|
テーマ:食べ物あれこれ(49630)
カテゴリ:料理・お菓子
おまじないみたいな、この言葉。 実はイタリアで大感動した料理に勝手につけた名前^^;。 …というか、本来の発音を無視して、語呂が良いので勝手にそう呼んでいる、エビのグリルのことである。 スペルは「Scampi alla griglia」と書く。(ね、アラグリグリアでしょ?) 手元のイタリア料理の本につけられたカタカナの読み方は「スカンピ・アッラ・グリーリャ」 この料理を始めて口にしたのは、イタリアに仕事で行ったとき、オフの日に数人の同僚と日帰りでどこかに出かけた途中、昼食をとったレストランで…だったと思う。 「アラグリグリア」の美味しさがあまりに強烈で、そのときどこに行ったのか、全然覚えていない…^^;。 覚えているのは、あまりに美味しくて、エビの体の隅々まで食べつくし、手づかみで頭の中のエキスをチューチュー(?)吸い取っていたところに、シェフが登場して… 「そうやって食べるのが一番美味しいんだよね~。わっはっは!」と豪快に笑っていたこと^^;。 (やまとなでしこ軍団…といっても3~4人でしたが…「旅の恥」を掻き捨ててまいりました~。日本の皆様、申し訳ございません~!! でも、シェフは我々の食べっぷりを喜んでくれたようで。。。^^;) * * * あんなに美味しく料理するには、どうすればよいのかと思ったら… 手元の料理本(ヴェネチアのハリーズ・バーで名を馳せたという、辻調理師専門学校の先生が書かれたもの)によると… これが、極めて「カ・ン・タ・ン」な料理だった^^;。 ●作り方● 1.エビは縦半分に割り、背わたをとる。 2.エビに塩、こしょうをして、オリーブ油を刷毛で塗る。 3.エビをグリルで焼く。 4.グリルの焼き目がきれいについたら、裏を焼く。 5.器に盛り、パセリとレモンを添える。 え?。。。それだけ??? (焼き方に関して、「グリルの筋に対して斜め45度に」などという但し書きこそあれ、上記の手順で全部です~) 「塩コショウして、オリーブ油を塗って焼く。以上!」ってことでした^^;。 …つまり、美味しさの全ての責任は、「エビ」!! Scampiとは日本語で「あかざ海老(または手長エビ?)」と呼ばれているらしい、ハサミの長いエビのこと。 ↑ (ぜひクリックして、大きな画面&説明書きをご覧あれ。レシピもあり) こ、これさえ手に入れば、私にもあの味が。。。 * * * …その後、チューチュー軍団は、デンマークのコペンハーゲンなどにも出没して、笑いを呼び起こしたのでありました。。。^^; (↑さりげな~いイタリアンレストランに、夢のように美味しいアラグリグリアがあったのですよ~) * * * 今週はテスト作成などで忙しく、なかなか日記の更新ができませんでした。 今日はやっと以前すっぽかした仕事の埋め合わせ(補講です^^;)をして、PCに向かっています。 「私が見てきた国のお話」に「イタリア編」が登場したと思ったら、「詐欺」の話でストップしていたので^^;、ちょっと「美味しい」話を書いてみました。 他の国の話をまだ読んでいらっしゃらない方は、ぜひどうぞ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[料理・お菓子] カテゴリの最新記事
|