午前病院、午後講演会
今日は、午前は、K病院へ定期診察に行き、午後は、歴史博物館で開催された講演会「司馬遼太郎のこと」を聴きに行った。また、講演会場へ行く途中、大阪城梅林に行き、梅を見た。定期診察は、循環器科で、特に異常はなく、従来通りの血圧降下剤を処方されただけであった。次回診察は4月。大阪城の梅林の梅は、早咲きのものはかなり咲いて見頃であったが、全体的には一分咲き以下だった。講演会の講師は、司馬遼太郎記念館の館長で上村洋行氏。氏は、司馬氏の妻の弟である。つまり、講師の姉の夫が司馬氏なのである。近い親戚ということで、司馬氏の若い時のことなどもよくご存知で、普段は聞けないような話をいろいろとされ、興味深い講演会であった。若い頃から、日本の歴史あるいは日本という国について、強い思い入れがあったからこその著作だと納得した。幕末、維新に働いたような人が昭和の始めに何人かでもいてくれたら、バカな戦争はなかったかもしれないという司馬氏の思いには同感である。