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テーマ:映画館で観た映画(8348)
カテゴリ:映画
とても楽しく、明るい気分で劇場をあとにすることができた、リチャード・ギアの『Shall We Dance?』。 (これはサントラ盤CD) この前テレビで日本版を観たばかりだったので(このときの「勘違い」については→こちら)、ストーリーや出演者など、ついつい比較しながら観ることに。。。 おもしろく感じたのは、筋書きがほとんど同じなのに、日本版とアメリカ版ではぜ~んぜん雰囲気が違うこと。 前にカラオケでベストテンをやる番組があったけれど、あの時に感じたような感動があった。たとえばSMAPの歌をゴスペラーズが歌ったのを聞くような…。 オリジナルも好きだけど、カヴァーされたのもすごくいい♪って感じ。 私、スーザン・サランドンが大好きなので、この「奥さん」役が魅力的なのがすごくうれしかった♪ 日本版の「奥さん」は前回の日記にも書いたように^^;、あまりにも存在感が薄過ぎる感じで。。。 結局、これが日米の「奥さん」観の違いなのかもしれない。 表にしゃしゃり出ることなく、夫を立てて、控えめで、不倫を疑っても責めたりせず、パーティーに連れて行ってもらえることなんか、まずありえない。 映画製作から何年も経っているけれど、やはり日本人男性の理想の妻像なのかなぁ。 タキシードに薔薇の花一輪のリチャード・ギアと一緒に、スーザンが華やかなところへ出て行くのがちっとも不自然じゃないところが、やはり欧米文化圏のお話に生まれ変わっているしるし…かな。 以前、私の高校の同窓会で、アメリカ人と結婚した友人は、唯一カップルで出席して目立ちまくっていたし^^;。 * * * キャストの日米対決は… (全くの独断的意見によるものです^^;) 役所広司vsリチャード・ギア…「渋くて誠実で寡黙な感じの役所広司」対「ロマンチック&華やかさのリチャード・ギア」と、日米それぞれの味が出ていて、どちらも良い^-^。 (個人的には以前「全裸」を観たこともある(→こちらの日記参照^^;)リチャードに1票♪) ダンス講師の草刈民代vsジェニファー・ロペス…「美しく凛として、禁欲的。斜めに見下ろす視線がサディスティック(?)」な舞さんと「セクシーバディ&ラテンのパッション爆発!」のポリーナ…どちらもGood! でも舞さんのほうが好きかな。 ダンス仲間の渡辺えり子vsリサ・アン・ウォルター…これは何も言うこと無し!リサはえり子さんの生まれ変わりとしか言えない^^;。もう、そっくり!!! 声までえり子さんが英語で言っているみたい。 同じくダンス仲間の竹中直人vsスタンリー・トゥッチ…「キモさ」で竹中直人の勝ち!!ただし、アメリカ人に彼のおもしろさが通じるかどうかは不明…^^;。 トゥッチは、『ターミナル』の入国管理局長役(?)のイジワルな人だった。もともと顔のつくりがシリアスな感じだから、そこがおもしろいともいえるけれど、竹中直人のキモい目つき(←最高♪)はできない。 映画全体は…普通にラブコメが好きな私としては、単純にハッピー気分になれるアメリカ版が好きかな。 でも、日本版のほうが心理描写などの点では上かも。 それぞれの文化の違いが色濃く出ているので、単純な比較は難しい><!どっちも良い♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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