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こっぱんの日記

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2012.01.15
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カテゴリ:俳句・エッセイ
今日は、午前中は、NHK俳句、日曜美術館などを見たあと、図書館へ行き、午後は、伊丹市の柿衛文庫で行われた第3回桂信子賞受賞記念イベントとして行われた西村和子の講演会に参加した。

桂信子賞というのは、女流俳人桂信子の遺産を寄贈された柿衛文庫が、彼女の偉業を讃え、優れた女流俳人を表彰するため創設された制度で、
今年が第3回目。過去の受賞者は、第1回が黒田杏子氏、第2回が文挾夫佐惠氏。

授賞式は、柿衛文庫関係者から挨拶があったあと、宇多喜代子氏と黒田杏子氏から、受賞理由や推薦経緯の説明がなされた。

宇多氏は、西村氏が池田市に越して来てからの30年来の知己で、10歳年下だそうだ。池田時代のいろいろな話を中心に西村氏の略歴を紹介した。黒田氏は、西村氏の主人の七回忌にちなんで亡夫を偲んで作った句28句を紹介した。すべて見事な五七五の定型で勿論季重なりの句もない。

その後、西村氏に賞金が授与され、講演となった。学生時代から俳句を作り始め、大学では俳句部に所属、卒業・結婚後も忙しい中から俳句の時間を作り出し、台所俳句、子育て俳句を続けたそうだ。主人の関西転勤に家族とも池田に転居したのも結果的によかったそうで、京都を中心に「虚子京遊句録」の足跡を辿ることができたそうだ。

関西では、「知音」を主宰、東京では「件」に所属。俳人協会新人賞、同評論賞、協会賞などを受賞。二男の母。虚子・年尾の研究者。文学全般を愛し交流も広い。現NHK俳句選者。

「忙しくても続けて来たことで今がある」、「細々でも続けること」、「忙しいほど集中力が出る」、「そのときしか詠めない句を作って残すことが大切」、「禍を転じて福となす」(転勤のこと)などの言葉が印象に残った。

忘れられない句。
  父も子も師もあらぬ世の寒椿 宇多喜代子

今後の抱負としては、若い人に俳句の魅力を伝えて行きたいとのこと。ちなみに今日の参加者100名ほどのうち、40代1名。50台5名で、残りは60代以降だった。

写真は、会場の観客、横断幕、花輪、開会の挨拶、宇多喜代子氏、黒田杏子氏、受賞する西村和子氏、講演する同氏、同。





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Last updated  2012.01.16 09:12:49
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ガーゴイル@ どこのドイツ 岸一族は安倍晋三の一族ではなく安倍晋三…
rosemarygarden@ Re:一日中家で過ごす(05/16) らくだがどうしても見つかりません ヒン…
rosemarygarden@ Re:拙ブログアクセス延べ200万突破(04/22) 200万達成おめでとうございます!!! 大…
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