となる高橋ナオト戦は日本Jフェザー級王座7度目の防衛戦だったのですが それまで6連続KO防衛中という恐ろしい戦績を誇っていたのです。 そしてマークはこのナオト戦に勝てば世界挑戦という青写真を描いていました。 父親に世界チャンピオンになった自分を見せたい。 マークの夢だったそうですが、不幸にもこの防衛戦の前に亡くなられてしまいます。 緊急帰国による練習不足そして傷心状態と この試合に臨んだマークのコンディションは50%くらいだったのではないでしょうか? ビデオで、もう何度も(多分数十回、笑)見ましたが 試合を早く終わらせたいというアセリを随所で感じます。 そしてものの見事に食らったカウンター…。 この試合後、マークの戦績は8戦3勝5敗1KO。 最後は5連続KO負け…。 マークの夢もボクシングへの情熱も燃え尽きたのではないか。 マーク側から見れば、そう思えてならない「名勝負」です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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