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気ままな生活

腰部脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア 覚書

腰椎椎弓切除術
 昔からの方法で、椎弓を切除し神経への圧迫を取り除く(除圧)方法です。椎弓を横に広く切除すれば神経を十分に観察でき、除圧が有効に行える利点があります。しかし椎弓を切除したままでは筋肉からの肉芽組織が入り込み、硬膜と癒着が生じます。また、10年以上すると再び肉芽が厚く固くなり、脊柱管を狭窄することがあります。


 腰椎椎弓形成術
 はじめに腰椎の椎弓を一塊に切除します。切除後に脊柱管の中を十分除圧し、神経への圧迫を取り除きます。それがすんだら切除した椎弓をもとの位置にもどす方法です。
 切除した椎弓を腹側より縦に骨のノコギリで切割して、頭にかぶる日本のすげ笠のように残った椎弓にかぶせるようにして椎弓を形成する手術です。

椎間板ヘルニアとは椎間板の加齢性変性(髄核の水分減少・弾性低下)に荷重負荷など外力が加わることにより,線維輪が破綻して髄核が後方に脊柱管へ膨隆した状態.外側型ヘルニアで神経根が圧迫され、正中型では頚髄が圧迫される.40-50歳代の男性に多く,障害レベルとしてはC5/6を中心に第4~6頚椎に多い。

4)脊柱管狭窄症
先天的要因(椎弓根・椎弓板の発育不良)に靭帯肥厚・椎間板突出などの後天的要因が加わり脊柱管が狭くなり脊髄を圧迫します。

中腰で重いものを運んでから、腰が痛くて背筋を伸ばせない。 数日の間、我慢していたら腰痛は少し和らいだけれど、前屈みになれないし、 片方の臀部や大腿の後ろが突っ張って痛くなってきた。 それに、脛の横から足の甲にかけて痺れているようだ。

→ 腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは、重量物の挙上や前屈みの中腰作業で、 変性した髄核が線維輪の中から押し出されて椎間板の外に出てきて腰部神経根に圧迫を及ぼし、腰痛や臀部下肢痛を起こします。足首や足趾が反れない(背屈できない)様な明らかな筋力低下や排尿障害も伴う様な重症では速やかに手術を行います。

再発を繰り返すために、仕事や社会生活に支障をきたしている場合にも手術が推奨されます。



無理して歩いていると・・・
スーパーに買い物に行くと、腰臀部が痛くなって、脚が重だるくなって歩けなくなる。 無理して歩いていると痺れが強くなってきて力が抜けてくる。 ところが買い物用のカートを押して歩くとかなり歩けるし、 腰掛けていれば痛みも痺れも軽くなる。 でも、これでは観光ツアーで皆と一緒に歩いて回れない。

→ 腰部脊柱管狭窄症

一般の手術と同様、術後創部感染を生じる可能性があります。多くはありませんが、糖尿病など免疫能が弱まっている状態では気をつける必要があります。

出血はありますが、一般に輸血になる事はありません。

最初の手術をなさる前、神経痛を、どのくらいの期間、我慢されていましたか?
神経症状は手術しても、すべて良くなるわけではありません。神経の損傷がひどいと、元に戻りません。
腰を3回手術されていますが、いつも同じ場所というわけではないようですね。
腰は、ひとつの椎体から神経根が2つ左右に出ていますので、計10本の神経根があります。

。腰痛はたいていの場合、2週間か3週間で何事もなかったかのように消えてしまうことが多いのです。このような腰痛は、背中の筋肉の疲労や椎間板という軟骨の加齢からくるものであまり心配はいりません。

背骨(脊柱)では、椎間板が各骨の間でクッションの役割を果たしています。椎間板は、カニの肉と同じくらい柔らかいものです。この椎間板が飛び出して脊髄や脊髄神経を圧迫すると、いわゆる椎間板ヘルニア、椎間板破裂とよばれている状態になります。
   椎間板ブロック
椎間板自体には神経がないから何も感じないはずですが、何らかのきっかけで、神経が入り込むことがありますと言いました。そこで、この椎間板に外から針を刺して、局所麻酔薬とステロイドを注入する方法です。X線で確認しながらすることが多いので、造影剤を混ぜて行うことが多いようです。まずは局所麻酔薬で痛みを取り除いてから、ステロイドが神経の異常活動を沈静させて、長期の効果を維持することができます。局所麻酔薬とステロイドの替わりに、神経根ブロックと同様に高周波電流などで物理的に神経の活動を制御して痛みを取り除く方法もあります。原理はほぼ同じです。よく、高周波熱凝固法っていう言葉が使われますが、この言葉だと電気メスと同じ原理で、神経を熱で蒸発させてしまうような印象があります。実際には、神経を凝固・蒸散させるような荒っぽい治療法ではなく、電気メスよりもずっと少ない電気エネルギーによって、神経を僅かに変性させて神経機能を制御しようという、はるかに繊細な治療法です。
. ぎっくり腰



腰椎椎間板ヘルニア
症状は通常は腰痛から始まり、その後、左右どちらかのお尻から太ももの後ろやふくらはぎ、さらに足のほうまで痛みます。いわゆる坐骨神経痛をおこします。
症状の強い人は痛みが激烈でトイレに行くことも困難な状態となります。

手術による治療
このような治療を行っても痛みが良くならない時や、ヘルニアにより下肢の麻痺がある場合は手術による治療も考えます。

椎間板は、隣接する脊椎の椎体と椎体の間にあるものです。円盤状をしており、周辺部の線維軟骨性の線維輪と、中央部のゼリー状構造の髄核からなっています。機能としては、脊柱において、椎体と椎体の間のクッションとして働いたり、椎体の運動の支点の役割をしています。

椎間板ヘルニアとは、この椎間板に異常な外力が加わり、線維輪を破って中心の髄核が流れ出ることによって生じます。結果、脱出した椎体の部分が神経根を圧迫して、腰痛や坐骨神経痛(下肢痛)などを生じます。

入院中の生活における腰痛と退院後の生活の違いによるギャップ
術後硬膜外水腫
<術後気をつけるべきこと>
・手術はあくまでもヘルニアを切除するに過ぎません。落ち着いたら腰痛体操を再開し、腰椎を安定させ、再発防止に心がけてください。
ヘルニアが吸収される!?
3ヶ月~6ヶ月位で、ヘルニアが自然に吸収されることがあります。
吸収されると痛みも軽減してきます。
遊離型ヘルニアの30~50%で吸収がみられます。
まれに、後縦靱帯を破った脱出型にもみられます。セカンドオピニオンの勧め

・自分には手術の必要性はあるの?
・主治医に勧められた手術が自分にはベストなの?
・手術の時期はいつが良い?
・主治医は信頼できる医師がいい
・専門医に診てほしい

日本整形学会
症状
しびれや痛みを取るために脊椎の手術を行いますが、手術後もしびれが残る場合が少なくありません。脊髄や馬尾神経、神経根の圧迫が手術によって無くなっているにもかかわらず、しびれが頑固に残っていることもあります。

原因と病態
脊椎の手術を行う場合には一定期間脊髄や神経根の圧迫が続いている場合がほとんどです。手術によって神経の圧迫を除去することはできますが、手術で神経そのものに対しての治療はできません。長期間にわたって圧迫されていた神経は変化が生じている場合があり、圧迫を取り除いても神経の障害が治らないことがしびれの残る原因です。

また、神経を圧迫している骨を削る操作が必要な手術では、操作中に神経を守るために「ヘラ」を当てたり、神経を横へよけたりすることが必要です。この操作は神経にとっては「圧迫する」ことや「引っ張る」ことになりますので、脊椎の手術では必ず神経に対して圧迫や牽引が生じているわけです。
もちろん手術中の操作は短時間なので、これによる神経の障害は回復しやすいのが一般的ですが、障害が残ることもあるわけです。

対応
手術後に神経に対する新たな圧迫が生じていないかを、MRI、CT、造影検査などで確認します。

神経に対する圧迫がなければ、前述のような原因でのしびれと考えられるので、ある程度「しびれの残存」を許容する、すなわち「しびれに慣れる」ことが必要かと思います。


全身麻酔の手順

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手術室への入室
 予定時間になったら手術室へ行きます.手術室までは,病棟の看護婦が付き添います.患者さんの家族や友人は手術室の入り口まで見送ることができます.
 また,手術室では帽子をかぶったり,髪の毛を布で包みますから,髪の毛の長い方はまとめておいてください.



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全身麻酔の開始
 手術台に移動したら,まず,心電図や血圧計など,患者さんの状態を監視するためのいろいろな機器をつけます.
 次に,点滴をはじめます.この点滴は,病棟から開始する場合もあります. 心電図を確認し,血圧を測って患者さんの状態をチェックしてから麻酔を開始します.




 まず,酸素のマスクを顔にあてます.普通,全身麻酔は点滴から麻酔薬を入れて始めます.麻酔薬の点滴を始めると,数十秒で意識がなくなります.
 全身麻酔では,人工呼吸の管を口から気管まで入れます.これは,完全に意識がなくなってから行いますので,患者さんに苦痛はありません.
 また,手術の種類や患者さんの状態に応じて,血圧を測るために動脈(手首の脈の触れるところ)に細い管を入れたり,首から心臓の中まで点滴のチューブを入れることもあります.



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手術中の患者さんと麻酔科医
 麻酔中は痛みを感じたり意識が出ることはありません.手術中の患者さんの状態は,麻酔科医が注意深く見ています.



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麻酔からの覚醒
 手術が終わったら麻酔薬を止めます.それからしばらくすると意識が戻ってきます.
 自分で十分に息ができるようになったら,口に入っている人工呼吸の管を抜きます.この管を抜いたあとは,大きな息をして下さい.
 管を抜いた後はタンが出ることがあります.大きな咳をして,口からタンを出して下さい.




 呼吸や血圧を確かめて,病棟や集中治療室まで届けます.


目が覚めている状態では、気管に管をいれるなんてとても苦しくて、大変ですが、眠られた状態で行いますので、全くわかりません。

  後は、この管を通して、人工呼吸を行い、同時に麻酔薬(麻酔ガス、吸入麻酔薬)を吸ってもらいます。ですから全身麻酔中は、ずっとこのガスを吸っていますので、途中でさめることはありません。


常在菌(じょうざいきん)とは、主にヒトの身体に存在する微生物(細菌)のうち、多くの人に共通してみられ、病原性を示さないものを指す。

常在菌はその場所に定着している限り、またその人が健康である限り殆ど危害を与えません。しかし、本来の居場所でないところに侵入するとわるさをします。また、何等かの理由で身体の細菌に対する抵抗力が低下すると牙をむきます。
単純な外傷で傷口が化膿した場合は繁殖している細菌の大部分は常在菌であり、健康なら神経質に殺菌・消毒する必要はないとする考え方もある。

■人と共生する常在菌
常在菌(じょうざいきん)とは、私たちのカラダに存在する微生物のことです。よく耳にするビフィズス菌などの
乳酸菌も常在菌の一種で、私たちとともに共生しています。常在菌は、通常、人が健康なときには病原性を
示さず、安定して多数で生息することにより、病原性微生物の繁殖を抑制し発病を防ぐ役割を持っています。
しかし、何らかの要因で私たちの免疫力が低下したりすると、病気の原因となる場合もあります

髄核(椎間板の中心部にある)が弾力性を失い、繊維輪に亀裂が生じ髄核が繊維輪を破って飛び出し神経を圧迫した結果起こるものです。

様々な腰痛と原因
腰痛が起こる原因としては、「姿勢の悪さ」 「激しい運動や労働」 「老化によるもの」 「内臓の病気」 「精神的ストレス」 など、様々な原因が上げられます。





腰椎椎間板ヘルニア
『症状』
腰から足先にかけてしびれや痛み、筋力の低下など。せきやくしゃみでも激痛がおこる。

脊髄神経(神経根)を圧迫するため、ひどい場合は排尿ができなくなる場合もある。

腰を曲げないと痛みで立っていられないほどの腰痛と下肢の痛みがある。

脊柱管狭窄症(腰部脊柱管狭窄症)
『症状』
立って腰がのびた状態で痛みが強くなる。

長く歩くと歩けなくなるほど腰から足の裏にかけて痛んだり、しびれたりするというのが一般的な症状。

『原因』
脊髄神経への圧迫。 脊柱管の下の方の内径が狭くなり、その結果、神経や血管を圧迫するために起こる。
中高年に多い。

腰痛症(筋膜性腰痛症) いわゆる、ぎっくり腰
『症状』
腰部に痛みがあり、内臓疾患でもなく、レントゲン写真を撮っても異常が見られないものの総称 。

中腰でものを持ち上げたり急に立ち上がろうとした時に激痛が走る。

感染症に関する資料

病名
創部膿瘍
術後創部感染症

感染創部の除去、創部を洗浄ー洗浄には注射用生理的食塩水が用いられます。

手術は清潔な部屋で、すべて殺菌した道具を
を使い、抗生物質を用いるなどして対応していますが、ある確率で傷口に菌がついて膿むことがあります。
場合によってはもう一度傷口を開けて洗う手術、特に体の弱っている人、糖尿病のある人、非常に長時間の手術では感染の可能性が高くなるようです。

それらの人を含め術後感染の確率は3%位でその内の2/3は抗生物質の追加投与で治りますが1/3は手術になります。



白血球数 wbc 検査の目的
白血球は、体内に細菌や異物が侵入して炎症などを起こすと、体を防御するために、血液中に白血球が増える。

脊髄の神経障害を伴う病気では手術で神経を圧迫しているものを取り除いても、神経が障害を受ける以前の状態までもどることはありません。
手術の目的の一番大切なことは、現在、神経に障害を与えているものを取り除き、神経がこれ以上傷害されないように予防することです。

圧迫を解除された神経に自己修復する能力が残っていれば、症状は軽減しますが,術後にどのくらい症状が改善するかは予測がつきません。傷害された神経が回復できない部分が後遺症として残ります。

一般的には術後に痛みは比較的とれやすいのですが、痺れや運動機能低下は治りにくいと言われています。

合併症について
脊髄の手術のほとんどは神経組織の周囲の手術で 

感染、壊死組織を除去し創を清浄化することで他の組織への影響を防ぐ外科処置のこと


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