ブログを作る※無料・簡単アフィリ    ブログトップ | 楽天市場

ホーム
日記
プロフィール
オークション
掲示板
ブックマーク
お買い物一覧

PR


 


Freepage List

Mobile

>>ケータイに
このブログの
URLを送信!
095897 ランダム
二十億光年の孤独/谷川俊太郎… (読書・コミック)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】
本との関係記

本との関係記

<< 前へ次へ >>一覧コメントを書く

全て | カテゴリ未分類 | 国内小説感想 | 海外小説感想 | 詩集感想 | 随筆・評論・新書などの感想 | 俳句関連の本の感想 | 自作俳句 | その他 | 読み直し | 関係小説

2005/07/28 楽天プロフィール Add to Google XML

二十億光年の孤独/谷川俊太郎 最近、読んだ本を教えて!(84998)」
[ 詩集感想 ]    

 いわずと知れた谷川俊太郎第一詩集。2000年に日本図書センターというところから出た、愛蔵版詩集シリーズの一冊。原型に近い装丁がされ、解題と年譜がついている。
『かなしみ』『地球があんまり荒れる日には』『電車での素朴な演説』『二十億光年の孤独』そして大好きな『ネロ』などの有名な詩は、撰集などでもう何度も出会っている。けれど、この人の詩集を純粋に一冊読んだことはなかった。そうして読んでみて浮かび上がってきたのは、今までイメージしていた、詩を体現する巨大な体躯を持て余す、ゾウやクジラのようなものではなくて、一人の若いはにかみ屋の、駆け出しの詩人の姿だ。現在の谷川俊太郎と、これ一冊だけの谷川俊太郎とでは違うのは当たり前だけれど。今、未来永劫死とは縁のないような顔をしている老人は、生まれた時からその顔を持っていたような気がしていて。
 そんなわけで、今回一番気に入ったのは、そんな詩人の姿を写した、巻頭に置かれている三好達治の『はるかな国から――序にかへて』かもしれない。終端部の、「――げに快活に思ひあまつた嘆息に/ときに嚔を放つのだこの若者は/ああこの若者は/冬のさなかに永らく待たれたものとして/突忽とはるかな国からやつてきた」を読んでから、若き日の谷川俊太郎の詩の中に入って行くのだけれど、三好達治に引きずられたのではなく、確かに私なりに偶然に、三好達治に似た感慨を、覚えた気がする。
 そういえば今は夏だ。ネロが二回しか知らなかった夏だ。「ネロ/もうじき夏がやつてくる/しかしそれはお前のいた夏ではない/又別の夏/全く別の夏なのだ」幾つか前の夏には、セミの鳴き声の弱々しいことを気に病んだ。それが今年は騒音問題に発展するくらい、クマゼミがやかましい。セミは身体の中身ががらんどうで、栄養にならないから、鳥もあまり獲りたがらない、と子供の頃誰かから教わった気がする。誰だったかは忘れた。まさか鳥本人ではあるまい。


日本図書センター  2000年
原版は1952年、創元社から。


Last updated  2005/07/29 02:53:29 AM
コメント(2) | コメントを書く





■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
・メッセージ本文は全角で800文字までです。
・書き込みに際しては楽天ブログ規約の禁止事項や免責事項をご確認ください
・ページの設定によっては、プルダウンで「顔選択」を行っても、アイコンが表示されません。ご了承ください。


Re:二十億光年の孤独/谷川俊太郎(07/28)   くりむーぶ389さん


Re[1]:二十億光年の孤独/谷川俊太郎(07/28)   村野孝二(コチ)さん


<< 前へ次へ >>一覧コメントを書く一番上に戻る


Powered By 楽天ブログは国内最大級の無料ブログサービスです。楽天・Infoseekと連動した豊富なコンテンツや簡単アフィリエイト機能、フォトアルバムも使えます。デザインも豊富・簡単カスタマイズが可能!

Copyright (c) 1997-2012 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.