|
テーマ:PDAの選び方(421)
カテゴリ:Zaurus
機密データの管理をこれまでは主にヤナザウC3200上でzsafeを使って行って来ましたが、これをぬりかべE61主体へと移行することを計画しています。それというのもこの手のデータは機密性が高いくせに参照頻度も高く、やはり常に携帯出来るぬりかべE61で管理する方が望ましい、と考えたからです。
その一方、これまでは同じデータをヤナザウC3200とC760の両方で見ることが出来たので、万が一どちらかが故障しても機密データの閲覧/編集に困ることはありませんでした。 しかしこれをぬりかべE61のみで行うのならと、バックアップ策を考える必要があります。以前の記事で書いたHandy SafeはPCとのデータ同期機能があるので、バックアップ手段はありますが、他にも選択肢を考えたいところです。 そこで考えたのが 汎用性のあるデータ形式のファイルを暗号化 という方法です。この「汎用性のあるデータ形式とは?」「どんな暗号化方式を採るか?」を検討する必要があります。 まず前者はエクセルファイルを候補としました。もちろん、プレーンテキストは汎用性がありますが、この手のデータの管理には向いていません。本当はxmlなんかで管理出来れば本当に汎用性が出るんでしょうが、今度はデータ入力のフロントエンドが必要になります。これはちょっと時間がかかりそうです。当面、目的を果たしそうなのはやはりエクセル、かと思います。それにエクセルならcsvに変換すれば、別の形式に変換するのも容易です。 次に暗号化手段ですが、ぬりかべE61はBest Crypto, ヤナザウC3200はGnuPGが候補となります。 本当はSymbian用のGnuPGがあればよいのですが、現時点で見つかっていません。 しかし少なくともGnuPGはPCでも使えますので、ヤナザウC3200←→PCのデータ相互運用は(ほぼ)完璧になるはずです。 実際の運用ですが、以下のように考えています。
ただし、2の後、3を忘れると意味がなくなります。でも忘れそう・・・それがこの運用の落とし穴です。 それと、ヤナザウC3200の場合、1~3の流れをスクリプトで組めそうなので復号~編集~暗号化の煩わしさを解消できそうですが、肝心のぬりかべE61ではそう言った手段は今のところなく、手間がかかりそうなのが難点です。 でも複数のプラットフォームで相互運用可能なパスワード管理ツールって、ないんですよねぇ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月08日 12時22分53秒
[Zaurus] カテゴリの最新記事
|
|