273373 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

<第三話>

ベル薔薇

ローズ青


 
祝★30周年!!

私がベル薔薇に出会ってもう20年以上も経ってしまったのですね!

最初にオスカル様にお会い致しましたのは、私が小学2年の春でございました。

新学期で新しく出来たお友達のお姉様に勧められて読み始めたのがキッカケで

ございます。当時は私幼すぎて意味の分からないシーンが多くございました。

例えば、『国王が御逝去なされた!』とか『三部会』とか??何の事かしら~?

と分からない言葉を適当に飛ばして読んでおりました。しかし、何かしら

込上げてくる様な感動がございましたわ。

今思えばフランス革命に興味を持ちましたのも、世界史が好きになりましたのも

”ベルサイユの薔薇”のお蔭であると申しましても過言ではございませんわ~♪

それでは、皆様、ベルサイユの大広間を通ってシャナリ、シャナリと参り

ましょうか~オホホホォ~♪♪♪

ベルサイユ宮殿



ほとんどの方はご存知だと思いますがこのお話は単なるマンガではなく

フランス革命を舞台にした純愛物語でございます。お衣装とか若干の時代の誤差は

ございますがほとんど完璧でございます!!で、私はどなたのファンかと申します

と勿論『オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ』でございます。

時代は1755年、フランス・オーストリア・スウェーデンの三国で生まれた3人

の人物がフランスのベルサイユで宿命的な出会いをし激動のフランス革命に巻き込

まれながらも純愛を貫いてゆくのでございます。しかし、その運命は過酷でござい

まして、王妃、マリー・アントワネットは国民の血税を浪費した罪でギロチン台の

露と消え、その愛人であったハンス・アクセル・フォン・フェルゼンは愛するアン

トワネットを救い出す事が出来ず傷心のまま自国に戻り、愛する人を処刑したのは

民衆だ!と逆恨みをし傲慢領主と化し悪政を行い民衆によって惨殺されました。

そして、オスカルはご存知の通り1789年7月14日バスティーユ監獄を襲撃の

さい銃弾を受けて死亡。(泣き、大泣き!)アンドレも勿論一緒に戦って散ってゆ

きましたわ。(きっと、天国で2人お幸せですわよねぇ?)ロザリーはベルナール

と結婚し、その後の恐怖政治時代も生き抜いておりました。ベルナールは、あのカ

ミーユ・デムーランがモデルだそうでございます。

ざっとご説明申し上げましたが、やはりご本を読んで頂きとうございますわ~♪♪

絵も素晴らしく美しくてオスカル様の凛としたその眼差しにクラクラ致しま

してよぉ~。はまりにはまってしまった私、当然宝塚のベル薔薇も観劇致して

おりますわよ。真矢みき様のオスカル絶品でございましたわ~♪当時はよく観劇に

出かけておりました。あまりにも宝塚を観に出かけるのでお友達のお母様が心配

して「あんたら、あんまり宝塚、宝塚って言うてるとお嫁に行けへんよ!」なんて

根拠の無い事を言っておられましたわ~。ご心配の甲斐も無く私達、2人とも

難無く結婚できましてよぉ~オホホホッ~♪♪♪(まぁ、何て高飛車!)

そして、あのベルサイユ宮殿にも行って参りましてよ!思わずこの場所でレビュー

の戦いの踊りを踊ってしまいそうになりましたわ~知らない方が見ましたらば、

私ってばそうとう危ない人物でございますわねぇ?

ベルサイユ宮殿は素晴らしく豪華ではございましたけれども、はっきり申し上げて

埃臭かったですわ!

そう、そう言えばベルサイユは数々の知られざる裏のお話がございましてよ!

あの時代はトイレと呼べる物がございませんで(アントワネットはオマルがあった

様ですが・・)綺麗に着飾った貴婦人達はドレスで隠すようにして用をたして

いたのでございます。あの様に膨らんでおれば十分ですわねぇ~。

ですからベルサイユはウン○だらけで臭かったらいしですわ。それに月に一度

お風呂に入ればおしゃれ!と言われる位、入浴の習慣が無かったのでございます!

民衆は勿論、国王でさえ獣の様に臭かったとか・・・(ワンコ達はいい匂いなの

に)当時、踵の高い靴が流行ったのも街の道路に落ちている汚物を踏んでも足が

汚れない様にするためだったとか。

時代は違いますがルネッサンスの功労者、イタリアの”メディチ家”の娘が

フランス王家に嫁ぐ以前は貴族も国王も皆手掴みで食事をしておりました。美しい

王女たちの手はひどく薄汚れていたそうでございます。宗教的な事から来ている

とは言え、「おフランスでございますの~」って気取ってらっしゃるのが嘘の様で

すわねぇ~。今でもフランス人はあまりお風呂には入らないそうですわよぉ~人は

見かけと違いますわねぇ~?

それから、浪費家で知られているアントワネットでございますが、アメリカ独立

戦争に加担した為に掛かった金額に比べれば微々たるものだったとか・・

(約10%位)王妃のせいばかりでは無かったのにお気の毒ですわね・・・

何だか色々判って参りますと全然ベル薔薇とはイメージが少し違いますのよねぇ~

暮らしぶりが!月一度のお風呂で「文句があるならベルサイユにいらっしゃい!」

とか言われましてもねぇ~臭くてお邪魔できませんわぁ~髪を結い上げたら何ヶ月

も洗わないので髪の中から鼠が出てきたそうですよ!信じられませんわ!彼女達の

高く結い上げられた髪は限りなく不衛生でしたのね・・・ゾッ。

ですから香水が発達したのは皆様もご存知ですわね。

う~ん、トレ・トレ・ヴォ~ン~♪♪

お話がかなりダラダラと長くなってしまいましたが(お付き合い頂きまして

ありがとうございましたm(__)m)ベルサイユの薔薇は30年間語り継がれて

参りました素晴らしい物語でございます。マンガの域を超えておりますわ。

これからも永遠に語り継がれてゆく事でしょう。

オスカル様は永遠に不滅でございましてよぉ~オホホホォ~♪♪♪

(ベルサイユ宮殿の鏡の間の写真はミユボンの撮影により少しピントがあって
 おりません&文章の乱雑をお許し頂きます様お願い申しあげます。m(__)m)
ローズピンク



HOME



 



© Rakuten Group, Inc.