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テーマ:PDAの選び方(421)
カテゴリ:Zaurus
先の記事で、「ぬりかべE61→ヤナザウC3200は赤外線通信ができる」と書きました。ヤナザウ側で使っているのは標準の「赤外線受信」アプリです。
動作が確認できている(かつそれなりにニーズがある)のは、 1)テキストファイル 2)ノート 3)mp3ファイル 4)jpgファイル です。 このうち、ノートの送信が一番多用するのですが、ヤナザウC3200での受信後のファイル名の命名規則に癖(というか相性)があるようです。 まず大まかに言うと、「ぬりかべE61のノートの文字コードはユニコード。これがヤナザウ側でファイル名として使えない」というところに端を発します。 ぬりかべE61の赤外線送信は、ノートを送る時にファイル名を「本文の頭から20バイト+.txt」としているように見えます。 そしてヤナザウの赤外線受信アプリはこのファイル名を使ってファイルを保存しようとするのですが、この「20バイト」の中にユニコードの2バイト文字があるとだめみたいです。 ノートの本文の最初が2バイトコードだと、ヤナザウ側での保存ファイル名が「-1.」とおかしくなるようです。 ノートの本文の最初の20バイトがすべて半角英数だけ(例えば12345678901234567890)だと、ファイル名は 12345678901234567890.txt のようになります。 ただし20バイト中に一文字でも全角文字が混在する(例えば12345678901234あ567890)と 12345678901234 となって、全角文字直前までがファイル名になり、.txtが付きません。 また一行目にファイル名を書いておいても(例えばabc.txt)「.」が無視され、 abctxt.txt となります。(なぜかは不明) 本文最初の20バイト中に半角スペースは有っても良いみたいです。 そしてヤナザウC3200は、拡張子によって保存場所を勝手に決めます。
に入るみたいです。ということで、.txtがないと転送したファイルを探すのに(ちょっとだけ)手間取ります。 またノートを転送したテキストファイルの文字コードはユニコードなので、ZEditorなら見れるけど、他ではちょっと扱いにくいです。 転送速度面から見て、ノートの転送ぐらいが実用範囲、でしょうか? MP3やJPGではちょっとイライラします。 まあ、ぬりかべからヤナザウに転送するJPGファイルはこのブログを書くためにぬりかべのスクリーンショットを撮った時ぐらいなので、それならサイズも小さく赤外線転送でも十分実用範囲ですが。 いままで、C760→C3200移行の時のデータ転送ぐらいしか使ったことのないヤナザウC3200の赤外線通信機能ですが、これからはぐんと利用シーンが増えそうです。 課題は「ヤナザウC3200→ぬりかべE61」の転送ですね。 また暇を見ていろいろチャレンジして見ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月09日 21時03分30秒
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