|
|
|
|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
│<< 前のページへ │一覧 │
「コラボでコラム大作戦」 Part.15 by 林真未&有田リリコ
****************************** 「学校は家庭を知らない 家庭は学校を知らない」 ****************************** フツウのお母さん兼ファミリーライフエデュケーターだった私が、ガッコウの先生 になってわかったことは、学校は家庭のリアルを知らないし、家庭も学校のリアルを 全然知らないんだなあ、ということでした。 考えてみれば当たり前。両者とも、出会うときは「よそいき」の顔をしているのだ もの。 今回はちょっと真面目にこの辺を考察してみました。 親(や地域の人々)。 普段学校の日常を見る機会のない親や地域の人たちが、「よそいき」の洋服で着 飾ったガッコウの授業参観や学校公開に何回か行ったところで、学校のリアルなんか わからないように思う。 にもかかわらず、そこで見聞した断片的な記憶が、親たちの口からあらゆるところに 学校の実態として語られたり、学校評議員会の議論のリソースになったり。 先生たちの子どもへの愛情やトータルな仕事ぶりは、一日くらいでは分からないのに。 授業参観で見たことと、本質的な事実が違うことだって往々にしてあるのに。 親や地域は、自分の見た材料で、しかも印象やイメージで、学校を判断する。 しかも、多くの人が、ガッコウを愛すべき地域リソースとして好意的な目で見るよ りも、メディアに煽られて、学校を批判的にみることが正しいと信じていたりする。 そして、ガッコウは、それがわかっているからこそ、よけいに「よそいき」の服で着 飾ろうとする。 ガッコウの先生たち。 ガッコウの先生たちは「あるべき子どもの姿」にこだわるあまりに、家庭の現実まで 思いが至らない。 先生たちは情熱を持って、教育(正確には学校的教育)に邁進している。 ほんとうに。 家庭が想像しているよりずっと、ほとんどの先生が一人一人の子どもに心を砕いている。 だからこそ、 「ちゃんと朝ご飯を食べさせてきてほしい」 「学習用具はきちんと用意させてほしい」 「素直な子に育てておいてほしい」 と切望している。 タニンデアル、ジブンタチガココマデガンバッテイルンダカラ、オヤナラソノクラ イハスルベキダ。 だけど。 家庭というところは、子どもの世話だけを専門にやっているわけではない。 いろんな事情もあるだろう。 母親自身が心の病と闘っているかもしれない。 介護を抱えて、生活が多忙を極めているかもしれない。 父親だけでは経済的に厳しく、夫婦で働いているかもしれない。 特に事情がなくたって、日々の生活でやることは山ほどあるし、人間だれでもうっ かりすることはあるから、子どもの持ち物に不備があることはある。 だけど、ガッコウの先生に言われたら、ほとんどの家庭は、自分の考えや家庭の状 況をガッコウに伝えることなく、ただただ、ガッコウのリクエストに応えようとする。 だから、先生たちは、保護者会で出会う「よそいき」の顔の母親たちしか知らない。 そして、その奥にある家庭のありようには、たいてい気づかないのだ そもそも、学校の先生の専門性は、教科教育と児童管理であって、家庭支援ではな いからね。 ......だから。 言葉にすると、ベタになっちゃうけれど、結局、お互いを信じて、いろんな現状を 隠さずに話し合い、伝え続けること。それだけがこのギャップを埋める方法なのでは ないかなあ。 だって、親とか、先生とかいう前に、同じ日本語を使っているにんげん同士なんだもの。 ![]() ******************************************************************** PROFILE 林真未=カナダ・ライアソン大学認定・家庭支援職(ファミリーサポートサティフィケート) ファミリーライフエデュケーター 練馬区在住、小3、小6、中3の母。 36歳の時に、1才・4才・7才の子どもとワーカホリックな夫をかかえ、 パソコンは知らないゎ、英語は苦手だゎという瀕死の状態で、 カナダ・ライアソン大学の家庭支援職資格インターネット通信教育を始め、 家庭支援を仕事にしてしまった向こう見ずな女。 有田リリコ=イラストレーター 世田谷区在住、小4の母。 のらりくらりとやってきて、ふと気がつけば人生折り返し地点。 いままでのだらだら半生を、最近はげしく後悔している女。
「コラボでコラム大作戦」 Part.13 by 林真未&有田リリコ
****************************** 閑話休題・我が家の三姉弟 ****************************** ☆今回は肩の力を抜いて、うちの子どもたちの会話で面白かったものをお届けします。 手前味噌ですみませーん。 でも、子どもってやっぱり面白いなあ、と・・・。 ではでははじめます。 1)テレビを見ていたうちの子たちの会話 姉(平成5年生まれ)「あ、このひとたちしってるー! マイマイクラブだよね!」 私(昭和39年生まれ)(ちがうだろー、そーかー、生まれる前だから知らないんだ) 弟(平成8年生まれ)「ばーか、そんなのもしらねーのかよー」 私(お、こいつは知っているのか???) 姉「じゃあなんていうの」 弟「よねよねクラブだよ! おぼえとけ!」 私「あの、こめこめクラブ(米米CLUB)なんだけど・・・」 たとえば、君がいるだーけで〜 って、私たちが新婚のころに流行った歌だもんな。。。 結婚17年目の正月に。 昭和は遠くなりにけり 2)うちの末っ子(平成11年生まれ)のセリフ クラスのだれがもてる、もてないという話を家族でしていた時。 「でも、なんでもてる必要があるの? 好きになる人は一人なんだから、その一人に好かれれば、ほかの人に、 もてる必要はないでしょう?」 そ、そりゃそうなんだけど・・・。 後日。 その末っ子がバレンタインを1年前にもらった相手がいて、彼もホワイト デーを返し、一応両想い。 ・・・なのだが、クラスがかわってからは、朝あいさつを交わす程度だという話に なったときも。 私「それじゃあ、相手の子が君を好きじゃなくなっちゃうかもしれないジャン。 時々デートとかしないと」 末っ子「いいんだよ。どうせ、どっちにしろ大きくなったら好きな人はかわるから」 そりゃ、そうなんだけど・・・。 それは思いもかけなかった新しい考え方ですよ。 これが平成の子どもなのか・・・。 ![]() ******************************************************************** PROFILE 林真未=カナダ・ライアソン大学認定・家庭支援職(ファミリーサポートサティフィケート) ファミリーライフエデュケーター 練馬区在住、小3、小6、中3の母。 36歳の時に、1才・4才・7才の子どもとワーカホリックな夫をかかえ、 パソコンは知らないゎ、英語は苦手だゎという瀕死の状態で、 カナダ・ライアソン大学の家庭支援職資格インターネット通信教育を始め、 家庭支援を仕事にしてしまった向こう見ずな女。 有田リリコ=イラストレーター 世田谷区在住、小4の母。 のらりくらりとやってきて、ふと気がつけば人生折り返し地点。 いままでのだらだら半生を、最近はげしく後悔している女。
「コラボでコラム大作戦」 Part.12 by 林真未&有田リリコ
****************************** 「あの、しあわせだった日々…」 ****************************** 子どもが生まれたとたん、 すっきりと片付いていた部屋の中は、なんだかいろいろ散乱して。 優雅な主婦の昼さがりは消え去り、 まいにちまいにち、小さな子どもにまとわりつかれて、 この子が大きくなるなんて想像もできず、 この暮らしが永遠に続くような気がしていたあのころ。 だけど時は確実に流れて、 子どもたちは着々と大きくなって。 おむつや絵本やトーマスは、 いつの間にか部屋から姿を消した。 しつこく抱っこをせがんだあの子も、 今では、手をつなぐことさえいやがるのだ。 ざつぜんと、わさわさと、暮らしていた あの、小さい人との夢中の日々。 ただ毎日を暮らすのに精いっぱいで、 しあわせかどうかなんて、考えもしなかった。 だけど、今ならわかる。 あれは、この上もなくしあわせなじかんだった。 戻りたい。 あの、しあわせだった日々…。 ![]() ******************************************************************** PROFILE 林真未=カナダ・ライアソン大学認定・家庭支援職(ファミリーサポートサティフィケート) ファミリーライフエデュケーター 練馬区在住、小3、小6、中3の母。 36歳の時に、1才・4才・7才の子どもとワーカホリックな夫をかかえ、 パソコンは知らないゎ、英語は苦手だゎという瀕死の状態で、 カナダ・ライアソン大学の家庭支援職資格インターネット通信教育を始め、 家庭支援を仕事にしてしまった向こう見ずな女。 有田リリコ=イラストレーター 世田谷区在住、小4の母。 のらりくらりとやってきて、ふと気がつけば人生折り返し地点。 いままでのだらだら半生を、最近はげしく後悔している女。
「コラボでコラム大作戦」 Part.10 by 林真未&有田リリコ
****************************** 「こどもはおもしれえ」 ****************************** こどもはおもしれえ・その1 うちの息子(長男)が小2の時、お姉ちゃんにせがんで、プロフィール帳を一枚もらって、一生懸命書いていた。 その内容の一部。( )内は私のコメント。 Q チャームポイントは? A きんにく Q 好きなタイプは? A みずタイプ(ポケモンのことと思われる) Q 毎日かならずすることは? A おしっこ(……確かに) Q 生まれ変わったらなにになりたい? A うまれかわりたくない(……そういうこたえかたもあるのか!) こどもはおもしれえ・その2 うちの息子(次男)が3歳くらいの時のこと。 なにかで腹を立てた彼が、私にくってかかった。 「もう、なんでこんなことになっちゃったんだよ! お母さんのせいだからね!!!」 ?? ちがうぞ。私のせいじゃない。そんな濡れ衣は真っ平ごめん。そこで、 「おかあさんのせいなんかじゃないでしょ!」 すると彼は目に涙をいっぱいためてこう言った. 「じゃあ、だれのせい??? ……気のせいっ?」 こどもはさいこうにおもしれえ ある日、小学校の地区班(登校班ともいうの?) のイベントで、警察署見学に行ってきた.。 ひととおりの見学が終わり、最後に講堂に集まった時のこと。 「ではなにか質問はありますか?」(警察官) 「はい!」(小6) 「どうぞ」 「その台(壇上にある演台のこと)は裁判に使うんですか?」 「いや、、、裁判はここではしません。これは署長さんが、毎朝、訓示といって、その日の、だいじなお話をするときにつかうんです。君たちの学校でも、校長先生がお話してくれるでしょう?」 「あー、するする。つっまんねーんだよなー! 署長さんの話ももつまんないのー?」 「......」(警察の人たち) 「はい!」(もう一人の小6) タイミングよく他の少年が手をあげたのでホッとする警察官たち。 「どうぞ」 「あのー、その4文字はどういう意味なんですか?」 彼の指差した方向は、壇上正面上の壁面。そこには大きな書が飾ってあり、難しそうな4字熟語のわきに、第××代警視総監 井上某 筆とある(私もなんて書いてあるのかわからなかった)。 警察官たち、再び「.......」 こうして、毎朝訓示を聞くたび眺めている、警視総監様が書いた書の意味を、その場にいる警察官誰一人知らなかった、という事実を、小学生は、いとも簡単に暴いてしまう。 しばしの沈黙のあと、一人の警察官が一言。 「あのー、もっと簡単な質問をしてもらえますか?」 これ実話。 ![]() ******************************************************************** PROFILE 林真未=カナダ・ライアソン大学認定ファミリーライフエデュケーター 練馬区在住、小3、小6、中3の母。 36歳の時に、1才・4才・7才の子どもとワーカホリックな夫をかかえ、 パソコンは知らないゎ、英語は苦手だゎという瀕死の状態で、 カナダ・ライアソン大学の家庭支援職資格インターネット通信教育を始め、 家庭支援を仕事にしてしまった向こう見ずな女。 有田リリコ=イラストレーター 世田谷区在住、小4の母。 のらりくらりとやってきて、ふと気がつけば人生折り返し地点。 いままでのだらだら半生を、最近はげしく後悔している女。
「コラボでコラム大作戦」 Part.9 by 林真未&有田リリコ
****************************** なぜ私は「みんなと同じ」に弱いんだろう……. ****************************** うちにはエアコンがない。 自宅を新築するときに、木組みに土壁の、昔ながらの作り方をしたので、 文明の利器はそぐわない、と、やせ我慢をしてつけなかったのだ。 木と土の効果で、家の中は、マンションなどよりは涼しいけれど、 それでも盛夏はやっぱり暑い。 だから、中3の娘が文句を言う。 「友だちの家は、みんなエアコンついているのに!」 「みんなエアコンのある部屋で受験勉強しているのに、 私だけ暑いなんて不公平!」 ・・・こちとら、昭和40〜50年代に子ども時代を過ごした人間よ! 昔は、どこの家も、エアコンなんて、あまり利用していなかったはず。 あったとしても、ひとつの家に一部屋分あるかないかで、子どもたちは たいてい扇風機で過ごしておったわ。 というわけで、 「暑くて勉強ができない」 などとぬかしておると、 「なーに甘えたこと言っとんじゃー」 と、頭に血がのぼってしまう。 なんでこんな甘えた人間になったのか、 なんで「みんなと同じじゃないと」なんて贅沢を言うようになったのか、 我が娘よ……。 と、嘆いていて、ふと、思い出したことがある。 昔…….まだ彼女が小さかった頃。 初めてママの私は、確かに、いつも彼女を「みんなと同じ」にしてあげて いたのだった……。 幼稚園のみんなが体操教室に通うといえば、なんとなく一緒に申し込んだし。 仲良しの子がみんな子ども劇場に入会していたから、なんとなく仲間に 加わったし。 彼女が、「みんなと同じ」を当たり前と思う感覚は、他でもない私の子育ての 結果なのだろうか……?? 告白しよう。 あの頃も、 今も、 確かに私は、自分の子を「みんなと同じ」にしてやれないと、心がちくちく痛むのだ. クチでは、 「みんなと同じにはできません!」 「よその家がいいならよその家の子になったらいいでしょ!」 なんて決まり文句で対抗しながら、 「みんなと同じ」にしてやれない親であることを、子どもにすまなく思ってしまう。 小さい頃は、同じにしたいのは小さなことばかりだったから、「みんなと同じ」は、 割と簡単に実現できたけど、大きくなった今では、そうそう「みんなと同じ」には できない。 実際、人はその与えられた環境のなかで生き抜くしかないんだ。 途上国のストリートチルドレンを見てごらん。 日本だって、ほんの50年前には学校へ行けないこどもはたくさんいた。 今だって、見えない貧困にあえぐ人はいるだろう。 あんたなんて、 エアコンはないけど、 雨風凌げる立派な家があって、食事も洗濯も掃除もしてもらって、学校にも塾 にも行かせてもらって。 それなのになに贅沢言っているんだ! と、はらわたが煮えくり返る思いになりながら、 一方で そういえば私も、子どもの頃、親には直接言わなかったけれど、自分や自分の 家が「みんなと同じ」でないことには、人知れず心痛めていたんだよな……。 なんて思い出して、 もしかして、あの頃の私と同じ気持ちなのかな、と娘に同情してしまう。 そして結局、各部屋エアコン完備の、私の実家で勉強させるため、送り届けて やる大甘な親の私…。 数日後、我家に戻ってきた娘は明るく言った。 「なんだかエアコンのない生活に慣れちゃったから、エアコンのある部屋で やってみたら、勉強、だらけちゃったよ〜。長い間エアコンにあたっていると、 体調も悪くなっちゃうし。私、いつのまにか、暑いほうが、勉強できる身体に なっちゃったんだねー」 な、なんだよ〜 私の、あの悩める日々はなんだったのか……。 ……子どもは、親を超えていく。 ![]() ![]() ******************************************************************** PROFILE 林真未=カナダ・ライアソン大学認定ファミリーライフエデュケーター 練馬区在住、小2、小5、中2の母。 36歳の時に、1才・4才・7才の子どもとワーカホリックな夫をかかえ、 パソコンは知らないゎ、英語は苦手だゎという瀕死の状態で、 カナダ・ライアソン大学の家庭支援職資格インターネット通信教育を始め、 家庭支援を仕事にしてしまった向こう見ずな女。 有田リリコ=イラストレーター 世田谷区在住、小3の母。 のらりくらりとやってきて、ふと気がつけば人生折り返し地点。 いままでのだらだら半生を、最近はげしく後悔している女。
「コラボでコラム大作戦」 Part.8 by 林真未&有田リリコ
****************************** 「人生は流転する」 ****************************** 毎日毎日チビの世話ばかりしていると、本当に、この小さな子がいつか 小学生になるなんて、ましてや、あのでっかい中学生になるなんて、 とても信じられない。 オムツをかえてご飯を食べさせて公園に連れて行ってお風呂に入れて 寝かせてまた起きて……という暮らしが、永遠に続くような気がする。 だけど、本当にそのときはやってきて、たどたどしい歩みも、舌足らずな しゃべり方も、いつかなつかしい思い出になるのです。 私が結婚する時の条件は、なんと 「子どもを産まないこと」。 それが、なぜか今では、3人もの小中学生の母親! 私が結婚する時の理想は、じつは 「ダンナに稼いでもらって、自分は食べて飲んで寝るだけの飼い猫のような 生活をすること」。 それがなぜか、専業主婦の仮面の下で、来る日も来る日も、子どもを抱きながら 家庭支援の猛勉強を足かけ十数年。 挙句の果てに、36歳でカナダの大学の通信教育を始め、39歳でファミリーライフ エデュケーターとして、個人事業を始めていました。 そして、ファミリーライフエデュケーターの仕事が軌道に乗ってきた41歳の時、 「そういえば、小さい頃、“がっこうのせんせい”になりたかったんだっけな」 と思い出してしまい、 2年間の通信教育を開始。 今年3月、43歳で小学校1種と幼稚園2種を取りました。 そしたらたいへん!! 7月に、ある区立小学校から電話がかかってきて、採用が決定! 9月から、小学3年の担任の先生をやることになりました。 自分でも、まったく想像していなかったんですよ! こんな人生。ホントに。 こんなことを書いたのは、 「わたしってすごいでしょ」 と自慢したいわけでは決してなくて。 ただ、 いちど専業主婦になったとしても、 ちがう職業についたとしても、 21世紀の女の人生は、まだまだ思いがけなく展開することを、私の経験を披露する ことで、皆さんに知ってほしかったのです。 39歳や43歳の再出発を驚いてはいけない。 20世紀にも、こんな女性がおりました。 アメリカの人気画家、グランマ・モーゼス。 彼女は、75歳のときに絵を始め、101歳までに1600点あまりの作品を残し、アメリカ 中に愛されて、 晩年には「グランマ・モーゼスの日」まで制定されたのです! 人生は長い。そして、絶えず流転する。 果てしなく続くような気がする、子どもの世話に追われる毎日の後には、それぞれ 一人ひとりに、必ず、ちがう地平が続いている。 さあ、これからがたのしみだ。 ※ちなみに、グランマ・モーゼスの作品は、今ちょうど、新宿の損保ジャパン 東郷青児美術館で見ることができますよ。 (参考) 生きる喜び 素朴絵画の世界 アンドレ・ボーシャンとグランマ・モーゼス〜 自然を愛した画家からの、心暖まるメッセージ〜 【会 期】 2008年7月5日(土)〜8月31日(日) 【会 場】 損保ジャパン東郷青児美術館 【開館時間】 10時〜18時(金曜は20時まで) ※入館は閉館の30分前まで 月曜定休(ただし7月21日は開館) 【入 館 料】 一般1,000円、 大学・高校生600円、シルバー(65歳以上)800円 中学生以下無料 【主 催】 損保ジャパン東郷青児美術館、朝日新聞社 【お問合せ】 03-5777−8600(ハローダイヤル:美術館利用案内) ![]() ![]() ******************************************************************** PROFILE 林真未=カナダ・ライアソン大学認定ファミリーライフエデュケーター 練馬区在住、小2、小5、中2の母。 36歳の時に、1才・4才・7才の子どもとワーカホリックな夫をかかえ、 パソコンは知らないゎ、英語は苦手だゎという瀕死の状態で、 カナダ・ライアソン大学の家庭支援職資格インターネット通信教育を始め、 家庭支援を仕事にしてしまった向こう見ずな女。 有田リリコ=イラストレーター 世田谷区在住、小3の母。 のらりくらりとやってきて、ふと気がつけば人生折り返し地点。 いままでのだらだら半生を、最近はげしく後悔している女。
「コラボでコラム大作戦」 Part.7 by 林真未&有田リリコ
****************************** 「子どものフツウを知ってください」 ****************************** 私が講座で使う自作の資料に「子どものフツウを知ってください」というのが あります。そこには、月齢ごとに、とてもフツウとは思えないような子ども の発達やふるまいが羅列してあります。 ??? 「子どものフツウを知ってください」なのに、フツウじゃないことが載っている? どういうこと〜? ……とにかく、私が出会うお母さんたちは、みんな心配しているのです。 雑誌にはこう書いてあったけど当てはまらない、うまくいかない、 周りの子はみんなこうなのにウチの子だけどうして? 親や姑に「フツウはこう」といわれたけど…、 気にしていなかったのに保健所でチェックされちゃった、等々。 だけど、大人が想像するよりずっと、個人差のある育ちをするのが子どもの フツウ、ちょうどひとりひとり顔がちがうように、育ちかただってひとりひとり ちがうのが、子どものフツウなんです。 あるいは、初めてのママにしたら「こんなことで将来大丈夫なんだろうか」って 心配になるようなことも、たーくさんたくさんやるのが、子どものフツウ。 そこで、大人には「フツウじゃない」と思えることが、実は、子どものフツウ なんだよって伝えたくて、この資料を作りました。 しっかしなあ。 そもそも、「モグモグ期」「カミカミ期」「ゴックン期」とか「早寝早起き朝ご飯」 とか、「ハイハイ期」「ヨチヨチ期」とか「発達曲線」とか、今の時代は、 いろんな規範や情報がありすぎるんだよー。 現代日本においては、ファミリーライフエデュケーターの役割って、そういう 過多な情報から、お母さんたちを護ることっていう気がいつもしています。 日本の専門家の多くは、「子どものために、なるべくまともな育て方をお母さん にして欲しい、そして子どもがちゃんと育っているかチェックしたい」と思って いるような気がしないでもない。 でも、私の学んだ家庭支援では、 「親のひとりひとりには、子育てする力が充分にある」 「誰もが子どもを善く育てたいと望んでいる」 という前提に立ちます。そして、個々の親(養育者)それぞれにちがう、それを 妨げているバリヤを取り除く作業が、家庭支援なんです。 家庭支援には、ファミリーセラピー、ファミリーソーシャルワークなどいろいろ ありまして、そのなかの一つが、ファミリーライフエデュケーション、つまり 家族のための教育。 教育といっても家庭支援ですから、やはり教え込むというより取り除くイメージ。 あくまでも、「知らない」「気づいていない」というバリヤを取り除くことによって、 その親(養育者)が子育てしやすくなるのがたいせつな目的。 だから、「こうすべき」と教えられたけどできなくて、逆に子育てがつらくなった、 なんてのは、ファミリーライフエデュケーションではありません。 っと、ついつい熱く語ってしまいましたが、まあ、家庭支援とかファミリー ライフエデュケーションとか難しいこといわなくても、……そうだな、初めから 情報がなくて、5,6人育てたベテラン母さんがひとり、初心者ママのそばにいるだけ なら、みんな、こんなに子育てに悩まないんじゃないかなあ。 西洋の諺に、こういうのがあるそうな。 「時計を一つしか持ってない人は、今、何時かわかっている。 たくさん時計を持っている人は、いつも悩んでいる」 (付録) 子どもの「フツウ」を知ってください ******************************************************************** PROFILE 林真未=カナダ・ライアソン大学認定ファミリーライフエデュケーター 練馬区在住、小2、小5、中2の母。 36歳の時に、1才・4才・7才の子どもとワーカホリックな夫をかかえ、 パソコンは知らないゎ、英語は苦手だゎという瀕死の状態で、 カナダ・ライアソン大学の家庭支援職資格インターネット通信教育を始め、 家庭支援を仕事にしてしまった向こう見ずな女。 有田リリコ=イラストレーター 世田谷区在住、小3の母。 のらりくらりとやってきて、ふと気がつけば人生折り返し地点。 いままでのだらだら半生を、最近はげしく後悔している女。
「コラボでコラム大作戦」 Part.6 by 林真未&有田リリコ
****************************** こどものいるくらし自主改良シリーズ・Part1 自転車ドライブスルーを開拓する ****************************** 子どもが小さい時って、なにをするにもスラッといかない。 たかが郵便局でATMを使うだけなのに、0歳と3歳に *トイレに行かせて *上着を着せて *靴を履かせて *自転車の前後ろに乗せて *やっと出発。 で、郵便局についたらまた、0歳と3歳を *自転車の前後ろから降ろして *0歳は抱いて3歳は手を引いて *通帳をバッグから出すためにやむなく手を離した3歳が *どこかへ行ってしまわないか *いたずらをしないかを目で追いつつ *「こっちにいなさい!」と大声をだしつつ *やっと機械を操作する。 ここまで頑張ったとしても、操作しているうちに抱いている0歳がタイミング悪く泣き出して、もうこっちが泣きたくなったりして……。 独身の頃はATM操作なんて、移動の合間の他愛もない事だったのに……。 スーパーでも同じこと。子どもの好きそうなハンドルつきカートとか、子供用買物かごとか、いろんなサービスが増えたけれど、上記のような、子どもたちのお出かけの用意、自転車からの積み下ろしが軽減するわけではなく…。 私の場合は、生活クラブや生協の宅配もけっこう利用していたんだけれど、それでも毎日の暮らしの中では日用雑貨や食品の買物は不可欠。 必要に迫られて重い腰をあげスーパーへ行き*子どもたちをコントロールしながら*やっとの思いで買物を済ませ *さあ帰ろうと自転車をまたいだ瞬間、買い忘れに気づいて、またこの子らを降ろして連れて行くのか……と暗澹たる気持ちになったことも。 そんな中、ウチの近所の和菓子屋さんでの買物はありがたかった。その店は、道沿いにショーケースを置き、店内に入り込まなくても選べるスタイル。みたらし団子や手作りおにぎり、巻き物も置いているので、子育てママに大人気。 お店のおじさんは、前後に子どもを乗せたまま自転車を引く私の様子を、ショーケース越しに見ると、いつも、 「ああ、そのままでいいよ、ちょっと待っててね」 と、わざわざ店内から出てきて、買ったものを自転車の籠にしっかりといれてくれていたの! そのうち、 「手を離すとあぶないから、お財布いじってよければおじさんが自分でもらうよ」 と、自転車籠の中にある鞄から財布を取り出し、支払いまで代わってくれるように(゚o゚)。 つまり、客が自転車を乗り付けて商品を選び、それを伝えるだけで買物が済んでしまうシステムが、この店では自然発生的に出来上がってしまったのだ! 味をしめた私は、これを「自転車ドライブスルー型買物」と名付け、近所でこれができる店の開拓を開始! じっさい、昔ながらの個人商店なら、商品が奥に並んでいても、買うものが決まっていれば 「すいませーん」 と呼べば、お店の人が持ってきてくれるし、価格設定はスーパーより少し高めだけど、仲良くなると、お店の人が子どもにお菓子をくれたりするし。 そうそう、和菓子屋さんのおじさんみたいに、小銭入れさえ持っていけばそこから代金を取ってくれることも。そういや、昔は酒屋とか、お金をその場で払わなくても「ツケ」で買物できたんだよな…。 さて、この要領で、いくつか自転車ドライブスルーできる店が出来てからは、私のチビを連れてのお買物、少し楽になりました。 それに、個人商店で買物するということは、スーパーに押されて客足が遠のく商店街の活性化に、少しは寄与している気もして、妙に充実感もあるのよー。 個人商店で自転車ドライブスルー、お薦めです! *ところで、以前このコラムで取り上げた自転車3人乗り禁止が、ママたちの声で撤回されましたね。とりあえずは、よかったよかった。 ![]() ![]() ******************************************************************** PROFILE 林真未=カナダ・ライアソン大学認定ファミリーライフエデュケーター 練馬区在住、小2、小5、中2の母。 36歳の時に、1才・4才・7才の子どもとワーカホリックな夫をかかえ、 パソコンは知らないゎ、英語は苦手だゎという瀕死の状態で、 カナダ・ライアソン大学の家庭支援職資格インターネット通信教育を始め、 家庭支援を仕事にしてしまった向こう見ずな女。 有田リリコ=イラストレーター 世田谷区在住、小3の母。 のらりくらりとやってきて、ふと気がつけば人生折り返し地点。 いままでのだらだら半生を、最近はげしく後悔している女。
「コラボでコラム大作戦」 Part.5 by 林真未&有田リリコ
****************************** 「ダーリン、あいにーじゅー」 ****************************** 「父親であることを楽しもう!」というコンセプトのNPOが人気です。 そんなこといったら、もちろん母親だって、母親であること楽しみたいですよー! 佐野元春ふうに言うならば「“生活”といううすのろがいなければ」、 あるいは、「お母さんがしっかりしないと…」という世間の常套句が存在 しなければ、母親だって、楽しいことこの上ない。 だけど、子育てにはもれなく、三度のご飯の支度や部屋の掃除や、おしめの ウンコの始末や泣きやまない赤ちゃんの世話、それに加えて生活習慣や礼儀 のしつけなどなどなど、楽しくないこともてんこもりなわけで。 そういえば、「父親であることを楽しんでくれなくてもいいから、皿洗い 手伝えー」と、このコンセプトにつっこんでいたお母さんもいましたな。 たぶん、父親NPOの主張は、そういう大変な仕事をひっくるめて全体を 楽しもうということなのだと思いますが、現実には、世のお父さんたち、育児 参加といったら「おいしいとこだけもってく」人が、まだまだ多数派ですからね…。 そして多くのお母さんたちも「全くやらないよりはましだから…」とその 状態を容認しているように感じます。 トホホなパパに苦労しているお母さんたちには申し訳ないけれど、実はウチ のダーリン、父親の育児参加のパイオニア&スペシャリストです。 早朝から深夜まで働くモーレツサラリーマン(古い表現だなー(^_^;))ですが、 古く1993年から現在(2008年)まで、週末の家事育児は彼の担当。 それだけでなく普段から、ウンコのおしめ換えや、お風呂や台所の排水口の 掃除に加え、子どもが不始末をしでかした時の謝罪など、いちばんしんどい 仕事を、いつも積極的にやってくれます。 ダーリンいわく、 「そもそも子育てに参加しない父親って、俺には理解できないんだよ。 だって、赤ちゃん育てている時って、どう見たってお母さんたいへんじゃない。 愛する妻が大変なんだから、男として、できるだけの手助けをするのは当たり 前の話だと思うんだよ。子どもが可愛いとか、父親だから育児すべきだとかの 前にさ、奥さんを愛しているなら、彼女が大変なときには手伝ったり、いやな 仕事を代わりにやってあげたりするのって、普通のことだと思うんだけどなあ…」 ダーリン、あいにーじゅー。 ![]() ![]() ******************************************************************** PROFILE 林真未=カナダ・ライアソン大学認定ファミリーライフエデュケーター 練馬区在住、小2、小5、中2の母。 36歳の時に、1才・4才・7才の子どもとワーカホリックな夫をかかえ、 パソコンは知らないゎ、英語は苦手だゎという瀕死の状態で、 カナダ・ライアソン大学の家庭支援職資格インターネット通信教育を始め、 家庭支援を仕事にしてしまった向こう見ずな女。 有田リリコ=イラストレーター 世田谷区在住、小3の母。 のらりくらりとやってきて、ふと気がつけば人生折り返し地点。 いままでのだらだら半生を、最近はげしく後悔している女。
「コラボでコラム大作戦」 Part.4 by 林真未&有田リリコ
****************************** 見た目でわかったと思うなよ ****************************** @生活ウオッチャー・西本則子氏のマーケティングによると、 世田谷あたりには『3高ママ』が生息しており、活発な消費活動を 行っているそうな。 3高ママ、というのは、高学歴、高収入、高齢出産のママのこと。 自分自身もキャリアウーマンで一年間の育休暮らし。夫と合わせた 世帯年収はゆうに1000万円を超える。 そして、その財力を武器に、流行のスポットにいち早く登場し、 家事の外注、ネットスーパーにネット通販(海外含む)を賢く利用、 その他ホームパーティのケータリングサービス、産後の身体や おっぱいケアなど、快適な育休ライフ創出のためには、お金は 惜しまないのだとか。 いっぽう埼玉あたりになると世帯平均年収400万円以下で、トイレの タンクにペットボトルをいれるような節約につとめ、食料品は、 自転車の前と後ろに子どもを積んで安売りスーパー、子どもの服は 「西松屋」オンリーという母たちの世界が広がっているらしい。 お見事な母親ウオッチングに拍手と同時に、つまりそれは、お母さん 業界にも今はやりの格差社会出現っていうこと?と気づく。 あらまあ…切ない世の中になったものです。 しかしなあ…。 住んでいる場所や階層で、そう簡単にカテゴライズされてしまうと いうのは、母親の一員として、私はちょっとくやしい気がする。 ハイヒールに巻き髪、メーク完璧の『3高ママ』が、白いコットンシャツに ノーメークの『プレイパーク大好きママ』に混じって活動してますとか、 普段はつましく暮らしていても、実はアイリッシュハープ習っていますとか、 自然食やシュタイナー教育で子ども育てているけれど、夜はスナックで バイトしてますとか、そういう意外性や得体の知れなさがほしいなあ。 どうせならそんなかあちゃんになって、 「一目見ただけで、私をわかったとは思うなよ」 と、世間に向かって啖呵をきってみたい気もします…。 ![]() ![]() ******************************************************************** PROFILE 林真未=カナダ・ライアソン大学認定ファミリーライフエデュケーター 練馬区在住、小2、小5、中2の母。 36歳の時に、1才・4才・7才の子どもとワーカホリックな夫をかかえ、 パソコンは知らないゎ、英語は苦手だゎという瀕死の状態で、 カナダ・ライアソン大学の家庭支援職資格インターネット通信教育を始め、 家庭支援を仕事にしてしまった向こう見ずな女。 有田リリコ=イラストレーター 世田谷区在住、小3の母。 のらりくらりとやってきて、ふと気がつけば人生折り返し地点。 いままでのだらだら半生を、最近はげしく後悔している女。 │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||