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こっぱんの日記
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「ミラノ展」を見て
[ 美術・博物・展示 ]    

今日は、京都大丸で開催されている「ルオー展」に行く予定であったが、台風が来ているので大事をとって中止し、テレビで台風情報を見ながら、俳句の本を読んでいた。しかし、雨も風もほとんどなく、日さえ射して来たので、午後から、京都ではなく、天王寺の大阪市立美術館で開催されている「ミラノ展」を見に行くことにした。

いつ、雨が降るか知れないので、傘は持っていった。美術館に着いたのは、1時30分、館内は、初日にしては観客は少なく、ゆったりと見ることが出来た。作品の数は、約70点とのことで、ゆっくり説明書きも全部読み、時にはメモを取りながら見て回った。見終わったらちょうど3時であった。美術館の1階南側だけが展示に当てられていた。

作品は、ジャンル別に7章に分けられ、各室の作品数は下記の通りであった。例示の作品は、私が特にいいと感じたもの。

第1章 ローマ帝国と中世 3世紀〜13世紀
大理石彫刻「皇帝妃テオドラの頭部像*1」「男子胸像」「猟師の銀杯」「皇帝の肖像」と「聖ナザーロの聖遺物箱用容器」など5点

第2章 ヴィスコンティ家の支配とドゥオーモの建設 13世紀〜15世紀
彫刻「聖母マリアにひざまずきミラノ市の模型をささげる守護聖者アンブロシウス」、「雄牛のルカ、鷲のヨハネ、天使のマタイ、ライオンのマルコ」、羊皮紙の本3点、タロット用カード、油彩画 「王座の聖母子」(トラダーテ)、「巻紙を手にし頭巾をかぶった預言者」、「予言者」、「聖女ルシア」、接吻牌(バーチェ)、「ヴォゲーテの聖体顕示台*2」など12点

第3章 スフォルツァ家とレオナルド 15世紀〜16世紀
「カナの婚礼*3」(ドッジョーノ)、「聖母子と子羊」(セスト*4)きれい、赤チョーク画「レダの頭部*5」(ダ・ヴィンチ)、「キリストの頭部*6」(ダ・ヴィンチと弟子達)「トリヴルツィオ家の食器」(フレーデス兄弟)、「スフォルツァとヴィスコンティの没後肖像」、版画「海神たちの戦い」(マンテーニャ)、「酒樽の前のバッカス」(マンテーニャ)、「トリヴルツィオの聖母子」(フォッバ)きれい、「ハムの嘲笑」(ルイーニ)、「聖フランチェスコ」(ゼナーレ)、「我に触れるなかれ」(ブラマンティーノ)など12点

第4章 盛期ルネサンス 16世紀〜17世紀
「若者の肖像*7」(ロレンツオ・ロット)、「聖置物箱」、「春」(アルチンボルド)、「果物を売る女」(カンピ)大作、大理石の彫刻「ラヴェンナの戦い」(バンバイア)、「ミラノの地図」銅版画(ラフレーリ)など6点

第5童 バロック 17世紀〜18世紀
「手に帽子を持った少年の肖像」、「ルチア・ヴァルカレンギーの肖像」大作、「ヴィスコンティの肖像」(チェルーティ)、「籠を手にした老年の物乞い」(ロマーニ?)、線刻画「ラウレンテウスとボッロメーオを伴った聖母子」(サッシ)、「楽器のある静物」(バスケニス)、「スモアブーニ海岸 ヴェネチア*8」(カナル)、「古代ローマの廃屋を配した建築」(グァルディ)暗い、「法律顧問の邸館と新プフレット広場」(ぺロット)暗い、「カーグランダの中庭」最も大作{200人の人物を描き込む}、「クロッタ家の守護聖人たち」(ティエボロ)など11点

第6章 スカラ座と19世紀のミラノ 18世紀〜19世紀
「サンマルコ聖堂と大運河」(インガンニ)、「旧ドゥオーモ広場に面するフィジーニの列廊」(インガンニ)、「ミラノのドゥオーモの内部」(ビージ)細かい、銅版画「ミラノのドゥオーモの眺め」(アスバリ)、「ボッロメーオの肖像」(アイエツ)、「ナポレオンの肖像」(アッピアーニ)、「ロッシーニの肖像」(アイエツ)いい、「鳥 ズグロムシクイ」(ロンゴーニ)、「水飲み場のアルプスの雌牛*9」(セガンティー二)、「ギャロップで走る馬」(セガンティー二)、ブロンズ「ヴェルディの肖像」(ジェミト)、ブロンズ「ガヴローシュ」(ロッソ)など12点

第7箪 20世紀
「彫刻21番」(メロッティ)9つの球と3つの円盤、「空間概念夜」(フォンターナ)、「出現」(シローニ)、「自画像または未来派の頭部」(シローニ)、「市電から降りる男」(フーニ)いい、「過ぎ行くものたちのための習作」(ボッチョー二)、「ベッカリーテ広場の夜景」(カッラ)、銅版画「画面右手にランプのある静物」(モランデイ)、「静物」(モランデイ)、「角柱のある風景*10」(モランデイ)など11点、いずれも、未来派と呼ばれる非幾何学的抽象画。

全体を見て感じたことは、ミラノ美術の全貌を伝えようとして、いろいろな時代のいろいろなジャンルの作品が、まるで見本帳のように集められていることである。なじみのある作家の名前は、ダ・ヴィンチ以外はほとんど知らなかったが、作品はいずれも気品溢れる名作であると思った。ミラノへは行ったことがないが、機会があれば是非行って見たいと思う。

なお、今回の展覧会は、大阪市がミラノ市と姉妹都市になってから25周年を記念するものだそうだ。

写真は、上記作品名の*印に対応している。
パンフレット、*1

台風下 ミラノ展への 傘の列

*3、*2、*4

*5、*6、*7

*8、*9、*10



今日は、敵地での首位決戦2連戦の緒戦、阪神はいいところなくまたも井川で敗退。ゲーム差は2に縮まり、実質マジックは21のまま、優勝確率は、76.9%に下がった。明日は、是が非でも勝たなければならぬ。




Last updated  2005.09.07 16:18:55
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