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主なしみの種類
1、炎症後色素沈着 炎症後色素沈着とは、皮膚の炎症・損傷後にできる色素沈着です。主に、ニキビ、アトピー性皮膚炎、虫さされ、ムダ毛処理後の毛嚢炎、ヤケド、外傷、レーザー治療によるダメージなどによるものです。皮膚が物理的な刺激を受けると、メラニン色素をたくさん作り出し、それが肌に残ってしまう状態です。 炎症性色素沈着を改善するには、ビタミンC誘導体やハイドロキノンなどの美白成分が高い効果を得られます。また、色素沈着が残った場合はレーザー治療や光治療なども有効です。
2、光線性花弁状色素斑 光線性花弁状色素斑とは、皮がめくれたり、水ぶくれが出来るような強い日焼けをした後にできやすい色素沈着です。桜の花びらが散ったような状態で現れることから、この名で呼ばれています。主に両肩から背中にかけて境界がはっきりとした褐色~黒褐色の色素沈着が花びら状に現れるのが特徴です。 メラニン色素は、チロシンというアミノ酸に酵素チロシナーゼが作用してつくられます。MIFは、紫外線を浴びた角化細胞から分泌されてメラノサイトを刺激し、メラノサイト内で酵素チロシナーゼを増やし、メラニン色素を過剰に作り出します。その結果、シミが発生します。 *MIFとは、 マクロファージ遊走阻止因子の略語。通常は皮膚細胞内に貯留されているタンパク質で、紫外線や菌感染によりすぐに細胞から分泌され、炎症を連鎖的に拡大する作用を持ち、日焼け後や菌感染、アトピー性皮膚炎、かぶれ等による炎症への関与が報告されています。 皮膚の炎症が悪化して化膿したり、皮膚の炎症の持続期間が長くなるほど、色素沈着がひどくなることがあります。部位によって色素沈着の度合いは異なり、ターンオーバーが活発な顔では色素沈着が残りにくく、それ以外では色素沈着が長引く傾向があります。 光線性花弁状色素斑の治療は、Qスイッチ・レーザーが有効です。 皮膚内部のメラニン色素を効果的に破壊することに優れているレーザー治療機器です。傷跡を残さずにメラニン色素のみを安全に治療しますので、周囲の正常な皮膚を傷つけることがありません。 3、摩擦黒皮症 摩擦黒皮症とは、繰り返し皮膚をこすったり、摩擦を与えたりすることで引き起こされる色素沈着です。通常、シミはメラニン色素が表皮層に存在するものですが、黒皮症の場合は、メラニン色素が表皮のさらに奥の真皮層にまで入り込んでしまった状態です。境界線がはっきりとせず、もやもやとした黒ずみ状態になります。 入浴時のナイロンタオルやボディブラシなどの使用によって引き起こされるケースが多いことから、「ナイロンタオル色素沈着症」と呼ばれることもあります。乾布摩擦によってタオルで皮膚を強くこすっていると色素沈着を起こすケースもあります。また、洗顔時には頬や鼻などの骨が隆起した部分は無意識に強い刺激を与えていることがあるので注意が必要です。 摩擦黒皮症の治療はメラニンが真皮層に落ち込んだ状態であるため、皮膚の深部にまで効果を得られるQスイッチレーザーが有効です。 4、脂漏性角化症 脂漏性角化症とは、淡い褐色から濃い黒褐色までの色をした盛り上がりのある色素斑をいいます。「老人性疣贅」や「老人性イボ」ともいわれます。 年齢にともなって皮膚の細胞が変化して発生する皮膚の良性腫瘍で、加齢のほかに、遺伝的要因や、紫外線による肌老化が原因だと考えられています。全身どこにでも発生する可能性がありますが、特に顔面、頭部、胸元、背中にできやすい傾向があります。 治療法としては、炭酸ガスレーザーによる治療や、液体窒素による冷凍治療などがあります。一般に炭酸ガスレーザーのほうが跡も残りにくくキレイに治ります。 炭酸ガスレーザーはほくろやいぼ、盛り上がりのあるしみに有効です。深部組織や周辺の正常な皮膚にはダメージを与えないため、メスで切除した場合よりもキズ跡が残りにくく、治りも早いのが特徴です。 ハイドロキノンは、なぜ“お肌の美白剤“と呼ばれるのでしょうか… !? ハイドロキノンの効果と副作用 ハイドロキノンは、シミやシワの原因であるメラニン色素を生成する酵素(チロシナーゼ)の働きを抑制し、メラノサイト(メラニン色素を作る細胞)の数を減少させる作用を併せ持っています。 そのため、ハイドロキノンを、治療したい肌に塗布すると、シミやシワが徐々に薄くなると共に予防する働きがあるのです。 ハイドロキノン以外の物質、つまり具体的には、ビタミンCやプラセンタ・コウジ酸なども、シミやシワ予防・美白には有効ですが、ハイドロキノンが他の有効成分と大きく異なる点は以下の通りです。 ハイドロキノン... 既に生じているシミ(←メラニン色素が皮膚に沈着したもの)を取り去る働きがあります。 ビタミンC...など メラニン色素の生成を抑制しますが、既に生じているシミに対しては大きな効果は期待できません。 日中に付ける場合は、日焼け止めクリームをお忘れなく。
私はシミのない顔でしたがある時やけどをしてしみができたことがあります。若いときでしたので花粉(ポーレンリフ)を塗ったり飲んだりして治ったことがあります。食事などにも注意しましょう。 にほんブログ村←ポチッとお願いね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.23 06:23:06
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