635009 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

神戸辺り、たゆたう時間

神戸辺り、たゆたう時間

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

Ahojin

Ahojin

フリーページ

カレンダー

カテゴリ

2005年12月02日
XML
カテゴリ:Zaurus
先日SDカードを買いました。Panasonic製の容量1GByte、公称最大転送速度20MBytes/secのRP-SDK01GJ1Aです。SDカード用のPCカードスロット/CFカードスロット用アダプタBN-CSDABP3/P(同じくPanasonic製)も合わせて購入しました。
(ここまで、あえてByteという書き方をしているのは、時々Byteなのかbitなのか分からない記述を見るからです。私のような古いコンピュータユーザにとっては、B = Byte, b = bit なのですが、どうもそういうふうな使い分けがされていない場合が増えているようで、あえてByteと書いて見ました。ここから先はB=Byte(s)の意味で使って行きます)

本当は容量2GBの物が欲しかったんですが、どうもZaurus SL-C760で2GBの物が動いたという実績を見つけられなかったので、やむなく1GBにしました。(SL-C3xシリーズでSanDiskの低速モデルが動いた、という書き込みも見た記憶がありますが、C760でOKかは不明だし高い買い物なので安全策を採りました)

メモリカードの互換性は、本当に頭の痛い問題です。
勇敢な方が人柱となってチャレンジした結果が頼りという状態ですね。どこかにそう言ったユーザーの声をまとめたサイトでもあればいいのに・・・
Sharpの公式見解を聞くのは無理(あまりにもたくさんのカードが発売されていてメーカーが動作確認するのは時間がかかり過ぎる)なので、草の根的なアプローチしか無いのですが、いかんせんZaurusの情報は散在しているので探すのに時間がかかります。
以前、某ショップブランド製の1GBのSDカードを購入したことがあります。これが大失敗。ZaurusのみならずWindowsPCにカードリーだ経由で接続した状態でも書き込みに失敗する始末。Zaurusでは『書き込み権限がありません』とかいうエラーメッセージがでる有り様。
これに懲りて今回も無難なPanasonic製にしたという訳です。
ましてや私のSDカードの重要な用途として、DIGAで録画したビデオをZaurusで見る時に使う、というのがあるのでDIGAとの互換性も含めてどうしてもPanasonic製を選んでしまいます。松下の思惑どおりにはまってしまっています・・・

Zaurusでの使用実績は草の根的に積み上げるしか無いとしたら、私も自分の経験を記録にして公開する義務(?)があるので、テストして見ました。

<被試験媒体>






















メーカー 型番 容量 公称最大転送速度 備考
Panasonic RP-SDK01GJ1A 1GB 20MB/sec 以下高速版と略記
Panasonic RP-SDH512N1A 512MB 10MB/sec 以下低速版と略記



  1. DIGAでのテスト
    まずはDIGAでの試験です。今回、高速モデルを買った理由は、出勤前にDIGAからSDカードへのMPEG4データ(ASF形式)の転送時間が少しでも短くなればいいと思ったためであり、ここにはすごく興味がありました。

    <試験環境>

    試験装置
    Panasonic製 DIGA DMR-E500H
    試験用データ
    127MBのMPEG4ファイル
    試験方法
    DIGAのデータ転送機能を使用して、DIGAの内蔵HDからの転送時間を計測


    <試験結果>

    • 高速版  43秒
    • 低速版  78秒

    転送の前処理、後処理の時間を考えると、ほぼ倍半分ですね。公称最大転送速度にほぼ比例している、と言えそうです。高速版で大体3MB/secというところでしょうか?公称最大の約15%。
    正直言って期待外れですね。

  2. Zaurusでテスト
    次はZaurusを使っての試験です。
    ただ試験方法が問題です。Zaurusの内蔵Flashとの転送試験をした場合、どっち(SDカードと内蔵Flashのいずれか)が遅いのか(律速段階)わかりません。またあまり内蔵Flashの空き容量が無いので、転送試験に使えるデータに限りがあり、計測精度を落とす可能性があります。

    そこで今回は各所で定評のあるSatoshi様のZBench v2.2を使うことにしました。ただしSatoshi様も書いておられますが、書込み時間を正確に計測することは難しいらしく、測定毎にかなりのばらつきがあります。
    3回の計測を行ったので、書込みについては最高値と最低値を書いておきます。

    <試験環境>

    試験装置
    Sharp製 SL-C760 / ROM Version 1.20JP
    試験環境
    他のすべてのAPを停止。ACアダプタ接続
    試験用ツール
    ZBench v2.2 / SD,CFのみを計測 / 5回平均モード
    試験方法
    被試験媒体2種を、SDカードスロット及びCFカードスロット(アダプタ経由)に装着して試験。かならずSDとCFの両スロットにさして試験を実施した


    <試験結果>



























    カード SDスロット CFスロット
    読込み 書込み 読込み 書込み
    高速版 12.1sec 2.2-3.1sec 12.5sec 0.7-1.4sec
    低速版 12.4sec 1.3-3.0sec 12.1sec 1.0-2.8sec


    げ、読込み遅っ!Satoshi様の本家サイトに掲載されている数字と比較すると、SanDiskの32MBytesの奴にも負ける有り様。
    気を取り直して、少し冷静に考察。


    1. 読込みに関してはちょっと遅め。高速版も低速版も差は無いと言える。
    2. 書込みについては、SDスロット遅い!アダプタ経由のCFスロットの方が実力を発揮している。CFスロットなら、ほぼ公称最大転送速度に比例する結果。

    と言えるでしょう。そうかCFの方が速いのか・・・でも我がZaurusのCFスロットはKWINS専用・・・複雑な気持ちです。


全般を通じて、ZaurusのSDカードスロットの遅さが目立ちます。新しいシリーズ(SL-3x)とかはもっと速いのでしょうか?(Zbenchサイトではあまり報告無いようです)
Zaurusで使っている限り、高速版SDカードのメリットはほとんどなし?
一方、DIGAではそれなりにデータ転送時間が短縮されているのでまあそれなりの価値は有ります。
と、Zaurusユーザーには寂しい結果・・・

最後にカードアダプタについて
CFスロットアダプタは欲しかったのですが、今までは高すぎて手が出ませんでした。でもようやく下がってきました。しかし、Panasonic製はどうも生産終了みたいですね。
また私の買ったパッケージには、対象カードが512MBまでと書いてあり、ちょっと気になりましたが今のところ問題なく1GBのカードでも動作しています。おそらくパッケージ表示を更新していないだけではないかと思います。

これでZaurusやDIGAで使わなくなった256MBのSDカードを他の用途(主にディジカメ)に転用できます。やれやれ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年12月02日 06時20分41秒
[Zaurus] カテゴリの最新記事


お気に入りブログ

第9節 神戸1-0湘南… mumumu_visselerさん

コメント新着

ice@ Re:[Vissel][blog] 終わりに当たって(12/02) お疲れさまでしたm(__)m J1に直ぐ戻らなく…

© Rakuten Group, Inc.